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合宿で夏を乗り切る

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サッカーW杯が熱いバトルを繰り広げている頃、私も熱いバトル、いや練習を行ってきた。恒例の越後湯沢で行われた若葉グリーンメイト夏合宿のことである。

私にとっての今合宿のテーマは、「スタミナの回復」だ。4月上旬から練習を再開して、徐々に練習を積み上げてきたが、長い距離に対するスタミナはまったく自信がない。この時期としては涼しい当地でじっくり走り込んで、夏の練習のいいスタートを切りたい。それがねらいである。私が加わったグループでの2日通して走った距離は約62キロだった。

合宿は、切磋琢磨して走力を向上させるのに絶好の機会である。休日以外は練習時間をとりにくく、行うとしても個人練習だけになりがちな一般市民ランナーにとっては、なおさらである。合宿で、いい走りを発揮することでこれから迎える暑い季節の練習に自信をつける。そういう効果が、確かにある。「夏合宿を制するものはこの夏の練習を制する」とは私の口癖だ。ところが、ここには盲点もある。

メンバーと競い合うことによって、過度な練習になることもあるからだ。自分の目標や走力に見合った質やは量を超えないように抑えることは、所与のメニューをがんばって消化することよりも難しい。このミステークは、ビギナーよりも熟年ランナーに多く見られる。
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疲労困憊で明日からの練習に力が入らなかったり、調子を落としたりしたら、せっかくの合宿効果が半減してしまう。息の長いランニングを楽しむためには、オーバートレーニングという落とし穴に十分に気をつけたい。オーバートレーニングだったかどうかの目安は、例えば明朝に走る時間を確保できたとして、疲労回復ジョグを行う気持ちになれるかどうか、である。
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合宿に際して、準備をしてこられた幹事及び事務局に対してお礼を申し上げます。

(写真上)宿舎付近から臨む飯士山
(写真中)夕食に出たたけのこ
(写真下)朝食メニュー
by hasiru123 | 2010-07-04 21:04 | 練習