小江戸川越マラソン2010

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「小江戸川越マラソン2010」が開催されることが決まった。埼玉県川越市の川合善明市長が6月1日、11月28日に開催すると発表した。1万人規模のランナーの参加を想定している(6月2日サンケイスポーツ)。

種目は、5キロ、10キロ、ハーフマラソンで、いずれも「川越水上公園」をスタート・ゴールとする模様だ。10キロとハーフでは、蔵造りの町並み(幸町周辺)をはじめとした江戸時代の雰囲気を残す中心市街地を走り抜けるコース設定を予定している。

実は15年ほど前に「小江戸川越マラソン」が実施されたことがあったが、交通事情などにより、1回限りで終わっている。当時と比べると川越市の知名度は上がり、観光客数も大きく伸びている。首都圏を中心とする地域のランナーの多数の参加が期待できそうだ。

「小江戸川越マラソン」が復活した意義は大きい。それは、最長のハーフマラソンをフルマラソンに拡大していく絶好の機会であると考えるからだ。残念なことに、首都圏の要である埼玉県にフルマラソン大会がない。東京都には東京マラソンがあり、今年も3万人を超えるランナーが都心を埋め尽くした。一都3県でフルマラソンがないのは埼玉県だけである。

ここ数年のランニング人気と東京マラソンの影響もあって、フルマラソンの参加者数が大幅に増えた。応募者が定員を超えたために、大会主催者が抽選をおこなったり、早目に締め切ったりするなどして、出場をあきらめざるを得ないケースが多く発生している。このような中で、埼玉県の中西部でフルマラソン大会を開催する価値はけっして小さくない。

本マラソンの実施状況を見ながら、そして大会運営のノウハウを蓄積する中で、フルマラソン開催の芽を育てていけたら素晴らしいことだ。そのためには、いくつものハードルがある。コースは川越市内だけではとりきれないので、近隣の自治体との連携が欠かせない。また、幹線道路を使用するためには警察を始めとする行政の強力なバックアップが必要だ。財政面を支援してもらえるスポンサーは現れるだろうか、などなど。

そして、何よりも大切なことは大会を育てようという地元市民ランナーが強い意志と行動力があることだ。これまでも、行政や企業の都合で、簡単にやめたり縮小したり、変更したりするケースを幾度となく見てきた。行政や企業に寄りかからずに、市民ランナーが主体となれるかが試されている。

まずは、第1回目を成功させ、川越市に定着させたい。
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by hasiru123 | 2010-07-11 23:25 | マラソン  

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