2010年 01月 17日
第77回埼玉県駅伝
一般男子の部(50.9km)は20チーム、市町村男子の部(41.7km)は23チーム、高校男子の部(同)は38チーム、一般・高校女子の部(22.8km)は20チームが参加した。
坂戸陸協は、2時間30分03秒で16位だった。前回の記録を1分57秒下回ったが、順位は一つ上げた。今回は2区の一部が工事のため約150m延長されたため、実質的には1分半ほど下回った計算になるだろうか。
4区以外は前回と同じメンバーで臨み、4区は初出場のUさんが担当した。1区と2区は前回をしのぐ区間タイムだったが、4区以降は前回を超えることはできなかった。
今回は、陸連登録に関する参加資格がより厳しくなったため、補欠を含めた選手選考に苦慮したが、最終的には昨年並みのレベルを維持することができた。これは、選手みなさんの頑張りに加えて、走れる環境があったからだと考えている。選手6名に対して、16名のサポート体制というのはすごいことだ。坂戸陸協会長をはじめとする役員の方々の支援を仰ぐことができたことに対し、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
ここからは、わがチームの話題から離れる。市町村男子の部と高校男子の部は10時15分のスタートに先立って、9時25分からもくせい館の玄関前で開会式が行われた。そのとき、1区を受け持つ選手のほとんどはウォーミングアップの最中で、一部のチーム関係者だけが参加していた。ただし、前回の優勝チームはトロフィーの返還があるので、選手自身が参加し、選手宣誓を行った。
本大会に限らず、開会式はどのスポーツ大会でも見られる恒例のシーンである。選手にとって、スタート前はアップや着替え等で慌ただしい時間である。選手の集合に代えて、スピーカーからのアナウンスだけにするとか、前日に行うとか(前日だと参加者は激減するだろうが)するなど、選手が走りやすくする配慮が必要ではないだろうか。競技会の主人公は自治体の幹部や大会役員ではなく、選手であるということを忘れている。このような開会式は不必要どころか、迷惑ですらある。
* 詳しくは、明日(1月18日)の読売新聞埼玉版か後日公開される埼玉県陸上競技協会のホームページでご覧ください。
(写真上)熱気がこもる1区の選手控室
(写真中)1区のスタート
(写真)レース後に行われた懇親会で報告する選手たち