トラック競技への挑戦

数年ぶりの5000m走だった。6月1日(土)に東松山陸上競技場で開かれた東松山市長距離記録会のことである。

坂戸陸協から出場した2名の応援のつもりで参加したものである。エントリーしていた一般・高校男子の1組のスタートは12時40分。大会本部発表によると、正午の気温は30度まで上がっていた。まだ暑さに慣れていないため、控えめなスタートになった。中盤でペースが落ちることなく、かといって終盤伸びるでもなく、結果としてはほぼイーブンペースで走り切ることができた。

イーブンで行けたのならうまく走れたのかというと、そうではない。実は、最近はイーブンペースで走るのが一番楽なのである。ペースの変化に弱くなった、というか臆病になったと言った方が的確かもしれない。だから、どうしてもペースの上げ下げを嫌うようになってきた。レースでも、練習でも。

この日は、「大台を越えないで走る」ことが目標だったので、まずまずの結果である。「大台」の中身については、ここでは書かないが、キリのいいタイムという程度の意味である。しかし、今秋に予定しているマラソンのことを考えると、大台云々に満足していてはいけない。5000mの走力が上がれば、マラソンのラップを刻む上で、その分余裕が生まれ、後半のねばりにつながって、記録に大きく影響してくる。これは、マラソンの教科書に書かれているセオリーでもある。したがって、5000mをしっかり走ることはシリアスなランナーだけでなく、一般市民ランナーにとっても走力の確認ができるという点で、意味のあるエクササイズなのである。
c0051032_21202631.jpg

そのためには、苦手なことにもチャレンジしなくてはいけない。私にとっての苦手といえば、下りを走ること、そして近頃は上りも必ずしも得意科目とはいえなくなってきた。スピードに変化をつけて走ることも億劫である。それでも、マラソンのゴールで微笑むためには、そういった多少のつらい練習を行うことも必要だ。5000mを走って確認できたことは、こういうことだった。
c0051032_2121878.jpg

市民ランナーには、トラックの競技にはあまりなじみがないと思うが、陸協登録をしておくと、都道府県陸協などが主催する競技会に接する機会が増えて、出場すれば公認記録を取得するという楽しみもある。春から秋にかけては、トラック競技が盛んに行われている。この日の5000mのレースのように、速い組からゆっくり走る人のための組まで用意されていることが多い。トラック競技は、決して専門の競技者のためだけの大会ではない。ぜひ、練習のつもりでチャレンジしてみてはいかがだろうか。


(写真上)3組のトップ集団
(写真下)最終4組の1周目
[PR]

by hasiru123 | 2013-06-02 21:20 | マラソン  

<< 日本陸上選手権が面白くなった 80歳のアスリート >>