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来年の箱根駅伝が楽しみだ

今年の箱根駅伝は、青学大が史上6校目の4連覇を果たした。往路では山上りの5区でトップの東洋大を激しく追い上げ、復路では山下りの6区で東洋大を逆転した。トップに立つと、続く7、8区も連続の区間賞で2位以下を大きく引き放した。往路の東洋大は1,2年生の活躍でトップをキープした。

青学大は5区の竹石が右足のけいれんのため東洋大を追いきれなかったが、6区以降は青学大の描いたとおりの展開となった。青学大と並んで優勝候補の一角とされた東海大と神奈川大は、今季活躍したスピードランナーを多く擁してはいたが、力を発揮することができなかった。

青学大の強さは、何といっても選手層の厚さにある。16名の登録選手中、13分台(5000m)または28分台(10000m)の選手が多数いる中で、実際に走れなかった選手が3名いる。同様に、登録すらされなかった選手も4名いる。主将の吉永龍聖も登録されたものの出場することはなかった。このように実績のある選手でも、調子次第で容赦なく候補から外されていく。

前回5区を走った神野大地や2区の一色恭志ような超エース級の選手は見られないものの、これだけ走力のある選手をそろえられるチームは他にはない。チーム内の競争の激しさはいかばかりかと思う。東海大にもたしかに素晴らしい記録を持っている選手は多いが、切磋琢磨の点で青学大の後塵を拝しているといえるだろう。

私の関心は、早くも来年の戦いに向いている。これからも青学大は力のある高校生が多く入学してくるだろうから、来年も優勝候補はゆるぎないだろう。また、下級生の頑張りで往路を面白くしてくれた東洋大は、戦力が大幅にアップすることが予想される。東海大や拓殖大、法政大なども今年のメンバーが多く残るし、神奈川大も戦力を立て直してくるだろう。そして、五輪のマラソンを目指す選手が輩出するのではないかという期待もある。





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by hasiru123 | 2018-01-07 18:37 | 駅伝