「行政との連携」そして「会員相互のコミュニケーション」

私の所属している走友会では会報を発行している。ホームページが出来るまでは年に5、6回の頻度で発行していたが、最近ではホームページや掲示板が中心で、それらに掲載された記事を中心に年に2回位特集のような形で紙でも出している。広報活動もペーパーレス化が進んだが、紙の読み物のニーズは高い。

タブロイド判のような大型サイズであっても、PDFファイルにすれば簡単にネットで読むことができる。また、記事の1本1本が独立して編集されていれば、検索も楽である。それでもなお、紙のほうが読みやすいという人は少なくない。折りたたんだり、ページをめくったりしながら、電車の中のような狭いスペースでも気軽に読むことができるからだ。

それにしても、小会の会報は息が長い。広報活動は走ることと同じで、続けてこそ価値がある。

前置きが長くなったが、私の住む町の自治会でも、今年度から広報活動に力を入れようということで、編集担当役員のお骨折りで会報を創刊する運びとなった。こちらは、伝統的な発行スタイル(紙)である。編集部から「新年度の挨拶を」との要請があり、一文を掲載させていただいた。以下、その採録である。紙面の制約がないので、若干の追記をした。

会員の皆様には自治会活動へのご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

自治会では、より多くの方々に自治会を理解していただき、積極的に参加していただきたいと考えております。その理由は、自治会が生活の中で一番身近な組織であって、私たちの生活の安心と安全を確保するための拠り所だからです。ぜひ、ご活用ください。

自治会の力を発揮するには、二つの歯車がしっかり噛み合うことが大切です。一つは「行政との連携」で、もう一つは「会員相互のコミュニケーション」です。

この二つは自治会を支える車の両輪のようなものです。このバランスを欠いてエンストしたりすることのないよう、活動を進めていきたいと思っております。

さて、私たちの町(郭町2丁目)の東側には新河岸川が流れています。この川は最近浄化が進み、とてもきれいになりました。水の浄化についてはこんな数字があります。川の水質を測る指標がこの23年間でどう変化したかについて、「新河岸川を守る会」が公表したデータによると以下のようになっていました。PHが7・3から8・2へ、BOD(酸素濃度)が5.6mg/lから2・8mg/lへ、SS(懸濁度)が1mg/lから7mg/lへ、透視度が29度から47度へと、いずれも大幅な改善がみられました。

自治会を中心とする浄化運動が奏功し、市民の川への関心も高まりました。このような動きが、河川一体となって進めば、日本の河川のごみゼロは決して夢ではありません。
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一方で、今年になって高齢者が次々と無残な死を遂げる「孤立死」が相次いでいます。これについて「いくつかの地域で住民による先進的な取り組みはなされているが、社会全体の取り組みとは成り得ていない」というある活動家の声を見つけました。そうです。今こそ自治会は「孤立死ゼロ」へ向けて、二つの歯車を噛み合わせ、日頃の見守り活動に力を注ぐ必要があります。

(写真)新河岸川で楽しむ舟遊
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by hasiru123 | 2012-07-22 20:42 | その他