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夢のマラソン

想像力

12月16日に行われた全国実業団女子駅伝で、渋井洋子(三井住友海上)が3区(10.0キロ)を走り、3位から1位に上げて優勝の原動力となりました。毎日新聞の報道によると、東京国際女子マラソンの失敗や直後の合宿で風邪をひくなどどん底の状態だったそうですが、「元気に走らないといけないと3日前から盛り上がってきた」とありました。同チームの昨年は、アンカー勝負で新人の大崎聖が資生堂のベテラン弘山晴美に競り負けています。先輩として、気持ちをかき立てるものがあったのでしょう。

彼女の復活を見て、オノ・ヨーコさんの言葉を思い出しました。「想像したことは実現します。だから悪い想像はしない方がよい」(12月7日のNHK「生活ほっとモーニング」に生出演して)。スタジオに設置した白い壁に1メートルほどの一本の直線を引き、「直線に見えるが直線ではなく、これは大きな宇宙という円の一部です」ということばを添えていました。「imagine」(想像すること)はオノ・ヨーコさんの芸術の支えとなっています。

オノ・ヨーコさんはさらに、白い壁向かって、「白い部屋が雲と同じスピードで動いています」と言って「飛雲」と墨書しました。自動車や飛行機のように速く移動しなくても、場が動いていることを知って、それに乗ればもっと大きなことができますよ、といっているように聞こえます。

12月8日は元ビートルズのジョン・レノンの命日。レノンの没後27年を迎え、この日からドキュメンタリー映画「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」が公開され、早速観に行ってきました。この映画は、平和主義者、戦争反対者としてのレノンの行動を活写したドキュメンタリーで、フィクションではありません。中に出てくる「WAR IS OVER IF YOU WANT IT」(戦争は終わった もしあなたが望むなら)は、1969年の12月、に世界の12都市で掲げたポスターのメッセージです。

閑話休題。オノ・ヨーコさんの書いた「飛雲」から、レースでの様々な局面においても、持てる力を発揮する上で想像力は大事なことではないかと教わった気がします。来年は、北京に向けて熱い戦いが繰り広げられる五輪イヤーです。また、私の住んでいる埼玉県では、インターハイ(高校総体)が開催される年でもあります。アスリートたちにも想像力を、と願っています。
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by hasiru123 | 2007-12-17 21:22 | その他