転ばぬ先のストック

8月最後の土曜日に日帰りで谷川岳へ行ってきました。コースは、土樽駅を基点に茂倉岳-一ノ倉岳-谷川岳-天神平経由で土合です。残暑が厳しく大量の汗をかいたため、持参した飲料では不足気味で、肩ノ小屋までもたすのがひと苦労でした。

9月に入って縦走を計画しているので、その足慣らしとして登ったものです。課題は、外反母趾を患っている左足が登山靴にうまくフィットするかどうかだったのですが、懸念していたことが起こり、途中でジョギングシューズに履き替えることに。履き替えた後は、滑らないように、そして足を踏み外さないように細心の注意を払いながら、何とか問題なく歩を進めることができました。帰ってから、早速登山用具専門店に修繕の依頼を出しました。今は、うまい具合に直ってくることを心待ちにしているところです。

谷川岳の方ですが、好天にもかかわらず土樽から茂倉岳までは出会う登山者がなく、寂しい限りでした。ところが、一ノ倉岳からオキノ耳にかけての稜線からすれ違う登山者が増え、下りの天神尾根はところどころ渋滞になるほどの込み具合。ロープウエーのおかげで、初心者でも簡単に谷川岳の頂上を踏むことができるからでしょう。

天神尾根を下りながら眼にしたのはストック(ステッキともいう)を手にした登山者たちが多かったことです。脚力の落ちた高齢者ならいざ知らず、若い人や子どもたちが使っているのを見て、少しびっくり。ストックは、下りなどでバランスをとるためや撮影時の三脚代わりに使えるなど、とても便利な道具でです。その反面、デメリットもあります。手を使うべきところでステッキに頼ったり、急斜面ではかえってじゃまになったりすることも多いのです。何より、混雑する山道では凶器になることすらあります。

「転ばぬ先のストック」ではありますが、多用しないように心がけてほしいものです。というのは、スキーの場合と同様に自分の身体の一部として使えるようにならないと、効果を発揮しないからです。特に、ダブルストックを使いこなすには、技術がいります。スキーのは下手な私が言うのも変ですが、山登りを楽しむいい友であってほしいと思います。
c0051032_6455341.jpg

     (写真)オキノ耳から望むトマノ耳
[PR]
by hasiru123 | 2007-09-02 21:45 | その他