自分の調子を知る

1月29日(日)に、飯能市で第15回奥むさし駅伝競走大会が開催された。冬型の気圧配置が緩んだため、この時期としては暖かい気象条件の下でのレースだった。

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私が所属している陸協からは、男子チームが一般の部に出場した。昨年よりも20位順位を上げて、前年の記録を約6分短縮した。来週出場予定の埼玉県駅伝でエントリーしている選手でオーダーを組み、そのトライアルという位置づけで臨んだ。

1区のI選手は、昨年は1500mを中心にスピードに磨きをかけてきた。当チームとしては初出場だが、この区間は4年連続での出場である。前半で周囲の速いペースに背中を押されたためか、終盤で失速したのが悔やまれる。

2区のH選手は、年末にけがで手術を受けたばかりで、リハビリの途上での出場となったにもかかわらず、無理をお願いしてしまった。しかし、その心配は杞憂に終わり、上りをしっかり走りきることができて、ほっとしている。

3区は、前年と同じM選手がタスキをつないだ。前回の区間記録を約1分半短縮する快走を見せた。高校時代の力を徐々に取り戻しつつあると感じさせた。

4区は、800mを得意とするH選手だ。昨年は生活環境が変わり、十分な練習を積めなかったが、下りのコースをうまく走り、重責を果たしてくれた。

5区は、初出場のS選手である。期待どおりの走りを見せてくれた。これからが楽しみである。

アンカーは、3000m障害をはじめとするトラックレースで力をつけつつあるY選手が9人抜きの快走を見せた。埼玉県駅伝でもこの日のような粘り強い走りを期待している。

今回のように、2週続けてレースに臨むときに大事なのは、選手自身による調子の見極めである。選手の体は生き物だから、周期的に調子が上がったり下がったりする。今どの状態にあるのか、しっかり押さえておくことが肝要だ。この日、あまりいい状態で走れなかったとしても選手の調子の上昇過程にあるとしたら、次の週は少なくとも今よりはいい状態で走れるはずである。その反対に、この日いい状態で走れた選手でも調子の下降過程にあれば、次週はその点を肝に銘じて走る必要があろう。


自分の調子と対話をしながらレースに臨む。先に「トライアル」と書いたのは、そういう意味である。


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by hasiru123 | 2017-01-30 21:19 | 駅伝  

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