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マラソンのエントリーは計画的に

今年はいつもより早めにマラソン練習を開始し、11月の大会に備えてきた。自分の弱みであるスタミナをつけるために、4月下旬から練習内容を距離と時間にウエイトをおいたランニングに切り替えた。一昨年の大田原で経験したような30キロ以降の落ち込みを、少しでも低減させたいという思いからだった。

目標は、3時間を切ること。そのための条件として、大田原は気候的にも、そしてレースのレベルや大会規模においてぴったりだったので、最初からこの大会に照準をあててきた。ところが、練習の途上で大きなミスがあった。

この大会の申し込み者が増えて、これまでよりも早く定員に達し、締め切られてしまったのである。例年締切は8月末日だったので、前回までは7月上旬に行なっているWGMの合宿を過ぎてから申し込んでも十分間に合っていた。合宿の帰りのバスの中で、会員からその話を耳にしたときは、思わず力が抜けてしまったものだ。

これまで、マラソンに出るときは申し込み状況を見ながら、あとの方からエントリーすることが多かった。というのは、マラソンは練習が進むに従って故障リスクが高くなり、これまでも直前で出場を諦めることが少なくなかったという苦い経験による。昨年も、大会3週間前に故障で断念している。だから、ある程度走れそうだという感触をつかんでから手続きをするのである。しかし、これからはそんなのんびりした行動は通用しそうにない。早めの計画、そして速やかな手続きが必要な時代になった。マラソン人口の急増で、マラソン大会の絶対数が足りなったからだ。

大田原を目指して練習計画を立て、走り込みを進めてきたので、何としても11月を外したくなかった。それに替わる他の大会はどうか。11月は、私の住んでいる首都圏でマラソン大会が多く組まれている。特に、11月最終日曜日はつくば富士山(旧河口湖日刊スポーツ)というビッグなマラソン大会があった。ただし、この日は今年で3回目を迎える小江戸川越マラソンの役員をすることが決まっていたので、それ以前の大会から選択するとなると、福知山マラソンしかなかった。

福知山は、大会規模や競技水準において大田原と共通するものがあったので、少し遠いが出場を即決した。この大会は、関西地方では篠山ABCマラソンと並んで人気のある大会で、歴史もある。コースは比較的フラットなようだったので、記録的な楽しみもあった。

しかし、残念ながら大会直前に母を亡くし、出場は叶わなかった。96歳だった。だから、来年もう一度福知山でチャレンジしようと思う。今度は、もっと早めに計画して、速やかな手続きで、安心して大会を迎えよう。
by hasiru123 | 2012-12-10 21:26 | マラソン