祝言

駅伝はよく「チームプレイ」と言われる。今年の埼玉県駅伝では、そのことを改めて実感させられた。駅伝の監督にして「いまさら--」と言われるかもしれないが、偽らざる気持ちである。

その駅伝を走った選手が5月に結婚することになって、乾杯の音頭をとらせていただいた。そこでは、私の思いを3分間のスピーチにこめることにした。話した内容を思い出しながら、書いてみたい。ただし、新郎と新婦の名前は仮名とした。

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大輔君、明子さん、おめでとうございます。ご両家の皆様方にも、お祝いを申し上げます。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

大輔君は、埼玉県にある坂戸市陸上競技協会(坂戸陸協)に所属する駅伝チームの選手です。東京都に住んでいる大輔君がなぜ坂戸陸協に参加しているのかと申しますと、坂戸陸協では駅伝を強くするために、広く選手を求めていました。そんなときに、坂戸市内のマラソン大会で優勝した大輔君に出会ったのです。

早速、大輔君には「坂戸陸協や坂戸市内にある走友会に参加して、一緒に練習をし、駅伝チームを強くするために力を貸していただけないか」とお願いをしたところ、快く応じてくださいました。

大輔君には、平成23年度の埼玉県駅伝から、走る距離が長く強豪選手が集まる、いわゆるエース区間を中心に走っていただきました。しかし、昨年は故障などが響いてなかなか調子を上げることができず、苦しんでいました。お隣に列席している同陸協のコーチと相談して、今年2月の埼玉県駅伝には残念ですが補欠に回ってもらうことにしたのです。大輔君にはそのことを伝え、了解してもらいました。おそらく、大輔君の心中には複雑な思いがあっただろうと思います。

ところが、大会の数日前に、アンカー(6区)を走る予定だった選手が発熱して出場できなくなりました。そこで、急遽オーダーを変更して大輔君にアンカーを託すことにしたのです。

本番では、大輔君は後続の追撃を振り切って、ゴールイン。チームは見事入賞を果たすことができました。個人的にも、区間5位という素晴らしい成績でした。これも、大輔君が補欠の役割をよく認識し、出場に備えてしっかり調整とピーキングが図られたからだと思います。私は、このことに大変感激しました。

明子さんには、大輔君の駅伝の応援で何度かお目にかかっておりますが、これからは二人で人生とい長いうコースを走ることになります。大輔君の持ち前の粘りと明子さんの明るさで、仲の良い、幸せな家庭を築いてください。
 

新郎新婦の末永いお幸せと、ご両家並びにご臨席の皆様方のご多幸とご繁栄をお祈りいたしまして・・・。

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これからは、自身のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現する連立方程式がより複雑になろう。ランニングの計画もうまくとり込んで、来春も再び快走シーンが見られることを期待している。
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by hasiru123 | 2014-05-11 22:38 | 駅伝  

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