計画を立てる

「パブリッシュ・オア・ペリッシュ」と言う言葉がある。「論文を発表するか、消え去るか」という意味だそうである。SATAP細胞の論文騒動に触れて、海原純子さんが毎日新聞のコラムに書いていた。

研究者は論文を次々と発表していかないと評価されず、予算はカットされる。論文を世に問わない研究者は、業績を上げられないことと同義で、消え去るしかない、ということだ。研究者ならずとも、仕事に携わる者には覚えがあるだろう。よく言われる、成果主義である。

この「パブリッシュ・オア・ペリッシュ」と言う言葉。専門の競技者ではない私にも、チクリと刺激を感じる言葉である。それは、こういうことだ。

私が末席をけがしているランニングクラブのホームページに会員が近況を書き込む掲示板がある。マラソンシーズンが幕を閉じる季節になると、大会参加の記事や記録でにぎやかになる。ところが、私にはこの1年間のレースに出場できなかったため、掲示板を飾る記録がなかった。「消え去るか」とは考えないが、ちょっぴり由々しき事態である。

妙薬は一つ。成果は上げられなくても、できるだけ多くの大会に参加して、ランナーとしての存在感を示さなければ・・・。そんなプレッシャーを気持ちよく受け止めたい。

故障続きのふがいない1年だったが、最近行われたクラブや陸協の総会で恒例の計画が披露されたことに背中を押されて、自分の計画を立ててみた。今年は、夏に調子がいいことを生かして、夏のレースに挑んでみたいと思っている。比較的涼しい環境で走れる林間のマラソンはないだろうか。あるいは、陸協登録者部門がある8月の北海道マラソンはどうだろうか、と。

まだ早いかもしれないが、北海道マラソンの要項を確認しようと主催者のサイトをのぞいてみた。ところが・・・。4月7日に募集を開始し、その日のうちに定員に達し、エントリーは締め切られたことが分かった。この大会に限ったことではないが、マラソン希望者数と大会の受け入れ能力とにミスマッチが生じているようだ。

出鼻をくじかれたが、気にしないことだ。まずは、計画作りを楽しみたい。


c0051032_22203850.jpg

(写真)川越市伊佐沼で。沼の周辺には、1周約2.2キロのランニングができるコースがある。
[PR]

by hasiru123 | 2014-04-15 22:07 | マラソン  

<< 乾通りを歩く 小江戸川越春の舟遊 >>