広島カープ、お疲れ様でした

2017年度の広島カープは、2位の阪神との差を10ゲーム離して優勝した。開幕早々から好スタートを切り、4月中盤には早々と2位巨人に7ゲーム差をつけた。圧勝と言っていい。

それでも不安な時期はあった。最大の危機は、何といってもゴールデンウィーク後半の対阪神3連戦だったのではないだろうか。

5月4日は7回表まで4-3でリードしていたが、その裏に5点入れられて逆転負けを喫した。翌5日には、6回表まで9-1でリードしていたが、その裏に一挙7点を取られて、7回と8回にも加点され、12-9で敗れた。ここで2位につけていた阪神に並ばれた。そのダメージは大きく残り、7日には阪神の能見投手に6-0で完封負けを喫し、阪神に首位を明け渡すことになる。

応援するわが身にも、「しばらくは阪神と対戦してほしくない」という弱気が忍び寄ったものだ。2日後のヤクルト戦でも、3-2のサヨナラ負けで、4連敗。嗚呼。

しかし、今年の広島はその逆境をそこまででしのいだ。5月30日からのセ・パ交流戦では、ソフトバンクと並んでトップの成績を上げた。以後の15試合位を10勝5敗で乗り切るとともに、5月28日に首位に返り咲いた後は1度も首位を譲ることなくペナントレースを勝ち抜いた。

シーズンを通して4連敗が2回あったが、それ以上の連敗はない。それに対して、阪神には8連敗があり、巨人は13連敗があった。連敗を最小限にとどめるという守りは、結果的には最大の攻撃となることを示していよう。

ところが、その4連敗が大事なクライマックスシリーズ・ファイナルステージで出てしまった。昨日(24日)、セ・リーグのファイナルステージ第5戦でDeNAに9-3で敗れて、2年連続の日本シリーズ出場の夢は消えた。広島は初戦で1勝したあと4連敗し、アドバンテージの1勝を加えて2勝に終わった。レギュラーシーズンの広島らしさが見られず、主軸の不調に加えて投打がかみ合っていなかった。

レギュラーシーズンでは、対DeNAは12勝13敗。今季、セ・リーグで唯一負け越した相手だが、苦手意識があったのかなあ--。それとも、ペナントレースの優勝から1か月以上空いたことで、調子を落としてしまったのかもしれない・・・と、言い訳が口をついて出てしまう。

それにしても、小刻みの投手リレーなどラミネス監督の采配はあっぱれだった。ホームランを打った筒香も、次々と繰り出す投手も素晴らしい活躍だった。TBSラジオの『荒川強啓デイ・キャッチ!』で紹介された時事川柳にこんな作品があった。

<神ってる/よりも脅威の/「ラミってる」>。

「ラミってる」は新語かな。今年の流行語大賞にノミネートされてもいいくらいだ。広島を下して勝ち上がったからには、日本シリーズではもちろんDeNAを応援する。そして、広島の来年は短期決戦でも強くなって、念願の日本一になってほしい。


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by hasiru123 | 2017-10-25 21:44