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夢のマラソン

箱根駅伝考

 2003年12月に若葉グリーンメイトの忘年会において、箱根駅伝について私見を申し上げたことがある。小会の顧問をお願いしている大東文化大学の青葉先生をお招きしていたということもあって、大変僭越な発言であることを承知の上で述べさせていただいた。現在もこの思いは変わっていないので、少しでも箱根駅伝を楽しく見るためにという視点で、改めてここにご紹介させていただく。                 

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               箱根駅伝改革試案
                                           2003年12月7日
                                       若葉グリーンメイト 森脇

 今年1年間を振り返ってみますと、充分な練習を重ねながらも本番で結果を出せなかった人、故障に泣いた人、トレーニング不足の中で最高のパフォーマンスを発揮して好成績を収めた人。様々な2003年だったと思います。私たちにとって、最大の収穫は健康を維持しつつ走り続けることができたことではないでしょうか。来年もぜひ元気に走り続けたいと思います。

 話は変わって、ここからは一駅伝ファンとしての話題提供です。

 次ページ(当日配布)は、昨年12月に発行された「箱根駅伝公式ガイドブック」(月間陸上競技1月号増刊)に掲載された、青葉先生をはじめ関東学連の役員の方々による座談会記事のコピーです。この中で、青葉先生は駅伝対策委員長として司会を務めておられます。これまで、ポイント制による選定方法や選抜チームの導入など改革内容に多くの疑問を抱いておりまたが、この座談会を読んで、ポイント制を取り入れた背景や、出場枠増大、1チーム1台の運営管理車配備などについてのご苦労がよく理解できました。歴史に残る大改革といっていいと思います。沢木先生は「今回まいた種は何年か先にぱっと花が咲く」とおっしゃっておられます。ぜひそうあってほしいと思います。

 それでも、まだ改革の余地はまだ多く残されているように思います。そこで、更なる改革試案を提案させていただきます。
①ポイントの範囲は長距離種目に限定
陸上競技あっての駅伝という基本的な考え方を重視する立場から、本選出場9校のうち下位3校にポイント制を適用するが、ポイントの適用範囲を長距離種目に限定する。現在の方法では、今後跳躍や投てき種目のポイントに後押しされて本選出場を勝ち取るケースが出てくると思うが、結果的に日本の長距離種目の足腰を弱めることにならないだろうか。
②20番目のチームは全日本インカレの長距離種目で活躍した大学から
選抜チームではモチベーションが上がらない。力のある選手でも、「なんとしてもチームのためにがんばる」という粘り強さにかけるため、力を発揮できていない。これは今年の大会を見ての感想。選手の育成という立場からすれば、一人でも多くの選手に大きな大会で単独チームで走り、力を出し切る経験を踏んでもらいたい。関東インカレではなくて全日本インカレかというと、関東の大学に優秀な選手の集中しすぎて、全日本インカレの競技自体が面白くなくなっている。長距離男子は特にその傾向が強い。箱根駅伝が突出した人気を持っていることと無関係ではないと思う。そこで、全日本インカレで優秀なで成績を収めた関東以外の大学を選考し、招待する。もちろん本選会で11位以内に入れば、翌年度のシード校となる。学生陸上をリードする関東学連は、全体のレベルアップを視野に入れた施策があってしかるべきだろう。

 とまあ、勝手なことを申し上げましたが、忘年会の席に免じてお許しください。
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by hasiru123 | 2005-02-07 08:00 | 駅伝