夢のマラソン

しっかり走るための栄養とは何か(3)

   食事バランス再考

「しっかり走るための栄養とは何か(1)」で、ランナーには「食事の栄養バランスが大事だ」と書いたところ、小ブログをご覧になった方からこんな反論をいただきました。「栄養バランスが大切なことはよくわかるが、そのためにはどのような食事をすればよいのでしょうか。言葉だけで、生活の中でうまく生かせないのではあまり意味がないように思うのですが・・・」

大変難しい問題で、栄養の専門家でない私が簡単に説明できるとは思えません。実のところ、理想的な栄養バランスがとれた食生活についてしっかりした解決策を提示できる医師や栄養士はいないのではないでしょうか。消化機能の個人差、そのときの心理状態、食事の雰囲気などを無視して、現在わかっている範囲での必要な栄養素についての量的なバランスであれば、詳細なデータを作ることはできると思います。しかし、そのようなバランス指標を得られたとしても、実行することにそれほど価値のあることとは思えません。

でも、専門家でない人でもできることがあります。私は次の3つを、栄養バランスの基本として挙げたいと思います。そして心がけています。1つ目は、炭水化物やたんぱく質、脂肪のそれぞれについて偏った食事をしない。同じものを続けて摂らないことです。たとえば、ラーメンを昼と夜続けるとか、たんぱく質はいつも肉ばかり、など。

2つ目は、食事は毎日朝昼晩と3回摂る。2回でも種類を多くすればいいように思えますが、多くの栄養素を摂ろうとするあまり副食を摂りすぎて、結果的にカロリー過多になりやすいのが欠点です。

3つ目は、加工度の高い食品よりも素材をすべて食べ尽くすことを心がける。例えば、鮭の場合に切り身だけでなく、頭から尻尾までを調理していろいろな部分をあますことなく食べることによって、自然に多くの栄養素を摂ることができます。素材の一部しか食べないなんてもったいない。

管理栄養士の幕内秀夫さんは「体によい食事10箇条」として、以下の10項目を挙げています。優先順位がポイントで、「大切な順番で書いた」と著書『体によい食事ダメな食事』にあります。
 ①ご飯をきちんと食べる
 ②朝食は「ご飯、みそ汁、漬物」
 ③カタカナ主食は日曜日
 ④液体でカロリーをとらない
 ⑤ご飯は未精製の穀類
 ⑥副食は季節の野菜を中心にする
 ⑦動物性食品魚介類を中心に
 ⑧砂糖、油脂類のとりすぎに注意
 ⑨できる限り、安全な食品を選ぶ
 ⑩食事はゆっくりと、よくかんで
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by hasiru123 | 2006-12-17 20:09 | その他
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