夢のマラソン

今年一番忙しい日

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この冬一番の寒さと報じられた今日、私の所属している若葉グリーンメイトは1年で最も忙しい1日だった。午前は黒山鎌北湖駅伝に参加し、午後は福岡国際マラソンを見て、夜は忘年会に出席した。

黒山鎌北湖駅伝には、昨年に続いて関連団体で5チームを編成して戦った。わがクラブが誇る精鋭を投入して臨んだ若葉グリーンメイトAは、昨年の3位に及ばず5位にとどまった。奮わなかった原因ははっきりしていて、同チームの6名中4名が11月のマラソンに出場していて、疲労を残したメンバーでオーダーを組まざるを得なかったからだ。

同チーム以外でも、今年はマラソン組が多かったこともあって、故障等による大会直前の辞退が目立った。しかし、豊富な補欠陣(?)に助けられて、5チーム(総数30名)ともメンバーをそろえることができた。このような事態が生じた場合に、昨年までなら完全なメンバー編成をすることができなかっただろう。欠場者が多かったことは大いに反省しなければならないが、無理をせずにオーダーが組めたことは、それだけ会員の層が厚くなったことで、誇ってよいと思う。

そもそもマラソンから1週間や2週間で駅伝に出場すること自体に無理があるのだが、クラブにとっては駅伝は大事なイベント。ベストを尽くすことはできないまでも、体調と相談しながらうまく強行日程とつき合うことも練習のうち、と都合のいい解釈をしている。

正午から始まった福岡国際マラソン。北京五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(エチオピア)が2時間6分10秒の大会新で初優勝した。2位だった入船敏(カネボウ)には3分以上の大差をつけた。これまでの主要な国内の大会では、日本勢は35キロ以降の優勝争いに参加させてもらえないことが多かった。今回は、ペースメーカーが抜けた30キロ以降からケベデに独走態勢を築かれしまい、世界との力の差がさらに開いたという感じがする。

このほど、日本陸連は強化委員会から長距離、マラソン、競歩を独立させ、沢木啓祐専務理事を委員長とする「長距離・ロード特別委員会」を新設する方針を発表した。強化委は高野進委員長の下で短距離、跳躍、投てき種目などを担い、二本建ての強化体制で全般的に不振だった北京五輪からの立て直しを図るのが狙いだそうである。もうすぐ箱根駅伝が始まるが、若い選手からヒーローが生まれる日が来るのを期待したい。

箱根駅伝といえば、今夕行われた忘年会には、久しぶりに顧問の青葉昌幸さん(大東文化大学教授)にご出席いただいた。青葉さんは元大東大陸上部の監督で、現在は関東学生陸上競技連盟の会長として箱根駅伝運営の指揮をとられている。先週は、東洋大学陸上部員の不祥事をめぐる箱根駅伝参加問題で多忙を極められた。同大学監督の川嶋伸次氏が責任を取って辞任するという問題にまで発展した。

それはさておき、今度の箱根駅伝は85回記念大会として、史上最多の23チームが参加する。宴会は箱根駅伝をめぐる話題で盛り上がった。青葉さんの箱根駅伝への期待は、私の期待する世界を目指すランナーの輩出とは少しちがうようだ。大学を卒業してからは、強い選手を育成できるよき指導者になってほしいということだった。大人と子どもとの差ほどの実力差のついた日本のマラソン界の現状では、まずは若い選手を育てることのできる指導者を輩出することだという視点には大いに共感できる。

(写真は、今日私が出場したチームの5区のナンバープレートとユニフォーム)
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by hasiru123 | 2008-12-07 22:14 | 駅伝
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