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小江戸川越ファンラン

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小江戸川越マラソンを成功させようと、そのPRを目的とする「小江戸川越ファンラン」が行われることになった。東京マラソンの実現を目指して始まった「東京夢追いマラソン」の川越版で、若葉グリーンメイト会員の谷中博史さんの呼びかけによるものだ。かつて1度だけ開催された小江戸川越マラソンだが、一度で終わらせないようにとの思いが込められている。

開催概要は以下のようになっている。
■主 催/小江戸川越ファンランの集い実行委員会
■実施日/10月10日(日)  予備日10月11日(祝)
■集合・解散地/旭湯(埼玉県川越市元町1-8-6 ※市役所近く)

大会の特徴は、小江戸川越の町並みを楽しみながら歴史に触れ、ゆっくり走るマラニックだ。市民ランナーのコースガイドに先導されて、史跡・名所を巡りながらグループ単位で走る。タイムを競わず、およそ12キロのコースを2時間半かけて走るので、ジョギングを始めたばかりの人でも無理なく周ることができそうだ。

昨日、大会関係者でコースを試走した。計画では十数か所の観光スポットに立ち寄るが、大切なポイントはもらさずに、そしてわかりやすくガイドするにはどんなことに心がけたらいいか。そのための予行演習である。説明技術もさることながら、交通や観光客の妨げにならないように、しかも手際よく進行させることが重要だ。走るためのコースが設定されているわけではないので、安全管理に最大の注意を払いたい。

川越は、江戸にまつわる史跡や町並みなどが良好な状態で保存されていて、史料も比較的豊富だ。しかも首都圏にあることから、保存が進むに従って、訪れる観光客が増加した。菓子屋横丁など一度は灯が消えた産業が復活し、かつては川越の名品と謳われた川越唐桟(とうざん)を仕立てる呉服商も何軒か生まれた。「小江戸川越ファンラン」で、活気を取り戻した川越の町並みを楽しんでもらえればうれしい。

大会の内容は、以下のホームページに詳しい。
 → http://koedo-jogrun.cocolog-nifty.com/blog/

まだ間に合うので、奮ってご応募・ご参加いただきたい。なお、前日の10月9日から11月14日まで、市立川越博物館において、開館20周年記念特別展 「知恵伊豆 信綱 -松平信綱と川越藩政-」が開催される。松平信綱は川越藩主で、老中にまで上り詰めた人物である。こちらもあわせて見ると、より歴史への興味が深まるのではないだろうか。

(写真) 大沢家住宅(国指定重要文化財)
by hasiru123 | 2010-09-19 22:16 | 話題