大会の主催者が提供するプログラム

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第5回目を迎えた小江戸川越マラソンは、今年からハーフマラソンの部が日本陸連の公認コースとなったため、名前も「小江戸川越ハーフマラソン」と改称された。私は、選手としては初めてこの大会に参加した。ハーフマラソンとしても10年振りの参加である。

これまでに走ったハーフマラソンを振り返ってみると、15キロの関門を過ぎたあたりから苦しさがやってきて、ペースを落としてしまうのが常だった。終盤のペースダウンが不安だったので、15キロまでは少し余裕のあるイーブンペースで運んで、残り約6キロをできるだけ粘る、そういうレースを心がけた。

結果としては、終盤のペースダウンはなく、むしろペースアップを図ることができた。しかし、前半のややゆったりしたペースが災いしてか、目標のタイムを大幅に下回ってしまった。

所属している若葉グリーンメイトの走友のSさんから残り1キロ弱の地点で撮っていただいた写真を見ると、相当苦しそうな表情に見える(実際は、結構楽に走っていたんですよ)。ペースが落ちなかったことを良しとしたい。

ところで、参加者に配布されるこの大会のプログラムはだいぶ厚く、編集もしっかりした作りになっている。多くの大会関係者と役員、1万人の選手の名簿になっているのだから、当然かもしれない。かかるコストと労力は相当なものだろうと思う。

また、大会はランナーの出会いの場であることから、所属先まで分かる選手名簿は走友の近況を知る貴重な情報源にもなっている。プログラムから走友を捜しだすのは応援にも役立って、楽しいものだ。

そういうメリットは認めつつも、二つの点で疑問を感じた。一つは、市民ランナーの多くは個人で走ることを楽しみとしているわけで、所属先まで紐付けして表記する必要があるのだろうかという点である。部門が年代別に設定されている大会では、年代情報もあるし、大会によっては住所地まで表記しているケースも見られる。親切を通り越しているように思えるのだが。

もう一つは、コストとの兼ね合いだ。企業からの協賛金を期待しにくくなっている昨今、紙のプログラムは思い切ってなくしてはどうだろうか。選手のほとんどはネットから申し込みを行っている。そういう人たちは大会の情報やレース結果などをネットを見て確認しているはずだ。したがって、もし名簿情報を提供するのであれば、web上の公開で十分である。企業広告は、必ずしも名簿とセットでなくても、もっと多様で効果的な発信方法があるのではないか。

受付でもらったプログラムを見ながら、そんなことを考えた。
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by hasiru123 | 2014-11-30 19:49 | マラソン