三芳野神社の木

先ごろ、川越市にある三芳野神社本殿西側の楠木2本と白樫1本を伐木した。これらの木の根が張って、近い将来社殿の構造に支障をきたす恐れがあるというのが理由だ。
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大きな常緑樹が鬱蒼と茂った境内は、夏はかなりその恩恵を受けていて、すばらしい環境を提供してくれた。

この神社は、埼玉県の有形文化財や川越市の史跡に指定されている。いま川越市では緑の募金運動を実施中で、森林の保護が叫ばれる折に「なぜ?」をいう声も聞かれた。これらの木が植えられた時期は不詳だが、当時はこのように成長して社殿を脅かす事態を想定していなかったに違いない。

社殿を大樹から守る方法として大規模な剪定を含む3つの選択肢があったが、氏子総代会では一番安全で大がかりな「伐木」という苦渋の決断をした。

また、神社の北側から東側にかけても、大きな白樫などが覆い茂っている。3代目の「初雁の杉」」と呼ばれる大きな杉も植樹されている。いずれ、これらの木にも手をつける時がやってくるかもしれない。

木を切るに先立って、1週間前に社殿で伐木祭が執り行われ、氏子たちは伐木作業の安全と変わらぬご隆盛をお祈りした。
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今年の秋からは4年間かけて社殿の改修工事が始まる。工事が完了するまでには、これらの大樹に代わる植林計画を立てて、緑を取り戻してほしいと願っている。さしあたり、建物に影響を与えない程度の大きさの梅の木がいいのではないか。公園の敷地も含めて考えていきたい。


(写真上)伐木前の境内
(写真下)伐木後の境内
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by hasiru123 | 2015-05-14 06:06 | その他  

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