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良いねじれ

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新河岸川桜まつりの実行委員を担当し、午後は若葉グリーンメイトの定期総会、そして夕刻は地元自治会の役員会に参加した。慌ただしい1日ではあったが、楽しくそして待ち遠しい1日でもあった。それは、遅い春のおとづれがもうすぐそこまで、というところまで来ていたからである。
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新河岸川桜まつりの開会式ころには、桜のつぼみがふくらみ、今日の開花は時間の問題と思われた。しかし、夕方になってもう一度目を凝らして木々の枝をのぞいてみたが、花びらを確認することはできなかった。
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若葉グリーンメイト総会の方は役員が改選され、フレッシュな顔ぶれとなった。議事の中で、発言をさせていただく機会をもらったので、そこで述べたことを、以下に簡単に書いてみたい。

会員が定着する中で、ここ数年新会員が加わり、より世代間の広がりは大きくなった。世の中が急激に高齢化が進行する中で、既存の集団がその影響を受けるのは自然のことである。ランニングクラブの課題も、時代の進む方向に合わせて変えていく必要がある。すなわち、学びや向上の場から世代間交流の場へ、成長のランニングからから生涯スポーツとしてのランニングへとシフトさせていくことがクラブの役目だと思う。

そこで着目したいのが、当クラブの参加者の多様性や多面性、多岐性という点だ。具体的言うと、当クラブの会員であること以外に、ランナーとしての多彩な”顔”を持っている人が多いということである。

例えば、他のランニング組織と掛け持ちをしていたり、ランナーであると同時にランナーの指導者であったり、あるときは取材される立場であってもあるときは取材する側であったり、というように、様々なランニングの領域に接点を持っているのだ。それは、ときに割り切った行動を取ることが難しくなったり、立ち位置が複雑になることもあるだろう。

何やらどこかの国会のようなねじれ現象を想起させる。しかし、ねじれ現象は悪いことばかりではない。組織を活発にさせるエネルギー源になることもあるからだ。当クラブもこのねじれで元気をもらっている。高齢化という弱みを世代間交流という強み味変えているからだ。このねじれは、大いに誇っていい。

だから、組織の壁があってもあまり難しく考えないで、自由に楽しくやりましょうと、そんな話をさせてもらった。

(写真上)もう少しで開花/新河岸川湖畔
(写真中)舟遊/氷川神社北側
(写真下)舟遊/北公民館前
by hasiru123 | 2012-04-01 23:50 | 練習