マラソン・駅伝の集計にExcelを活用する(2)

  マラソン上位入賞者の集計(下)

前回に作成した表を完成させます。

<最高記録の抽出>
C14セルをクリック-「=MIN(C3:C12)」を入力してOK
    または
C14セルをクリック-挿入-関数-関数名欄から「MIN」を選択-OK-関数の「引数」タブの数値1欄でC3~C12をドラッグしてOK
    または
C14セルをクリック-ツールバーの「オートSUM」のボタン(Σの右隣にある▼ボタン)から「最小値」を選択-C3~C12をドラッグしてOK
  *MIN関数:引数で指定した範囲の中で一番小さな値を求める関数
国近友昭の「2:07:52」が表示されましたか。いろいろな方法がありますので、確かめてみてください。
c0051032_12392077.jpg

      上表は、ダブルクリックして開くと見やすくなります

<基準記録>
ここでは、日本陸連が決めたアテネ五輪選考基準の1つであるクリアすべき記録「2時間9分30秒」を入力します。

<基準記録達成>
基準記録の「2時間9分30秒」をクリアできた場合には○印をつけてみます。「=IF(条件式、真の場合、偽の場合)」という書式で条件によってセルの値を切り替えるIF関数を使って、以下のように表示します。
      小島忠幸のD3セルの場合:  =IF(C3<=C$15,"○","")
すなわち、「C9セルがC15セルの値より小さかったら、○と表示、そうでなければ空白とする」という意味になります。
また、ツールバーを使う方法もあります。
D3セルをクリック-ツールバーの「関数の挿入ボタン」-「関数の挿入」タブ-「関数の分類」一覧から「論理」を選択-「関数名」一覧から「IF」を選択してOK-「関数の引数」タブで下記の情報を入力し、OK。
      論理式:C3<=C$15
      真の場合:"○"
      偽の場合:""
  *数式の中に「○」や「 」などの文字が含まれる場合には、文字の前後
   に「"」(ダブルクォーテーション)で囲むのが原則。ただし、「関数の挿入
   ボタン」を使う場合は自動的に「"」が表示されるため、省略できる。
D3セルの数式が完成したら、D3セルをD4からD12までコピーし、基準記録をクリアしているかどうかの判定結果が表示されます。

<記録のいい順に並べ替える>
A2セルからD10セルまでを範囲指定-データ-並べ替え-「優先されるキー」で「記録」を選択し「OK」。氏名欄には優勝した国近友昭をトップに、記録順に配列されます。記録および基準記録達成状況も併せてついてきます。

<順位を表示する>
ここで、No欄は「順位」と表示を変更して、順位を表示します。
A3セルをクリック-そのセル内でポインタを右下に移動して太字の「+」から細字の「+」に変化したところで、右クリックしてそのままA10までドラッグ-右クリックを離すとウィンドウが開くので「連続データ」を選択。

c0051032_1240358.jpg

            上表は、ダブルクリックして開くと見やすくなります

これで、上位10位までの結果表が完成しました。文章での説明が多くなりましたが、実際にデータを作成してみてください。

2005年の福岡国際マラソンは、12月4日(日)に行われます。国内から国近友昭(ヱスビー食品)、2000年に日本最高記録(当時)で優勝した藤田敦史(富士通)らが出場します。藤田は故障が回復して、どのような走りを見せてくれるかが楽しみです。また、一般参加選手の中から、新星が誕生してほしいという期待もあります。
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by hasiru123 | 2005-12-03 12:45 | その他