埼玉インターハイ(上)

    混成競技の連帯感

高校生の混成競技としては、男子が八種競技、女子が七種競技となっている。私が観戦した8月1日には、女子七種競技の2日目が行われていた。やり投げと最終種目の800mを見た。

優勝したのは神田早妃(園田学園)で、5003点。彼女は昨年の同大会で、6種目目まではトップをキープしていたが、最終種目の800mで逆転されたという悲運を味わっている。今年は、800mで岡部ソフィ満有子(山形北)に追い上げられたものの100点以上の差をつけてチャンピオンに輝いた。

混成競技をやったことのない私には想像がつかないが、2日間にわたってフィールドの異なる7種目を戦うわけで、多くのパワーとスタミナを必要とする大変過酷な競技と聞く。プログラムを開いてみると、1日目10時の100mHを皮切りに、11時10分走高跳、14時40分砲丸投、16時30分200m。そして2日目は、10時走幅跳、14時20分やり投、18時15分800m。コール、競技地点へ移動、競技、これを7回繰り返す。その間に、ウォーミングアップとクーリングダウン、休息、給食が入る。アイアンマン(ウーマン)と呼ばれるゆえんである。

七種競技の場合は、各地区を勝ち抜いた上位3名からなる計33名で競う。地区大会や前年の大会などで顔を合わせた人もいるが、大半は初めての出会いではないかと思う。33名のアスリートたちが2日間を通して競技をする中で、自然に闘志とは別の連帯意識のようなものが生まれるのは想像に難くない。

4組に分かれて行われた800mが終わり、最終組の記録が電光掲示板に表示されると同時に七種目の総合得点の結果がアナウンスされた。だれからともなく、出場した選手が一斉にゴール地点に集結してお互いの健闘を讃え合う。そして記念写真の撮影が始まった。混成競技だからこそ見られシーンだろう。男子5000m決勝が始まるまでのわずかなひとコマであった。

c0051032_21194782.jpgc0051032_21485148.jpg






(写真左) 男子200m決勝   (写真左)女子4×400mリレー予選
[PR]

by hasiru123 | 2008-08-03 21:58 | その他  

<< 埼玉インターハイ(下) 考える走者 >>