カテゴリ:マラソン( 88 )

 

世界陸上の男女マラソンを観て

男子は、佐藤敦之が終盤追い上げて6位に食い込んだ。北京五輪では最下位の屈辱を味わったが、まずは入賞という目標を達成したことを喜びたい。女子は、尾崎好美が最後までトップ争いを繰り広げ、銀メダルを獲得した。また、加納由理が7位に入り、大会を盛り上げた。

二人の活躍で、日本の女子マラソンの層の厚さを示したことは間違いないが、手放しでは喜べない。というのは、参加選手中もっとも速い記録をもつ渋井陽子が左足甲の故障で出場を辞退し、赤羽有紀子は出場はしたもののやはり直前の故障で本来の力を発揮できなかったからだ。北京に続く故障の連鎖を引きずっているところが気にかかる。

さて、本大会の男女マラソンをテレビ観戦して思うところを書いてみたい。

ワンフレーズでまとめると、「スピード化の男子と実力接近の女子」といえそうだ。男子は、北京五輪と同様にハイペースで展開し、日本勢は15K過ぎに先頭集団から離れた。20Kではトップ集団がすでに7人に絞られている。以下に、5Kごとの先頭集団の人数を示した。これは、中継されたテレビの映像から私がカウントしたもので、前半の大集団は正確に人数を把握できていないが、傾向は見ることができる。

      <男子>  <女子>
5K   その他大勢 その他大勢
10K  その他大勢 その他大勢
15K  約15名  その他大勢
20K   7名   25名以上
25K   5名    24名
30K   4名   10~12名
35K   3名     3名
40K   1名     3名

一方、女子は25Kまでは25人前後の集団を形成し、30Kでも10人以上が残っていた。北京五輪とは展開がかなり異なっている。北京では、20キロ過ぎからトメスク(ルーマニア)が先頭集団を抜け出し、そのままゴールまで駆け抜けてしまった。30K前後まで大集団が続く展開は、国内外を問わず男子に多く見られた。ところが、北京五輪と世界陸上の国内代表選考レース、ベルリン世界陸上を見る限りでは、この傾向が反対になりつつあるように見える。男子は、前半から東アフリカ勢のスピードランナー同士のサバイバルとなり、女子は実力伯仲の中、中盤まで選手同士の牽制が続く。

女子はこれからますます選手層が厚くなり、どの国の選手がメダルをとってもおかしくない時代になったといえる。それに対して、男子は一時期世界記録の更新が途絶えたことがあったが、東アフリカ勢のトラックレースの伸長によって、一挙にマラソンの記録ラッシュに火をつけた。成熟期の女子に対して、開花期の男子といるのではないだろうか。これからも、日本の女子マラソンは世界をリードしていけそうだ、という期待感を抱かせる。しかし、男子は残念ながら、さらに世界の先頭集団から水をあけられそうなな気配である。
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by hasiru123 | 2009-08-30 21:59 | マラソン  

男女マラソンに見る集団形成の違い

「マラソンは孤独なスポーツである」と言われることが多い。はたしてそうだろうか。同じ道を同じ目的をもったランナーが走るのだから、走る仲間は皆友達だと思えば決して一人ではないと、マラソンを楽しむ立場から山地啓司さんはその著書『マラソンウォッチング』に書いている。

同書では、マラソンをより楽しく観戦するために、ランナーの集団の構造について多くページを割いている。「集団は、無秩序な競争的過程だけでなく、相互補足的な秩序ある集団である・・・無益な競争を避け共同することによって、合目的的に目標に到達する一手段」だとある。そして、プラス面だけではなく、マイナス面もあって、多くのランナーは集団内にいることのプラス・マイナスの両面を測りながらレースに臨んでいる。

3月1日のびわ湖毎日マラソンに続いて、今日(8日)は名古屋国際女子マラソンが行われた。いずれも、8月の世界選手権(ベルリン)代表選考会を兼ねていて、外国から招待選手が参加している。『マラソンウォッチング』を読んで、集団形成について男女間にどのような違いがあるのかに関心が及んだ。この二つのマラソンから読み取ってみたい。

それぞれのレースにおける5キロごとの集団規模の推移は以下のとおりである。数値は選手数で、カッコ内は国内選手数を示す。

     びわ湖毎日(男子) 名古屋国際(女子)
 5キロ   39(34)    17(13)
10キロ   33(28)     4 (2)
15キロ   25(20)     3 (2)
20キロ   24(19)     4 (2)
25キロ   12 (4)     4 (2)
30キロ    5 (1)     1 (1)
35キロ    5 (1)     1 (1)
40キロ    3 (0)     1 (1)

いずれも距離を刻むにしたがって集団が小さくなるのは同じだが、男子は25キロ地点まで10人以上で集団を形成しているのに対して、女子は5キロで17人いた集団が、10キロですでに4人に絞られている(15キロで3人が20キロで4人に増えたのは、一度集団から離れた藤永佳子(資生堂)が再び追いついたため)。30キロからは新谷仁美(豊田自動織機)がトップとなり、終盤で藤永が力尽きた新谷をかわしてトップに出た。

二つの大会を見る限り、男子の方が集団規模が大きく、終盤まで形成される。それに対して女子は、早い時期に集団が崩れ、少人数での競争またはトップ選手の一人旅となるというパターンだ。女子マラソンは、東京国際女子が初めて開催された30年前から、この傾向は変わらないように思える。女子マラソンの黎明期においては、選手層が薄く、選手間の走力の差があることからそのようなレース展開になるのはうなずけるが、女子のマラソン選手が増えて、力の差が接近してきた現在もこの傾向が続くのには、性差による何らかの変数の違いが起因しているのではないだろうか。

ただし、昨年の北京五輪では、男子が20キロまでにトップ集団が早くも5人のアフリカ勢に絞られ、以降少数でのサバイバルレースが展開され、37キロ手前でワンジル(ケニア)がスパートして金メダルを射止めた。女子は、20キロ過ぎからトメスク(ルーマニア)が先頭集団を抜け出し、そのままゴールまで駆け抜けてしまった。両方とも、集団による駆け引きといえるものはほとんど見ることができなかった。男子が女子の集団形成パターンに近くなったともいえる結果だった。

女子マラソンは30年を超える歴史を持ち、過去の記録の蓄積が豊富になった。男女間における集団形成の比較が、データに基づいて詳細に行える。さらに、映像情報も加えて分析してみてはどうだろうか。
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by hasiru123 | 2009-03-08 22:28 | マラソン  

風を制する/びわ湖毎日マラソン

この数年は、国内の主要大会で日本人選手が優勝どころか優勝争いに絡むことがなかった。久しぶりに男子マラソンで、日本人選手が35キロ以降の勝負所まで持ちこたえた。今日行われたびわ湖毎日マラソンである。

30キロ過ぎからトップ争いはデルガト(ケニヤ)とリオス(スペイン)、アスメロン(エリトリア)、グタ(エチオピア)、そして清水将也(旭化成)の5人に絞られた。25キロ地点まではトップ集団に4名いた日本人選手は圏外に去った。

往路は北西の向かい風が強く、ペースが停滞する中で、清水は途中何度か小さなスパートを試みた。5人の集団が崩れるほどの決定打とはならなかったものの、38キロまではレースを支配していたといってよいだろう。

向かい風の中を長時間レースを引っ張るのは、スタミナを消耗させない意味から得策ではない。たとえ、体型のがっちりした風をあまり気にしないタイプの選手だとしても。その一方で、自分は風に強いことを誇示する効果はあるだろう。レース後のインタビューで、清水は「風には自信があった」と語っている。その自信の裏付けは昨年2月に行われた延岡西日本マラソンで、6メートル前後の強風下のデッドヒートを制して優勝している。

38キロ過ぎに、2時間4分台のスピードを持つテルガトとこの大会で2度の優勝経験を持つリオスのスパートにはついていけなかったが、よく粘った。この次は、風という悪条件がない場合にも、終盤勝負に食い込めるようスピードに磨きをかけてほしい。8月にベルリンで開催される世界陸上代表でのステップアップを期待したい。
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by hasiru123 | 2009-03-01 23:51 | マラソン  

自分に合ったペースで

2004年大阪9位、2007年東京7位。これは、渋井陽子がアテネと北京の五輪出場を賭けて臨んだそれそれの代表選考レースの結果だ。優勝候補にあげられながら、いづれも30キロあたりから先頭集団から遅れ、ゴールに近づくに連れて加速度的にペースダウンした。

渋井陽子は、1万メートルでは日本記録、マラソンでは野口みずきに次ぐ日本歴代2位という輝かしい実績を持つ。マラソンランナーとしては申し分のないスピードを持っている。それが、大事な選考レースでは終盤に失速して勝利を逃がすという失敗が続く。

北京五輪から3ヶ月後の11月16日、東京国際女子マラソンに臨んだ。北京では1万メートルを走り、これまでにない自身のようなものが感じられた。中盤から独走態勢を築き、このまま逃げ切るかに見えた。25キロ地点では2位に44秒の差をつけていた。だが、30キロ過ぎにペースが落ち始め、今回も終盤に大きくペースを落として4位に甘んじた。

それでも、東京での走りはこれまでの渋井とは違い、成長の跡が見られた。これまでの選考会のように2時間30分を大きく超えるような落ち込みはなく、悪いなりにも2時間25分台にまとめた。また、フォームにはスピードランナー特有の堅さが見られず、調子さえよければこのままぐいぐい行けそうな感じがする。

渋井のような先行型のマラソン選手は、下手に集団につかない方が成功するのではないか思う。スピードのある選手がスローペースでついて行くと、かえって疲れて本来のスピードが発揮できないことがある。仮に、優勝した尾崎好美や2位の加納由里に終盤までついたとしても、同じように失速してしまったのではないだろうか。

五輪の疲れはもうとれたと思うが、3ヶ月はマラソンの走り込みには少し短かったかもしれない。渋井の速いペースをうまくレースの流れにのせるにはもう少し時間がかかりそうである。来年の名古屋国際女子マラソンまで、もう一度体を作り直してみてはどうだろうか。思い切り迷って、自分の考えたとおりの速いペース配分で、これからも挑戦し続けてほしい。あまり力にならない応援だけれど。
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by hasiru123 | 2008-11-30 20:44 | マラソン  

時にはいい加減さを武器にして

今はちょうど今シーズンに開催されるフルマラソンの前半戦のヤマ場にあたる。関東地方では、今日11月23日が大田原マラソン(栃木県)で、30日がつくばマラソン(茨城県)と河口湖マラソン(山梨県)。そして九州では、12月7日に福岡国際マラソンが開催される。若葉グリーンメイトからも、それらの大会に多くのメンバーがエントリーしている。

今秋のロードレースやTT、合宿などから見たわがクラブのメンバーの仕上がりは良さそうである。一緒に練習をしてきて、週を追うごとに力がついてくる様子がうかがえた。自己新を期待できそうな人も何名かいる。また、40歳を超えながらも、これまでのロードレースでは堂々と一般部門で数々の入賞を獲得してきたFさんは、初マラソンに挑戦する。

これから出場する皆さんには、練習で積み重ねてきた走力を本番で発揮してほしいと願っている。そのために大切なのが「調整」だ。練習が足りなかったと考える人はつい直前まで走り込みを続けてしまったり、疲労がどうしても残るという人は休養を取り過ぎてしまったりと、調整の加減がなかなか難しい。一人ひとりのランナーが持っている成功体験や失敗体験が大きくものをいう。

また、本番のレースにおいてはぜひとも粘って粘って、粘り抜いてほしい。練習がうまくいった人、調子のいい人ほどオーバーペースになりがちである。それでも、30キロを超えるとスタミナの貯金が少なくなって、どうしてもペースが落ちるものだ。仮にペースダウンは想定外だったとしても、ペースが落ちてからを大事に行きたい。場合によっては目標をトーンダウンさせてでも、ゴールまでの残りの道で、どうしたら最大のパフォーマンスを発揮できるかを考えながら、ひたすら我慢のレースである。

どうしても苦しくなったとき、状況に応じて目標を柔軟に変えることも必要かもしれない。たとえば、3時間30分以内という目標を持って走るとき、残り5キロの地点でその達成が難しくなったら、思い切って目標を3時間35分以内に変えてみる。プレッシャーから解放されて、元気が出ることもある。目標記録の達成への執着が強いあまり、達成の希望がなくなるとそこでプッツンというのはよくあることだ。

私は、5年前の東京荒川市民マラソンで、35キロからがとても苦しくて、1キロ走るごとに目標タイムを1分ずつ下方修正して、なんとかゴールできたことがあった。結果としては、目標タイムを14分以上も下回ったが、この合理化(自分を正当化するために理由づけること/『福武国語辞典』)に助けられて完走することができたと思っている。マラソンでは、何としても目標を達成するという強い意志とともに、時には目標を柔軟に変更する「いい加減さ」(We’ve got to stay positive)も武器になる。
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by hasiru123 | 2008-11-23 23:56 | マラソン  

東京マラソンの抽選結果が発表

「当選商法」というのがある。「懸賞金が当たった」とメールで誘い、手続きに必要などと称してお金を支払わせる手口である。自分でどこにも懸賞の応募をしていないのに、突然多額の懸賞金が当たることは、通常ありえないことだが、被害にあうケースが多発しているそうだ。

私の場合にはひっかかることは、まずないと思う。というのは、これまで懸賞金に限らず抽選で当たったというためしがないからである。当選したからとメールが入れば、そんなはずはない、と不審に思い、メールを開くことはしないだろう。

そんなくじ運の悪い私であるが、当選の通知を少しだけ期待して待っていたのは、東京マラソンの抽選結果だった。やっぱりというか、残念なことにというか、7日に抽選漏れのメール通知が届いた。主催者の発表によると、応募総数261,981人、競争率約7.5倍だったそうである。確率からして、当たるほうが珍しいのである。

今朝の若葉グリーンメイトの練習会で、当落状況を聞いてみたら、把握できた範囲でも10名の会員が当選していることがわかった。競争率からすると、10名の当選者を出すためには平均で75名が応募しないと獲得できない人数だ。全体で何名の会員が応募したかは定かでないが、相当の高い当選確率であることは確かだ。

当落がほぼ決まったことによって(今後、当選者による参加料の振込状況により、追加当選を出すことがあるので、確定ではない)、一般市民ランナーにとっては、11月から3月にかけてのロードレースシーズンの練習計画が立てやすくなった。なぜならば、東京マラソンを走るのとそうでないのとでは、練習の内容や組み立てが異なるからだ。2月と3月はフルマラソンを含むロードレースが目白押しで、代替レースに事欠かない。

東京マラソン用の練習メニューはしまって、次なるスケジュールの作成に取り掛かるとしよう。
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by hasiru123 | 2008-11-09 22:28 | マラソン  

1歳刻みランキング

フルマラソン人口は、この4年間で50パーセント近くも増えて、約11万4千人に及ぶ。また、女性比率も20パーセントを超えた。これは、昨年から開催された東京マラソンの影響が大きい。雑誌のランナーズが7月号で恒例の「1歳刻みランキング」を公表した。

これは2007年4月から2008年3月に開催された、日本陸連公認コースを使用する対象大会の記録を集計し、男女別1歳刻みにランキングしたものだ。この中で、男子完走者の最高年齢が86歳、同様に女子が78歳だったことは驚きだった。ちなみに男子79歳の山田敬蔵さんは4時間32分54秒で走り、同年代で3位にランキングされている。1位は、桜井茂雄さんで、3時間39分58秒だった。全国には元気なランナーが大勢いることがよくわかる。

よくいわれるサブスリー(3時間以内)はどのくらいのランクに入るのか。男子の場合だと全体の約4パーセントにあたり、3、782人が該当する。男子のサブスリーは、女子の場合だと3時間30分以内に相当するだろうか。同様に全体の約6.7パーセントにあたり、1,301人いる。

1歳刻みのランキングには、100位までの個人名や記録などが記載されている。各年齢の100位の記録を見ていくと、男子は46歳までが3時間以内で走っている。また、男子サブスリーの最高齢は64歳で、3名いる。女子でもは55歳で1位の方がサブスリーで走っている。

記録集を見ていると興味が尽きない。再びサブスリーだが、年齢ごとの度数分布がある。たとえば、男子で最も多い年齢は38歳で177名いる。3時間15分以内で見ても38歳が最も多いことから、この年代が走力から見た層が最も厚いといえる。女子の場合は、3時間15分以内が39名、3時間30分以内が66名で、ともに33歳に集中している。男子よりも女子の方が走力の高いグループが若い層に集まっている傾向がみてとれる。

ところで、私の所属している若葉グリーンメイトからは、7名のランナーが1歳刻みのランキング100位以内に入っていた。11位にランキングされている人もいる。このランキングを見てよくやったと思う方もいれば、もう少しいけるはずだとさらに闘志を燃やす方もいるだろう。いずれにしてもこの1年間を切り取った断面にすぎない。記録に一喜一憂しないで、長く走り続けるのも実力のうちだと考えよう。
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by hasiru123 | 2008-06-02 05:57 | マラソン  

福岡国際マラソン

61回目を迎える歴史あるマラソン大会、福岡国際マラソン。貞永信義や寺沢徹、宇佐美彰朗、そして瀬古利彦、中山竹通といった数々の名ランナーを生んだ大会です。まだテレビ放映されていなくて、ラジオ放送に耳を傾けていたころは、朝日国際マラソンといっていました(古いね)。

前置きが長くなりましたが、その大会に、わが若葉グリーンメイトから2名が出場することになりました。

福岡国際マラソンはこれまで、参加資格が2時間26分以内と、五輪を除いて世界で最も厳しいといわれていました。市民ランナーには手が届きにくい基準です。近年になって、参加資格が緩和されて、2時間45分以内の記録を持つ選手が参加できるBグループができました。それでも、市民ランナーにとって厳しい基準であることには変わりありません。同大会の大会要項によると、
(1) マラソン2時間45分以内
(2) 30kmロードレース 1時間50分以内
(3) ハーフマラソン 1時間15分以内
とあります。また、関門閉鎖時間は10kmが39分、20kmが1時間18分、30kmが1時間57分などとなっています。

福岡国際マラソンは起伏の少ないフラットコースであることに加え、にぎやかな市街地ばかりを走ることで、沿道から多くの声援を受けるという強い味方があります。私も、歩いたり、バスやタクシーなどで、このコースは全部知っています(走ったことがないのが残念ですけど)。好記録が出やすい所以です。それに、前日は会場近くに宿舎をとるとのことですので、当日のコンディションづくりはしやすいはずです。

両名ともこの追い風をうまく利用して、ぜひ自己記録を更新してほしいですね。がんばれ!!
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by hasiru123 | 2007-11-11 20:08 | マラソン