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夢のマラソン

高い志に期待する -W杯サッカーの日本-

夜明けとともに朗報が届いた。サッカー日本代表がデンマークを3―1で下し、決勝トーナメントに進出した。みごとな戦いぶりだった。折からの蒸し暑さと眠気をすっかり吹き飛ばしてくれた。

戦前、日本代表への評価は、それほど高くはなかった。W杯直前の強化試合では4連敗を喫している。日本チームの不振にやきもきしたファンも多かったことだろう。失敗を恐れずに、基本を徹底していけば、必ず勝利の女神が微笑むということを示してくれた。

新聞は、本田圭佑選手と遠藤保仁選手の芸術的なフリーキック、本田選手の絶妙なアシストで3点目を奪った岡崎慎司選手を称えた。一方で、1点を許したものの、PKを止めるなどしたGK川島永嗣選手の好守備も光る。攻めと守りの絶妙のバランスが強固なチームワークを形成し、勝利に導いたといえるだろう。

私がW杯1次リーグの日本の戦いぶりを見て注目したのは、選手たちが高い志を持ち、挫折もいとわずに多くの経験をコツコツと積み上げていく姿だった。2試合目でオランダに1-0で惜敗したとき、川島選手へのインタビューが印象に残っている。「今度(決勝トーナメント)でオランダと対戦するときには負けないという手ごたえをつかんだ」。次の試合(対デンマーク戦)の次の次を見据えて戦いに臨む決意のようなものを見た気がしたからだ。

今大会は、前回準優勝のフランスと同優勝のイタリアが共に1次リーグで敗退する番狂わせがあった。これらが負の番狂わせならば、日本チームの活躍は正の番狂わせといえるかもしれない。

次の相手はパラグアイだが、これまで以上に激しい攻防になりそうだ。仮に、オランダとの再戦が実現するとすれば、それは決勝戦か3位決定戦になる。この勢いを止めることなく、さらに高い山を目指して駆け上がってほしい。
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by hasiru123 | 2010-06-27 22:45 | その他