日高かわせみマラソンに参加して

レースに出場できるということは幸せなことだ、と実感した一日だった。今日出場したこの大会は、昨年は東日本大震災の2日後にあたり、中止となった。大会のために準備したドリンク類や参加賞などは石巻市の被災地に送ったそうだ。今年は、一昨年の参加者数よりも200名ほど少なかったと聞くが、それでもこうして多くのランナーたちがスタートラインに立てたことを喜びたい。

この大会には、私は40歳代のときに10キロの部に出場したことがあって、それ以来2回目のレースである。また、個人レースとしては一昨年11月の大田原マラソン以降1年4ケ月ぶりとなる。大田原で1度だけ使用したマラソンシューズはほとんど汚れがなく、新品そのものであった。果たしてゴールまで走り抜くだけの持久力があるだろうかと、心細いスタート前だった。

スポーツ競技はもともと数値のマイナスとか減少、後退というのは評価されないのが通常である。試験やビジネスの世界でもしかりである。体力を競う長距離走は加齢の影響を直接受けるので、記録の低下は避けて通ることができない。しかしながら、この日のように多くの老若男女のランナーがこぞって大会に参加するのは、記録以外のプラスアルファを期待するものがあるからに違いない。そのプラスアルファとは何かは、人それぞれだろう。

私の結果は、数年前の10キロの記録を1分近く上回るものだった。にもかかわらず、ゴールした後の満足度は高く、今後に希望をつなぐことができたレースだったと思っている。それは、これまでの自分のレースの展開は、5キロ走だと3キロあたりが、10キロ走の場合だと7キロあたりが鬼門で、ペースが落ち込む傾向が見られた。残り500m位になると元気をとりもどして、また頑張れるのだが。競走ということを度外視すれば、イーブンペースがベストパフォーマンスを実現する近道だと考えているからだ。

ところが、今日はスタート直後はやや速かったものの、全体を通してほぼイーブンのペースで進めることができた。過去のレースの中で、思い通りのペース配分で行けたのはあまり記憶にない。自分の描いた通りに展開できたという意味では、後退ではなく進化であった。失敗の経験が多少なりともペースをコントロールすることに生かせたのかなと、思う。

加えて、年代別のクラスで優勝することができた。望外の喜びである。そして、WGMメンバーも大活躍で、合計で2名の優勝者と4名の入賞者を出した。WGMからは来週、今シーズン最後のフルマラソンに出場する選手が何名かいる。ぜひ、今年度の有終の美を飾ってほしいと期待している。

大会のホームページはここ → http://www.city.hidaka.lg.jp/6,20091,24,105.html
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by hasiru123 | 2012-03-11 19:02 | マラソン