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夢のマラソン

カテゴリ:その他( 180 )

今年の10大ニュース

2015年も残すところあと5日となった。この1年のわが身を振り返り、10大ニュースを挙げてみたい。

一つ目は、12月に行われた鎌北湖・黒山駅伝で、若葉グリーンメイトから待望の女子チームを出すことができたことだ。マラソンやロードレースに参加する女子の市民ランナーは多いが、駅伝の女子チームはまだ少ない。チームの活性化と周りへの発信力につながればううれしい。

二つ目は、一昨年の11月末から右足内踝の下部を故障し、走れない期間が長引いた。今年4月中旬から自転車と併用しなが徐々に練習量を増やしながら、ようやく11月下旬からはジョグのペースを速めても痛みを感じないくらいに回復した。

三つ目は、地元のスポーツ用品企業の協力をいただいて坂戸市陸協男子選手のユニフォームを新調したことだ。思えば、これまでのユニフォームは小陸協チームが12年前に初めて埼玉県駅伝に出場したときに、当時の役員の方々から寄付をいただいて作ったものだった。

四つ目は、夏に受けた健康診断で潜血反応が出たため初めて大腸の内視鏡検査を受けたことである。胃の内視鏡検査は毎年欠かさずに受けていたが、そろそろ大腸検査をする時期かと思っていたが、異常がなかったことから、これまで通りの練習を続けている。胃腸に負担をかけない食事や生活を心がけたい。

五つ目は、秋の「第10回第九の夕べin喜多院」の撮影中に、愛用のカメラを壊してしまったことである。これを機に、今年出た高画素機に触手を伸ばしてしまった。RAW現像編集ソフトも同機の付属のものに切り替えたものの、思いのほか悪戦苦闘している。

六つ目は、埼玉県と川越市の補助金を受けて三芳野神社修理工事が開始されたことである。今後3年半かけての長丁場となるが、漆塗や彩色、飾金具(かざりかなぐ)などの修理と排水機能の修復を予定している。
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七つ目は、1月に台湾を旅行し、故宮博物館を訪ねたことである。短時間で見て理解することなど不可能なことだが、南京に設立された中央博物院が蒋介石率いる国民党中央政府の手で移された歴史への興味は尽きることがない。

八つ目は、これも初めてのことだが、弘前公園で天守を背景にした桜を見ることができた。ここは何度か訪れたことがあるが、桜を見る機会はなかった。工事のため、今後10年間は天守を望むことができないだけに、ラッキー。欲を言えば、葉桜になる前に行きたかった・・・。

九つ目は、4月から勤務先を都内の消費生活センターから県内に移したことだ。今後とも、多くの方々の助言と支援に支えらながら、精一杯努めるつもりである。

十番目は、来春に開催されるあるレースにエントリーしようか、どうしようか迷っている。決断し、RUNNETで登録できたなら、その1行を書き加えよう。ニュースにならないニュースを。

それでは皆様、よい年末年始をお過ごしください。また来年もどぞよろしくお願いいたします。 


(写真)家老の松(埼玉県川越市立第一小学校の校庭で)
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by hasiru123 | 2015-12-27 22:32 | その他

9月から10月にかけて実施された国勢調査で、オンライン調査の回収率が36.9%だった。20%を超える予想外の高さだった。このうち、スマートフォン(スマホ)から回答のあった割合は、12.8%となっていて、インターネットで回答した世帯の3世帯に1世帯は、スマホからの回答だったことになる(平成27年国勢調査におけるオンライン調査の実施状況/総務省)。

私もオンライン調査で回答してみたが、思っていた以上に記入しやすく、早く終えることができた。調査員に手渡したり、郵便ポストまで出しに行かなくて済んだ分、負担感も少なかった。

最近は、同調査を実施するごとに回収率が低下する傾向を見せていたが、今回は上昇に転じることができただろうか。かつて調査に携わっていた者として、少し気になるところである。

しかし、インターネットの普及率を考えると、オンライン調査が3分の1を超える回収率というのは不思議ではない。少し古いデータだが、総務省が行った平成26年度通信利用動向白書によると、25年末での人口普及率は82.9%で、スマホは42.4%だった。スマホの回収率はもっと高くてもよかったくらいだ。これからは、国の統計もデジタル機器やネットの後押しがないと回収率を上げられなくなるだろう。

最近、若い世代でパソコンを使えない人が増え、IT企業ですら新入社員が使えず困っているケースがある、と新聞にあった(毎日新聞10月16日)。スマホの普及や、親・学校のパソコンへの理解不足、経済的に苦しい家庭が増えていることなどが原因らしい。

「スマホだけではなく、パソコンも使えないと、グローバル競争が広がる中、社会人として生き抜くのが難しくなる」という研究者の声も載せていた。だが、本当に若者がデジタル機器を使えなくなったのだろうか。

この1年間に切り抜いた記事のスクラップを見ていたら(インターネットの時代に古いね!)、上記の懸念は払しょくされた。デジタル地図を使って原爆の被害を後世に伝えるインターネットサイト「ヒロシマ・アーカイブ」を平和学習に活かそうと、高校生と大学が協力して進めている取り組みがある。また、地図と新聞記事をタブレット端末に取り込み(無線LANの設備がないので)、現場での地理教育に取り組もうと高校教諭がGISを駆使して、修学旅行で活用する挑戦があった。

神奈川県の「高校生が教える情報モラル教育」は、情報モラルやインターネットの活用方法を学んだ高校生が講師になって中学生に教えるという取り組みだ。大阪府では、「高校生が教える!オトナのためのコミュニケーションアプリ白熱教室」で、スマートフォンの無料通話アプリなどの使い方を高校生が保護者や大人たちに教える取り組みを行っている。また、私の住んでいる埼玉県の高校でもそれに近い取り組みがある。

教えるために高校生は自発的により深く学習するとともに、中学生や大人たちと対話することで自らの意識を高める効果が期待できるとのことだ。これらは、高校生たちが学校の現場でインターネットを活用して、他の世代の人たちの生活に役立てようという取り組みの一部にすぎない。

パソコンやネットワークの進化は速い。数年後には、スマホよりさらに利便性の高いデジタル機器が登場してくるかもしれない。最低限、就職に困らない程度にパソコンに習熟することは必要だが、学生時代に上記のような現場(社会)に適用させる経験を積むことの方が、若い世代の情報リテラシーを向上させる近道のような気がする。
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by hasiru123 | 2015-11-05 07:06 | その他

収穫の秋

芋掘り大会へ行ってきた。地元の社会福祉協議会が世代間交流事業として開催したものである。

自治会の連合会が近郊の畑を借りて植えたのが、4か月前。見事に成長したサツマイモを400名を超える自治会員たちが掘り出した。以下に、そのスナップをご紹介する。

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          混雑を避けるために2部に分けて行った開会式(川越市内の保育園で)

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          畑へ移動すると、一斉に芋掘り開始

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          こんなに大きな芋がとれました!

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          私も負けないわ!

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          3人がかりでやっと掘れました
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by hasiru123 | 2015-10-25 22:52 | その他

2015川越まつり

今年の川越まつりは、10月17日(土)と18日(日)に行われた。
今回は、17日の「神幸祭」と川越市役所前の山車揃いを撮影のポイントに考えていたが、あいにく所用で県外へ行くことになり、実現できなかった。
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「神幸祭」は、氷川の神様が神輿(みこし)に乗られて川越城下の町々を巡行することで、人々はその御神徳をいただき、 幸福と町の繁栄を祈請(きせい)する、という伝統儀式だ(川越まつり公式サイトから)。本来は「例大祭」に続く10月15日に行われていが、今では川越まつりの1日目(第3土曜日)に実施されるようになった。
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昼間の見どころの一つに、「山車揃い」がある。人形や彫刻、幕の刺繍など、それぞれ違う個性をもった山車を比べながら見ることができる。
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翌日は、都内から知人の来訪で、案内を兼ねて昼間の山車の曳き回しにカメラのレンズを向けた。好天に恵まれたのはよかったが、強い日差しを受けて少し疲れたのかもしれない。午後4時過ぎには、早くも小江戸蔵里(こえどくらり)近くの割烹でビールの乾杯をすることに。撮影の活動はここでお開きとなった。


(写真上)川越市の山車 市役所前で
(写真中)鍛治町の山車 りそな銀行川越支店前で
(写真下)遠くに見えるのは岸町2丁目の山車 一番街で
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by hasiru123 | 2015-10-19 20:06 | その他

9月17日(木)に、三芳野神社の平成第2期工事に際して、第1回修理工事委員会(委員長・山田禎久宮司)が氷川会館(川越市)で開催された。会議では、10月からの外壁を塗り直すなどの改修工事案が承認された。工事は、平成30年度までの4か年をかけて実施される。

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                    (写真)参道から臨む三芳野神社の社殿

修理工事委員会は、文化財建築や文化財保護に詳しい有識者と川越市内の商工観光団体のトップの方々に役員就任をお願いして、立ち上げたものだ。三芳野神社の歴史や工事の概要については、朝日新聞を始めとする4紙1局の報道機関で取り上げていただいた。新聞の方はいずれも地方版だが、ネットでも検索することができるので、そちらをご覧いただければ幸いである。

三芳野神社は童謡「とおりゃんせ」発祥の地として広く知られるが、その歴史や行事については十分に認知されているとは言い難い。同委員会の事務局として、工事進行のお手伝いとともに神社の歴史や魅力を少しでも多くの方に知っていただけるよう情報発信に積極的に関与していくつもりである。

ここでは、記者発表の際に使わせていただいたプレスリリース(委員長名で発信したもの)を要約することで、工事の概要をご紹介したい。

 * * * * *

三芳野神社は埼玉県及び川越市の補助を受け、平成の第2期工事として4年計画で社殿の保存修理を実施することになった。漆塗や彩色、飾金具(かざりかなぐ)などの修理と排水機能の修復を予定している。

屋根は当初柿葺(こけらぶき)であったものを江戸後期に瓦葺に変え、更に大正期には銅板葺に改められた。その後、平成元年から3年かけて行った修理では、屋根葺替が実施されている。

社殿は、本殿・幣殿・拝殿からなる総漆塗りの権現造(注1)で、埼玉県内における初期の優れた権現造社殿として昭和30年に県指定文化財に指定された。

平成の第1期半解体修理では、主に木部と屋根の修理で、漆塗と彩色、飾金具の修理は次期修理として実施されなかった。そのため、漆塗や彩色、飾金具の脱落など損朽が著しい状況である。また、社殿周囲は巨木の根により石組みの排水施設に著しい不陸を生じさせている。これにより雨水の排水が機能不全となり、水はけが悪い状況になっている(注2)。

□ 工事の内容 本殿、弊殿及び拝殿の漆塗や彩色、飾金具などの修理と排水機能の修復
□ 工事の予定期間 平成27年11月~平成31年3月(現在は、工事に向けて、株式会社文化財工学研究所が設計調査を実施中。)
□ 工事業者の決定 10月下旬に入札を予定

 三芳野神社の保存修理のため、予算額のうち一部については、地元の団体及び市民の皆様や保存修理に理解のある方々からのご支援をお願いすることを考えている。また、工事の進捗等については、折に触れてプレスリリースするなどして、情報提供を積極的に行っていきたい。

 * * * * *

(注1)神社本殿形式のひとつ。一般には本殿と拝殿を相の間でつないで工字形の平面としたもの。古くは相の間が土間や石敷きであったので石の間造ともいう。平安時代に京都の北野天満宮で成立した北野独自の形式だったが、桃山時代以降豊国廟(ほうこくびょう)や東照宮などの霊廟建築に広く用いられ、その代表と目される日光東照宮に祭られる東照大権現から権現造の名で呼はれるようになった。(山川出版社「日本史広辞典」より)

(注2)巨木の根によって社殿へ影響を及ぼさないために、本年5月に社殿西側の楠2本と白樫1本を伐採した
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by hasiru123 | 2015-10-04 21:53 | その他

「父や祖父から聞かされた話では、祖父の時代までの主な取引先は近隣の酒屋や農家、卸店で、個人(消費者)を顧客とする商売ではなかった。作れば売れ、だれからも文句を言われなかった。殿様商売が通用した時代だったのでしょう」と語るのは、川越市内にある醤油店の老舗松本醤油商店の専務取締役松本勇一さんである。

もともと、実家は豪商、横田家が明和4年(1767年)から志義町(現在の仲町)で酒の取引をしていた。天保期になって、醤油蔵を使った醤油作りを手掛けるようになり、明治に入り松本家が醤油製造業を引き継いだ。

「父は祖父のやり方を見て、将来を見据え、新たな試みが必要だと感じたようです。祖父からは大反対されたそうですが――」。その意気込みが伝わったのだろうか。松本さんは醤油店の老舗に次から次へと新しい取り組みを試みている。

今年の5月に、即席麺の「小江戸前川越中華そば」が発売された。1箱(2人前)千百円(消費税別)の高級ラーメンである。松本醤油商店と乾物専門店の老舗である轟屋(同市連雀町)、そして食品会社の岩崎食品工業(蓮田市)とが共同開発して商品化にこぎつけたものだ。
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醤油の提供を松本醤油商店が、だし作りを轟屋が、そして乾麺を岩崎食品工業が担当した。スープは、希少価値の高いぶり節やのど黒煮干などの和だし15種類を使っただしパックを約10分間煮出して作った。

「子供からお年寄りまで日常食べるもので、自宅でだしを使ってもらうにはどんな商品があるか」という視点から、思い至ったのがラーメンだった。「何とか当社の醤油と風味を生かしたい」と。私もいただいてみたが、スープに海産物を使っただしのうま味が詰まっていて、特徴ある味わいに仕上がっている。食事としてだけでなく、晩酌の友としても相性がよさそうだ。

流通チャネルは、同店を始め、轟屋、蔵里(くらり・川越市産業観光館)などの店舗のほか、ネット通販のアマゾンなどに限られている。百貨店やスーパーなどに広げることは今のところ考えていないとのことだ。「最近、どこの観光地も店舗や商品に違いが見られなくなった。川越らしさを伝えたい」という松本さんのコンセプトが、このチャネル戦略からもうかがうことができる。

松本さんは、地域の事業者とのコラボレーション(企業間協力)を大切にしている。中華そば以外にも、醤油もろみを使った「もろみ漬」や醤油の風味を生かした「甘露醤油飴」などを商品化してきた。また、「ご近所コラボ」と称して、ゴーヤの漬物を手掛けたり、石巻市の水産加工業者と缶詰の「鯨の大和煮」を共同開発したりして東北復興支援企画にも携わっている。

「戦後の人口増と高度経済成長で大手の醤油メーカーが大量生産を進める中、うちは少量でも高品質の醤油を生産し、販売する方向へ舵を切った。その後、食生活の変化に伴って醤油の消費量が減少したが、その方向は間違っていなかった」。

今後も、伝統を生かしながら、地域に根ざした特色ある商品作りに期待したい。

以上は、私が所属しているNACS東日本支部埼玉分科会の定例会に松本さんをお招きして、「川越中華そばの開発経緯とコンセプトについて」と題して語っていただき、知ったことである。
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(写真上)今年発売された「小江戸前川越中華そば」
(写真下)定例会での松本専務の講演
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by hasiru123 | 2015-08-29 16:23 | その他

因数分解

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中学校の社会科の授業では、弥生時代の倭の国の王が後漢(今の中国)に朝貢(ちょうけん)することを解説していた。1学期もそろそろ終わるこの時期に、なぜ弥生時代なのかなと思った。4月に原始時代から始めたとすると、今ごろは鎌倉時代あたりに差し掛かっていてもいいのではないか。3年間通っていた地元の中学校での授業参観とそのあとの懇話会のことである。

あとで、校長先生はやさしく説明してくださった。1年生から2年生にかけては歴史的分野と地理的分野を並行して学習し、3年生の1学期途中から公民的分野に移るのだそうだ。だから、時代の流れには必ずしもとらわれないと。

1年生の国語の授業では、最近の新聞記事を使ってプレゼンテーションのやり方を教えていた。なでしこジャパンの決勝戦を題材に、複数の新聞記事を読みくらべ、わかりやすく伝えるためにはどんな工夫が必要か、先生は生徒たちに問いかけた。私が受けた文学作品中心の授業では考えられないテーマだ。

英語の授業では、簡単なダイアログを暗記して、指名された二人の生徒が対面でやり取りする練習をしたりしていた。英語というと文法を暗記したり、教科書のテキストを読んだりすることが多かったので(古いね)、大きな変化だ。

授業を見ていて意外な気づきを発見したのは、3年生の数学だった。黒板にあるのは、連立方程式の解を求めるために展開された因数分解の式である。まとまりのある式をバラバラに分解した上で別のまとまりに再構成し、答えを導き出す。板書された式を食い入るように見ながらふと思ったのは、「このロジック、どこかで見た覚えがあるぞ」ということだった。そう、日常生活で迷路に入ったときに何気なくというか、苦し紛れに使っている手法とよく似ているのだ。「押してもダメなら引いてみな」という、あれである。

因数分解は、見えないものをクローズアップして試行錯誤することと同じで、今どきのことばで言うと、「見える化」を図ることだということに遅まきながら気がついたのである。ただし、現実の生活では解が出せなかったり、なかったりするほうが多いかもしれないが・・・。

(写真)わが家に咲いた紫陽花
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by hasiru123 | 2015-07-13 18:21 | その他

三芳野神社の木

先ごろ、川越市にある三芳野神社本殿西側の楠木2本と白樫1本を伐木した。これらの木の根が張って、近い将来社殿の構造に支障をきたす恐れがあるというのが理由だ。
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大きな常緑樹が鬱蒼と茂った境内は、夏はかなりその恩恵を受けていて、すばらしい環境を提供してくれた。

この神社は、埼玉県の有形文化財や川越市の史跡に指定されている。いま川越市では緑の募金運動を実施中で、森林の保護が叫ばれる折に「なぜ?」をいう声も聞かれた。これらの木が植えられた時期は不詳だが、当時はこのように成長して社殿を脅かす事態を想定していなかったに違いない。

社殿を大樹から守る方法として大規模な剪定を含む3つの選択肢があったが、氏子総代会では一番安全で大がかりな「伐木」という苦渋の決断をした。

また、神社の北側から東側にかけても、大きな白樫などが覆い茂っている。3代目の「初雁の杉」」と呼ばれる大きな杉も植樹されている。いずれ、これらの木にも手をつける時がやってくるかもしれない。

木を切るに先立って、1週間前に社殿で伐木祭が執り行われ、氏子たちは伐木作業の安全と変わらぬご隆盛をお祈りした。
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今年の秋からは4年間かけて社殿の改修工事が始まる。工事が完了するまでには、これらの大樹に代わる植林計画を立てて、緑を取り戻してほしいと願っている。さしあたり、建物に影響を与えない程度の大きさの梅の木がいいのではないか。公園の敷地も含めて考えていきたい。


(写真上)伐木前の境内
(写真下)伐木後の境内
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by hasiru123 | 2015-05-14 06:06 | その他

弘前公園10本勝負

吉野山こぞのしをりの道かへてまだ見ぬかたの花を尋ねむ(西行「新古今集」)

歌意は「去年枝折(しおり)をして道しるべをつけておいた道とは道を変えて、まだ見ていない方面の花をたずね入ろう」である。いま私たちがよく見る染井吉野とはちがって、この時代の山桜の表情は多種多様であっただろう。去年とはちがう桜を目指す気迫に満ちているのは、怖いくらいだ。

私も西行の気持ちに押されて、山桜ではないがまだ見ぬ弘前城の桜を見に行ってきた。そして、弘前に向かわせた理由はもう一つある。

弘前城は、本丸東面の石垣修理工事に伴い、天守を約70m本丸の内側へと曳屋する工事を予定している。工事には約10年間を要し、曳屋した天守を元の位置に戻すまでにも5年以上かかると見込まれている。したがって、しばらくは天守を背景にした桜を見ることができない。

私が訪れた4月の終わりは、通常であれば満開の時期だが、今年はすでに八部散りの状況だった。散った後の桜もそれなりに撮れるのではないか、いや撮らなければいけないと言い聞かせつつ、ライトアップされた公園を歩いた。

薄い紫色をつけた花よりも葉の緑の方が優勢だった。明朝の花はどんな色をつけてくれるか、待つことにした。

この時期、満開を過ぎてからが見ごろとなるのは、弘前中央高校近くの堀に浮かぶ花筏だった。まるるでピンク色の絨毯(じゅうたん) が敷いてあるように見えることからこの名前がつけられたそうだ。ただし、敷き詰められた花びらが新しくないためか、淡いピンク色になっていた。咲いている桜との競演とならなかったのは残念である。

今回の弘前公園で見ごたえのあったのは、まだいっぱいに花を咲かせている枝垂桜である。石垣の上に咲いていた白い花は特に印象に残っている。このほかにも、正徳5年の霞桜や日本最古の染井吉野、日本最大幹周の染井吉野(写真下参照)など、多くの桜の木がある。季節を変えてたずねてみたい。

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          早朝の弘前城

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          ライトアップされた弘前城

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          枝垂桜

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          枝垂桜

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          枝垂桜

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          天守閣から望む岩木山

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          夜の桜道

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          日本一太い染井吉野

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          横たわる桜の木

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          弘前中央高校付近の花筏
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by hasiru123 | 2015-05-04 19:28 | その他

とおりゃんせの唄

梅の満開が過ぎて、桜のつぼみが膨らみ始めた。そんな3月の半ばに、三芳野神社の境内で、懐かしい声を聞いた。おりゃんせの唄を歌いながら遊ぶ子供たちがいたのだ。この神社は「とおりゃんせの細道」と呼ばれる参道があることで知られている。

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ちょうどその時は「遠くへ行きたい」というテレビ番組の取材があって、地元の小学生たちの協力で落語家の春風亭昇汰さんいっしょに遊ぶ光景を撮っていたのである。残念ながら、現在の子供たちが神社の境内でわらべ唄を歌って遊ぶことは、めったに見られなくなった。その意味では、貴重な映像といえるだろう。


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この番組は、下記の放送が予定されている。

番組名  遠くへ行きたい
タイトル  -埼玉県川越市・行田市-「春風に誘われて!城とレトロ(仮)」
出演者  春風亭昇汰
放送日時  平成27年4月19日(日)朝6時30分~7時(NTV)
制作  テレビマンユニオン

ぜひご覧ください。


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by hasiru123 | 2015-03-22 21:22 | その他