カテゴリ:駅伝( 79 )

五輪年に向けて期待する

今年1年を締めくくる若葉グリーンメイトの忘年会は、鶴ヶ島市の割烹「おおさわ」で催された。今年も顧問の青葉昌幸先生(関東学生陸上競技連盟会長)をお招きして、新春恒例の箱根駅伝の話題で盛り上がった。

青葉先生のお話の中にもあったが、来年の箱根駅伝には東武東上線沿線から4つの大学が出場する。東洋大学と城西大学、大東文化大学、そして初出場の東京国際大学の4校である。

東洋大と大東大はそれぞれ過去4度優勝に輝いているが、今年は青山学院大学が初優勝したのは記憶に新しいところだ。常連校だけが優勝できるほど波は穏やかではない。きっと、波乱はある。その他の2校にも優勝のチャンスはある、と思っている。

先ごろ慶応大学日吉陸上競技場で行われた10000m記録挑戦競技会(関東学連主催)では、約400名の選手が13組に分かれて走った。箱根を目指す選手たちが相当数含まれていたにもかかわらず、トップの記録は28分24秒50だった。「記録挑戦競技会」とうたうからにはチャンピオンシップとはちがう、果敢に記録へ挑戦するための大会だと思っていたが、思いのほか平凡な記録に終わった。その点を青葉先生におたずねしたところ、「高校生時代にいい記録を作った選手でも、その後の延び代がないのが今の陸上界の現実です」と解説してくださった。

確かに箱根駅伝人気が過熱する中で、必ずしもこの大会が日本の長距離選手の成長を後押ししていないのではないか、という懸念の声を耳にする。現在進められている箱根駅伝の4区・5区の区間距離の変更問題についても、選手育成の延長線上で検討されているのかもしれない。

一方で、昨年から今年にかけて、日本の男子長距離界が元気を取り戻しつつあるのも事実だ。というのは、4名の選手により3000mと5000m、10000mで久しぶりに日本記録が誕生したからだ。来年の五輪年に向けた若い選手たちの走りに注目したい。
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by hasiru123 | 2015-12-07 20:26 | 駅伝

埼玉県駅伝 坂戸市陸協12回目の出場

2月1日(日)は、坂戸市陸上競技協会の駅伝チームが埼玉県駅伝に出場した。選手の一人が直前にインフルエンザに感染し、急遽補欠の選手と入れ替えたが、全員が走りきることができた。関係者へ配布した報告書の総括の部分を、以下に再録する。
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今回で12回目の出場となった坂戸市陸上競技協会は、2時間33分15秒で14位でした。前回より順位を5つ落とし、残念ながら3回連続の入賞とはなりませんでした。

昨年と打って変わって冷たい季節風の吹く中で、大変苦しいレースを強いられました。最後まで全力で戦った選手の皆さんの頑張りには感謝を申し上げます。お疲れ様でした。そして、早朝から選手の応援にあたってくださった役員の皆様に対しまして、心から御礼を申し上げます。

今回の目標は「2時間24分台(ただし、北西の風が1m/s以内の場合)で、8位以内」でしたが、いずれもクリアすることができませんでした。10位の入賞ラインから5分以上の水が開き、大変厳しい結果となりました。力及ばず、入賞に届かなかったのは、監督の力不足以外ありません。
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しかしながら、私たちの市民ランナーによる駅伝は結果がすべてではありません。どのチームにも「弱み」と「強み」があります。今回のレースで見えた坂戸市陸協チームの「弱み」をしっかり認識し、全員で課題を共有するまたとない機会を得たと考えていただきたいと思います。ピンチの次にはチャンスがあります。ぜひこの機会を有効に活用してください。

1年先は長いようですが、すぐにやってきます。今日から再出発しましょう!

選手の皆さんの今後のご活躍に期待するとともに、役員の皆様の更なるご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
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◆午前9時現在の気象コンディション(さいたま市) 
   気温3.1℃、晴れ、北西の風6m/s
◆参加チーム
   第2部(市町村男子の部)で23チーム


(写真上)坂戸市役所での集合写真
(写真中)さいたま新都心駅前をスタートする選手たち
(写真下)レース終了後の懇親会
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by hasiru123 | 2015-02-03 19:05 | 駅伝

2015奥むさし駅伝 坂戸市陸協4度目の出場

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今回は、坂戸市陸協として4度目の出場である。奥むさし駅伝自体が初参加という選手も2名いて、フレッシュな顔ぶれとなった。駅伝を楽しみつつも、翌週行われる埼玉県駅伝の調整という位置づけで臨んだ。

前半は徐々に順位を上げていったが、後半伸び悩んだ。結果としては昨年よりも19位後退し、記録も前回より約4分落とした。
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しかし、選手のみなさんは今回の結果に一喜一憂することなく、来週に向けてうまく修正し、調子を上げていただきたい。埼玉県駅伝では半数の選手が入れ替わる。今回の経験を、駅伝のみならず今春以降の個人レースにも生かしていただければ幸いである。

早朝からサポートにあたって下さった役員の皆様には、厚く御礼を申し上げます。
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ところで、私は監督として1区の選手を送り出すこととアンカーの選手を迎え入れるサポートをさせてもらったが、トップの選手のゴールには間に合わなくて、見逃してしまった。リザルトで知ったのだが、高校の埼玉栄Aが中央大学Aを始めとする大学・社会人の「一般の部」を抑えて総合優勝した。全国高校駅伝大会3位の実力は相当なものだと、改めて実感した次第である。
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同校の選手の大半は大学へ進学して箱根駅伝を目指すそうだ。箱根の、さらに先を目指してトレーニングを重ねてほしいと思っている。


(写真 上から)
  スタートする選手たち
  2区を走る坂戸市陸協の選手
  ゴールする坂戸市陸協の選手
  開会式で来賓の挨拶をする関東学生陸上競技連盟会長の青葉昌幸さん
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by hasiru123 | 2015-01-26 17:52 | 駅伝

花の”1区”  全国高校駅伝を見て

男子高校駅伝の花の1区は10キロという最長区間距離であることから、力のある選手が競合する。その華やかさは以下の選手の記録を見てもうなずけるところだ。今回出場した57チーム399名の中で5000mのベストタイム13分以内が7名いるが、1区に3名が出場している。7名の中には13分以内の外国人留学生は3名いるが、いずれも競技規定により1区以外(3区と4区)を走った。また、同種目の14分1桁台は10名いて、そのうち8名が1区に出場している。

今日の京都地方は風が弱く湿度が高かったため、駅伝には絶好のコンディションとなった。1区では28分台の好記録が続出するのではないかと期待していたが、トップグループの1キロの通過記録が2分57秒と超スローペースで展開したため、その可能性はついえた。2キロを過ぎても全体が大きな集団を形成している。5キロの中間点は15分10秒で互いにけん制する形は崩れず、トップと2秒以内の選手が48名もいた。集団は横に広がり、2車線をいっぱいに使っている。5000m14分前後の走力を持つ選手がひしめく今の高校長距離界の姿がここにある、といていいだろう。優勝を狙うチームが少しでもいい形でつなげたいと互いの顔色をうかがう。各チームがエース級を投入する1区だからこそ見られる、いつもながらの展開である。

9キロを過ぎたあたりから縦長の形になり、下史典(伊賀白鳳)と橋詰大慧(和歌山北)が抜け出し、下が大きなストライドとしなやかなフォームを活かして1位でタスキをつないだ。区間記録は29分39秒だったから、後半の5キロを14分29秒でカバーしたことになり、大幅にペースアップした。2位の橋詰は、下と3秒差だった。

話は少し横道にそれるが、橋詰について書く。彼の通う和歌山北は2年前に和歌山西と統合され、施設設備が遅れ、陸上用トラックが完成していなくて、もっぱら起伏のある公園で練習をしているそうだ。3日前の毎日新聞にレポートされていた。もともとこの2つの高校は8キロ離れたところにあって、橋詰が在籍している学科は北校舎にあり、練習会場のある西校舎への移動にはバスで20分以上かけていた。今年度から学科が西校舎に移ったという。少子化で学校の統廃合が進む中、この駅伝のような学校単位の部活動には、不便を強いられる高校生がこれから増えていくのではないか。そんな懸念が脳裏をよぎった。

それにしても、「練習が例年の半分くらいしかできなかった」(指導監督の話)という環境下で、この成績は素晴らしい。「あっぱれ!」と言いたい。全体では、2時間10分17秒の41位でゴールした。

優勝は1区でトップと11秒差でつないだ世羅で、歴代4位の2時間2分39秒だった。3区を走ったP.カマイシの好走もあるが、どの区間にもスキがない横綱相撲だった。わが埼玉県代表の埼玉栄も健闘して3位に食い込んだ。県予選で出した47都道府県最速の2時間5分48秒がフロックでなかったことを示したことはうれしい。アンカーの佐久長聖との2位争いも見ごたえのあるものだった。

今日走った399名は予選を通過したチームの選手であって、ほかのチームにもシリアスな高校生ランナーは大勢いる。これらの高校生の中から一人でも多くの、世界を目指すアスリートが誕生することを期待したい。
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by hasiru123 | 2014-12-21 18:38 | 駅伝

氷山の一角

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12月7日(日)に行われた黒山・鎌北湖駅伝には出場することができなかった。1週間前に出場した小江戸川越ハーフマラソンで右足を痛めたからである。捻挫したときのような痛みと腫れがある。この症状は3週間近くたった現在でも変わらない。残念だが、この日は全面的に走る選手の応援と準備にまわった。

裏方とはいえ、選手に比べたら時間的な余裕はたっぷりある。そこで、応援しつつ、可能な限りシャッターを切ることにした。

この駅伝はけっこうのんびりしていて、出発地点や中継所がそんなに混んでいない。したがって、車を使っての移動はしやすい方である。

それでも全体の区間を回ることはできなくて、見ることができるのは一部の中継所の周辺だ。このことは選手も同様で、自分チームの他の区間を走る選手を見られるのは折り返し地点付近や周回コースにかかるなどごく一部のコースに限られる。駅伝という競技は先導車に乗るかテレビ中継されない限りは、だれもが全区間の推移を鳥瞰することができない。

したがって、「駅伝を撮る」とは全体のある部分を切り取って見せることだといっていいだろう。

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ところで、短歌で巨大な世界を写し取ろうとするときに、出来事の一角だけを描く方法があるそうだ。「氷山の一角をていねいに描くこと、特に水面ぎりぎりの、波に見え隠れするあたりをていねいに描くことで、水面下の氷山の大きさをほのめかすことができる」とは、テレビ番組「NHK短歌」で伺った歌人の斉藤斎藤さんの解説である。

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これをヒントに、もしかしたらシャッターを押した一部の場面から、水面下の「見えない」シーンをほのめかす、そういう方法ができるのではないか。難しいだろうけど、ね。ふと、そんなことを考えた。


(写真上)スタート(毛呂山総合運動公園)
(写真中)霜が解けてぬかるみのグランドを走る1区走者(同)
(写真下)トップチームのゴール(越生町役場駐車場)
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by hasiru123 | 2014-12-18 23:31 | 駅伝

5000mと駅伝

8月31日(日)に川越運動公園陸上競技場で記録会が開かれた。川越陸協主催で、埼玉陸協等が協力という方式としては今年度2回目である。この会場は第二種公認の陸上競技場だが、これまで公認大会が開催されることはあまりなかった。関係者によると、この日は約1700名の選手の参加があったと聞く。当地域における今後の陸上競技がいっそう盛んになることを願っている。

8月は前半が猛暑続きで、後半が天候が不順だったが、この日は秋を思わせるからりとした晴天に恵まれた。風も少なく、トラック&フィールドにとって好条件だった。暑い中でのレースを覚悟していた身にとっては、思わぬ誤算に感謝している。

私は、一般男子5000mの3組に出場した。この種目を走るのは2年ぶりのことだ。例によって夏はLSD中心の練習だったためスピード面で不安があったが、秋のロードレースシーズンに向けて調整するつもりで臨んだ。

結果としては、ほぼイーブンペースで走ることができた。高校生の速いペースにはまることなく、マイペースでラップを刻んだ。まずは、2年前の記録と同程度の内容でゴールできたことに一安心。「現状維持」というとマイナス評価のイメージが強いが、こと熟年ランナーの記録に関しては、落とさなかったということはプラスに評価していいだろう。大甘かも知れないが、「あっぱれ!」をあげたい。

ところで、高校生といえばこのころは長距離選手にとても重要な時期である。全国高校駅伝の県予選まであと2ヶ月あまり。夏の練習がうまくいっているかを問う試金石に当たる時期だからである。どの選手も、チームが少しでもワンランク上にいくことを目指して練習に励んでいる最中だろう。

駅伝というと、高校時代を思い出す。2年生のときは、強い上級生がいたおかげで入賞を目指して一生懸命に走っていた。高校に入ってから陸上競技に取り組んだため、このころは初期効果も手伝って伸張著しい時期だった。秋に入って気温が低くなると、走るたびに記録が伸びるのが楽しみだった。幸い出場メンバーにも選んでもらえたが、関東大会終了直後にひざの故障で長いブランクを迎えることになった。楽しい中にも、苦い思い出である。
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by hasiru123 | 2014-09-02 20:36 | 駅伝

祝言

駅伝はよく「チームプレイ」と言われる。今年の埼玉県駅伝では、そのことを改めて実感させられた。駅伝の監督にして「いまさら--」と言われるかもしれないが、偽らざる気持ちである。

その駅伝を走った選手が5月に結婚することになって、乾杯の音頭をとらせていただいた。そこでは、私の思いを3分間のスピーチにこめることにした。話した内容を思い出しながら、書いてみたい。ただし、新郎と新婦の名前は仮名とした。

  * * * * * *

大輔君、明子さん、おめでとうございます。ご両家の皆様方にも、お祝いを申し上げます。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

大輔君は、埼玉県にある坂戸市陸上競技協会(坂戸陸協)に所属する駅伝チームの選手です。東京都に住んでいる大輔君がなぜ坂戸陸協に参加しているのかと申しますと、坂戸陸協では駅伝を強くするために、広く選手を求めていました。そんなときに、坂戸市内のマラソン大会で優勝した大輔君に出会ったのです。

早速、大輔君には「坂戸陸協や坂戸市内にある走友会に参加して、一緒に練習をし、駅伝チームを強くするために力を貸していただけないか」とお願いをしたところ、快く応じてくださいました。

大輔君には、平成23年度の埼玉県駅伝から、走る距離が長く強豪選手が集まる、いわゆるエース区間を中心に走っていただきました。しかし、昨年は故障などが響いてなかなか調子を上げることができず、苦しんでいました。お隣に列席している同陸協のコーチと相談して、今年2月の埼玉県駅伝には残念ですが補欠に回ってもらうことにしたのです。大輔君にはそのことを伝え、了解してもらいました。おそらく、大輔君の心中には複雑な思いがあっただろうと思います。

ところが、大会の数日前に、アンカー(6区)を走る予定だった選手が発熱して出場できなくなりました。そこで、急遽オーダーを変更して大輔君にアンカーを託すことにしたのです。

本番では、大輔君は後続の追撃を振り切って、ゴールイン。チームは見事入賞を果たすことができました。個人的にも、区間5位という素晴らしい成績でした。これも、大輔君が補欠の役割をよく認識し、出場に備えてしっかり調整とピーキングが図られたからだと思います。私は、このことに大変感激しました。

明子さんには、大輔君の駅伝の応援で何度かお目にかかっておりますが、これからは二人で人生とい長いうコースを走ることになります。大輔君の持ち前の粘りと明子さんの明るさで、仲の良い、幸せな家庭を築いてください。
 

新郎新婦の末永いお幸せと、ご両家並びにご臨席の皆様方のご多幸とご繁栄をお祈りいたしまして・・・。

  * * * * * *

これからは、自身のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現する連立方程式がより複雑になろう。ランニングの計画もうまくとり込んで、来春も再び快走シーンが見られることを期待している。
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by hasiru123 | 2014-05-11 22:38 | 駅伝

2014年埼玉県駅伝で入賞

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11回目の出場となった坂戸市陸上競技協会は、2時間25分14秒で9位入賞を果たした。前回に続く入賞で、順位をひとつ上げることができた。9位は過去最高位である。
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今回の目標は「2時間29分台で、入賞!」だったが、二つともクリアすることができた。安定的に入賞ラインを確保する土台が作られつつあることを喜びたい。
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今大会の成果は、二つある。1点目は、幸いなことに補欠に厚い陣容で臨めたことである。最終区にエントリーしていた選手が風邪のため、急遽補欠の選手を充てることになったが、最終局面で後続をかわして期待に応えてくれた。調整とピーキングがしっかりできていた。また、補欠として力のある3名の選手が控えていたことに対するチームへの安心感は計り知れないものがあった。
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2点目は、今年度はスタッフの取り組みにより、これまで以上に練習会や記録会へ積極的にトライアルし、結果として走力の向上につながったことである。意欲的に記録へ挑戦する気風が生まれたことに、大変心強く感じた。
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また、岡田コーチが高校時代を含めて10回出場したことで、功労者表彰を受けた。おめでとうございます。そして、早朝からご集合いただき、選手に付いてくださった宮下会長をはじめとする16名の役員の皆様に対し、厚く御礼を申し上げます。

最後に、昨年までこの駅伝に多大なご尽力をいただいた故國分克己前会長へ、いい報告ができたと思っている。


(写真 1番目) さいたま新都心駅前をスタートする選手たち
(写真 2番目) 早朝の集合 坂戸市役所駐車場で
(写真 3番目) 表彰状を宮下会長から高橋主将へ
(写真 4番目) 表彰状
(写真 5番目) 報告する選手たち
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by hasiru123 | 2014-02-02 23:23 | 駅伝

第12回奥むさし駅伝大会

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今は、二十四節気の大寒。そして、二十四節気を5日ずつに分けた七十二候では水沢腹堅にあたる。 沢に氷が厚く張りつめる季節を言う。

昨日、坂戸陸協は飯能市で開催された奥むさし駅伝に参加した。東飯能駅前のスタート時の気温は3度。例年にない暖かさだった。風も穏やかで、絶好の気象コンディションである。わがチームは、3度目の出場である。
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オーダーは一部を入れ替えたが、メンバーは昨年と同じである。結果は、昨年よりも2分近くタイムを落としての61位だった。3区と5区は昨年の記録を下回ったが、6区は約1分短縮した。今年は埼玉県駅伝の日程変更により、奥むさし駅伝の1週間後に行われることになったため、埼玉県駅伝の調整という位置づけで臨んだ。したがって、今回の結果に一喜一憂することなく、来週に向けてうまく修正し、調子を上げてもらえばうれしい。
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なお、休日の中をサポートにあたってくださった役員の皆様には感謝を申し上げます。


(写真上)東飯能駅前で行われた開会式の様子
(写真中)スタート
(写真下)坂戸陸協のゴール
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by hasiru123 | 2014-01-27 07:12 | 駅伝

箱根駅伝のビリーフ

カウンセリング心理学の泰斗である国分康孝さんの書いた「自己発見の心理学」(講談社現代新書)によると、悩みが深くなるのは、その悩みに対して正しく考えていないからだという。

カウンセリング心理学に「論理療法」というのがある。そこでは、人生哲学の核心をなすのは「ビリーフ」だと考える。ある事象Aそのものが苦悩Cを生むわけではなく、その事象を解釈するビリーフBが苦悩の原因になるのだ、と。私は、次のように理解した。

イ 事象A「自分にトラックのスピードがない」 → 苦悩C「自分は長距離選手として失格である」
ロ 事象A「自分にトラックのスピードがない」 → B「スピードがない選手は長距離選手として失格である」 → 苦悩C「自分は長距離選手として失格である」

私たちは日常的にイのようなプロセスの考え方を刷り込まれて生きているように思う。ロのBにあるようなビリーフは意識されずに心の中に潜んでいるために、気がつかない。そこで、それをあえて意識化して、ロのBを「スピードがあるにこしたことはないが、長距離選手としての実力を測るのはスピードだけではない」という、より現実的で前向きなビリーフに修正してみてはどうだろうか。その選手はあまりスピードがないということだけで、短絡的に自分は長距離選手として失格だと思いこむことはなくなるはずだ。

駅伝を占うときにいつも参考にするのは、選手の過去1年間のトラックやロードレースの実績である。具体的には、5000mで13分台、1万mで28分以内、ハーフマラソン63分以内の選手がそれぞれ何名いるかである。5000mと1万mではスピード力を、ハーフマラソンでは持久力を見る。選手個人の性格や練習内容、調整具合などを知る立場にないので、予測の方程式にそれらのデータを代入して済ませてしまう。

第90回箱根駅伝。近年になくトラックのスピードランナーが集結した。というのは、すべての大学に1万m28分台の記録を持った選手がいて、5000m13分台が42名、1万mで28分以内が66名もいるからである。チーム別にみると、最もスピードドランナーが多い明治大は5000m13分台が10名、1万m28分台が6名で、優勝候補の筆頭に挙げられていた駒沢大はそれぞれ5名、6名、早稲田大には学生屈指のスピードを誇る大迫傑がいて、・・・といった具合である。このような素晴らしい実績を持った選手たちを中心に編成されたチームはさぞかし、強いことだろう。まさに、夢の競演である。

しかし、今年の箱根駅伝を見て、この発想がいかに脆弱であるかを思い知らされた。単純に、トラックの実績に補助線を引いただけでは戦況を読むことができなかったからである。平均で約21.7キロメートルある各区間の距離に対応できなかったスピードランナーが少なからずいたことや、想定された位置(順位)でタスキをもらえなかったときに、浮足立つことなく力を発揮できる選手とそうでない選手がいたことだ。ここで大切なのは、長距離選手の心のビリーフである。

総合優勝した東洋大は、設楽兄弟をはじめとするエースが揃っていたことに加えて、背中を押してくれたビリーフがあった。その名は「勇気」。駒沢大を引き離したあとも、選手たちは守りに入ることなく、積極果敢に前半からハイペースを刻んだ。これまでの優勝チームのセオリーにはなかった戦法である。

選手たちには、事象を解釈するビリーフBがたくさんあって、その集合がレースの結果を決める。そのビリーフは監督にもわからない。
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by hasiru123 | 2014-01-03 23:21 | 駅伝