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夢のマラソン

カテゴリ:駅伝( 77 )

昨年と同様雨の中、皇居周回コースを走ってきた。「皇居周回全国OB・OG同好者駅伝大会」である。若葉グリーンメイトとしては3度目、私個人としては2度目の大会参加である。

昨年のブログにも書いたが、どんな大会かについてその概要を説明すると――。距離:25km(1人皇居1周約5km×5名)。主催は東京OB同好会と墨東走友会という、二つの市民ランナーのクラブチームだ。今年で38回を迎えた。歴史のある大会である。大会会長は市民ランナーとしても著名な山田敬蔵さん(1953年のボストンマラソン優勝者)で、今年も元気に務められた。
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この大会は、以下のように各区間に細かい年齢制限が設定されている。
第一走者:男65歳以上 女55歳以上
第二走者:男60歳以上 女50歳以上
第三走者:男55歳以上 女40歳以上
第四走者:男50歳以上 女40歳以上
第五走者:男40歳以上 女35歳以上

タスキに託して世代交代が進む。すなわち、タスキ渡しが進むにしたがって年代が若くなるということだ。

比較的団塊の世代が厚いわがチームにとっては、オーダーを組みやすいかというと、必ずしもそうではない。力のある40歳台の選手がAチームから落ちてしまったり、60歳台の人がチームに加われなかったりと、編成に頭を悩ませる。それでも、今年は若葉グリーンメイトから6チーム(オープンの2チームを含む)が参加した。全体では、昨年よりも15チーム少ない169チームが走力を競った。

若葉グリーンメイトAは2年続けて14位だったが、今年は9位(1時間35分8秒)まで順位を上げ、念願の入賞を果たすことができた。そして私は、Aチームの3走を受け持つ幸運に恵まれ、美酒を味わうことができたのは、これまた嬉しい限りである。記録的には、手持ち計時で昨年とほぼ同じだった。あと数秒前を行けたら大台を割ることになったのにと思うが、上を見ればきりがない。昨年と同じ走力をキープできたことでよしとしたい。
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優勝したのはアトミクラブAで、昨年に続いての栄誉である。1区はマスターズ陸上800mもM60クラスで日本記録を持つ福岡豊則さんで、3位でタスキ私をしていた。67歳とは思えない見事なラストスパートが印象に残る。ちなみに、同チームは若葉グリーンメイトと同様に6チームが参加している。2区を走ったIさんに聞いたところ、5区では5000mを16分台で走れる選手でも選考から漏れるくらいの高いレベルを誇るそうだ。
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(写真上)桜田門前からスタートする1走の選手たち 
(写真中)賞状を授与されたわがチームメイト(右は山田敬蔵さん)             
(写真下)二重橋をバックに記念撮影
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by hasiru123 | 2009-05-25 07:27 | 駅伝

佐藤尚さん

「逆風の中で、出してやろうという風が吹いてきた」と講演の冒頭でポツリと語り始めた。「最初の対応がよかったのかな」とも。今年の箱根駅伝で東洋大に初優勝をもたらした佐藤尚監督代行の言葉である。

箱根駅伝の1ヶ月前に同大の陸上部員が強制わいせつ容疑で逮捕されたため、川嶋伸次監督に代わって急遽監督代行となった。選手は5日間の活動自粛もあって、その後の練習では9人しかグラウンドに出てこない日もあったという。最後の10日間で仕上げたが、「優勝」は一言も言わなかったそうだ。

監督車で他の大学とちがうのは、ラジオ放送を除いてテレビなどの情報は基本的にシャットアウトしたことだ。他校のことを気にする余裕はなく、解説の大志田秀次氏(元中央大コーチ)の情報だけが頼りだったことも打ち明けた。

私は、往路のゴールの模様を、箱根湯本で聞き入ったラジオ放送で知った。東洋大は4区を終えたところで9位でタスキをつないでいた。この位置は、シード権を確保するために明日につながるまずまずの順位だと思った。それが、大きく予想が外れて5区で柏原龍二選手が区間新記録を出して逆転した。さらに、その勢いが復路にもつながって総合V。うまく言葉が見つからないくらいの驚きだった。

東洋大はもともと、筆頭ではないが優勝候補の一角に挙げられていた。それでも、この勝ちぶりは誰もが予想しなかったことだろう。加えて、上記の問題の後である。戦意を喪失することなく、ゴールまでタスキをつないでほしい。その上で、シード権が確保できたらこんないいことはない、というのが大方の駅伝ファンの気持ちではなかったかと思う。

このような逆風を撥ね退けて勝利を勝ち取れたものは何だろうか。そのヒントのようなものが、佐藤監督代行から聞けたらというのが私の期待するところだった。

佐藤さんは見ていないが、アンカーがゴールテープを切ったとき、立ち止まって後を振り返えり、頭を下げた。そして、レース後のインタビューで、選手たちがみな「感謝」という言葉を使っていたことに、佐藤さんは驚く。このとき初めて「出場してよかった」と実感できたという。

94年から8年間監督として選手を指導し、また、その前後に17年間コーチとしてスカウトを担当してきた。本人は、学生時代に箱根を走ることなく4年間をマネージャーとして勤め上げた。一度ばらばらになった選手たちを束ねた手腕は、こうした長いコーチ経験に裏打ちされたものだろう。

講演が終わった後の懇親会で、いただいた名刺には「監督代行」の文字が取れて「コーチ」とあった。「私の大学では、箱根だけで燃える切るような指導はしていません。だから、コニカミノルタさんを始め多くの実業団チームから声をかけていただいています」と白い歯がこぼれた。そういえば、元コニカミノルタの名ランナーで、ニューイヤー駅伝の優勝に貢献したことがある酒井俊行さんが監督に就任されたたそうだ。

4月26日に、川越市内で行われたある総会に出席したときのことである。

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                    (写真)佐藤尚さん(右)
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by hasiru123 | 2009-05-04 00:23 | 駅伝

09年奥むさし駅伝

新春恒例の第7回奥むさし駅伝は、1月25日(日)に東飯能駅西口前をスタートし、西吾野駅前で折り返す6区間(38.8キロ)のコースで行われました。選手および応援にあたったみなさん、早朝から寒中をお疲れさまでした。

今回は一般の部に、WGM関連団体から2チーム(昨年より1チーム減)が参加。若葉グリーンメイトは、2時間19分48秒の52位でゴールしまた。また、青葉クラブは、途中で繰り上げスタートとなりましたが、114位と健闘しました。
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一般の部は、HARUO URATA(中央大学)をはじめとする大学・実業団チームを含む157チームが参加し、レベルの高いレースを展開しました。1区では、箱根駅伝の5区(山登り)で区間新記録の活躍を見せた柏原竜二(東洋大B)が2位以下を大きく離す区間新記録でタスキをつなぎました(写真上)。大学チームが5位までを独占し、今年は大学の強さが光りました。

若葉グリーンメイトは、直前に2名が入れ替わるなどのアクシデントが影響して、順位を13下げました。記録は2時間19分48秒(前年差+2分37秒)でした。しかし、出場した選手はそれぞれの持てる力を確実に発揮したと思います。5年連続で1区を走ったTtさんは34分台でまとめました。2区のShさんは、昨年の記録を35秒短縮して、存在感をアピールしました。

急きょ3区を担当したTsさんは、練習不足が心配されましたが、予想タイムを大きく超える区間73位の大健闘でした。4区のSさんは、区間39位で順位を3つ上げました。この区間での出場は初めてです。

5区はOさんです。区間タイムは昨年を下回ったものの、順位はさらに3つ上げました。アンカーのSyさん。33分台でカバーしました。この区間は、1区に次ぐ長丁場で、並みいる強豪がひしめく区間での経験は今後に生きると思います。
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青葉クラブの2区を担当したSさんは、前回を1分16秒も上回る好タイムで、女性ながら7人抜きを演じました。この1年間の伸長はめざましいものがあり、今後の個人レースの活躍が楽しみです。

レースの詳しい結果は「飯能市のホームページ」(http://www.city.hanno.saitama.jp/taiikuka/ekiden/documents/7-ippann.pdf)に掲載されていますので、合わせてごらんください。

(写真下) 続々と第1中継所に飛び込んでくる選手たち
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by hasiru123 | 2009-02-02 23:47 | 駅伝

第76回埼玉県駅伝詳報

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選手の皆様、そしてエントリーの準備から当日のサポートまでご担当いただいた役員の皆様、寒風の中を大変お疲れさまでした。6回目の大会出場を果たすことができたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。

例年のことですが、各中継所には2名以上の役員がつき、万全の体制で選手を送り出しています。学校のチームは別として、一般チームでこれだけのしっかりした支援体制を敷いていることは、私たちの誇りであると思っています。また、陸協として厳しい財政状況の中で、レース後に手弁当で懇親会を開いていただき、感謝に堪えません。
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今年は昨年の10位入賞に引き続いて、「2時間23分を切って10位入賞!」を目指して取り組みましたが、前回から大幅に後退する結果となりました。総合タイムは2時間28分06秒(対前年差はマイナス4分54秒)で、17位でした。また、10位チームとは5分39秒の開きがありましたが、その中に6チームが入っていて、混戦状態です。

1区のTさんは、Shさんに代わっての担当でした。この区間は4年前に経験してコースを熟知していることもあって、昨年の区間記録を29秒短縮しました。次は、自己記録(38分02秒)の更新を目指してください。2区は予定していたTtさんが故障のため、急遽Oさんが補欠から上がりました。昨年末から好調をキープしていましたが、前半の入りが早すぎたためか過去に痛めた足に違和感が出て、後半に伸びませんでした。Ttさんには、早く故障から回復して、再起を図っていただきたいと思います。

3区のOtさんは区間9位と健闘しました。5キロ以下の距離は、得意とするところで、過去の記録が証明しています。4区のKさんは3年振りの出場でした。距離走を中心とした練習の中で、短い距離をうまくまとめました。

5区はSnさんで、はじめての担当(昨年は4区)です。1区に次ぐ長丁場の激戦区。お疲れさまでした。6区は本大会初出場のSkさん。予定タイム以内できっちり走ってくれました。次回の走りが楽しみです。

今年も若葉グリーンメイト会員で編成しました。昨年のメンバーから半数が入れ替わりましたが、走力においてはほとんど変わらないと思っています。ただし、本大会に向けて果たしてベストの状態で臨めたかというと、クェスチョンマークがつきます。というのは、昨年11月以降にフルマラソンに出場したメンバーが4名いました。さらに、今シーズンにもう1回フルマラソンを走ると聞いています。マラソンに向けた超長距離の練習をこなしながら、駅伝に出場することは、市民ランナーにとっては過酷なものがあります。駅伝出場を走力向上のための練習として、うまく利用してください。そう申し上げて、無理を押して参加していただいた方もいます。多忙なスケジュールの中での出場でした。これからも、個人レースと駅伝の両立を図りながら埼玉県駅伝を戦っていくことになるでしょう。

これまでの反省でもありますが、楽しみつつもチームを強くしていくためには、若葉グリーンメイトの単独チームではなく、混成チームにしていく必要があると思います。坂戸陸協として練習会を開催したり、駅伝参加を広く呼びかけたりするなどの施策が求められます。ここにご参加いただいた選手および関係者各位の知恵と力によって、来年度は坂戸陸協の長距離強化元年としたいと思います。

参考:2009年1月18日午前10時(熊谷)の気象コンディション   

(写真上) 今大会で使用したタスキ
(写真下) 第1部で優勝した新電元の力走(2区) 
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by hasiru123 | 2009-01-25 23:09 | 駅伝

第76回埼玉県駅伝速報

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第76回埼玉県駅伝大会に、若葉グリーンメイトは坂戸市陸上競技協会として参加しました。結果は、2時間28分06秒、17位でした。

選手のみなさん、お疲れさまでした。そして各中継所でサポートしていただいた坂戸陸協の役員の方々には、心より御礼申し上げます。各選手の詳細記録は、追って大会本部より発表されますので、それを待ちたいと思います。

残念ながら、所期の目標(2時間23分以内で10位)には届きませんでした。このタイム差約5分は、6名の選手が来年に向けて取り組む課題として、共有化していただければありがたいと思います。

また、本大会は県内で長い伝統を誇る駅伝ですが、やや硬直化した競技運営ルールが気になります。「男子先頭より10分経過した場合は繰り上げ出発」という厳しい規制や、埼玉陸協以外の登録選手を事実上排除するルールなどは、市民ランナーの参加を阻むものです。今後の代表者会議等を通じて、意見を表明していきたいと思っています。

(写真)第2部と第3部のスタート
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by hasiru123 | 2009-01-20 06:32 | 駅伝

ここからは、「箱根駅伝公式ガイドブック」(講談社)を参考にしながら、記録面での戦いぶりをのぞいてみたい。
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今年は85回記念大会ということで23チームが参加した。その中で、大学生のスピードランナーの証ともいえる5000mを13分台または10000mを28分台で走れる選手は何人いるかを調べてみた。出場選手全体では38名(エントリー選手では43名)いる。最も多いのが駒大の6名(同5名)で、東洋大5名(同5名)、早大5名(同4名)と続く。

駒大で出場できなかったのはエースの深津で、早大は神澤だ。これらの記録を持つ選手は、いわばチームの柱で、一人欠くことは戦略に大きな狂いが生じる。両チームが優勝を逃した要因の一つに、柱を欠かざるを得なかった事情も関係しているのではないだろうか。

今年は、これまでの中でも手に汗を握る白熱した場面が多かったように思う。往路は、実際に応援に行っていたためテレビ中継を見られなかったが、復路ではその印象が強かった。各校の力の差が接近していて、めまぐるしく順位が変動したためだと思う。なにしろ、4位からシード入りの10位までが1分以内の差でゴールインした。また、1位と10位の差は9分19秒(前回は12分12秒)、1位と最下位の差は19分46秒(同25分58秒)で、ともに差が小さくなった。出場数が23校に増えたにもかかわらずだ。

伝統校といわれた大学が姿を消し、駅伝部を新設したばかりのチームが上位に顔を出す。長距離ファンから見れば、駅伝は真剣な競い合いこそ面白い。願わくば、その戦いの中から、世界で戦える選手が輩出することを。「レースを走りきる体験を積み、次は日の丸を付けて世界で活躍することを目指して」とは、青葉昌幸さん(関東学生陸上連盟会長)の言葉である。
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by hasiru123 | 2009-01-12 22:01 | 駅伝

東洋大が初の総合優勝を果たした。5区の山登りで柏原が区間記録を大幅に更新して往路で1位に立ち、復路も制した。大学の練習拠点が私の住む川越市内のキャンパスにあって、地域住民の一人としても、望外の喜びである。

東洋大は、ここ数年徐々に力をつけ、特に08年は関東インカレ1万mで柏原が優勝するなどトラック競技でも上位に入る選手が増えた。1万mの平均タイムが出場校トップで、29分を切る選手が20人以上いるという。層の厚さが、優勝の原動力になったことは間違いない。

しかし、東洋大の優勝を予想した人はそれほど多くないと思う。優勝争いに加わる力はついたが、前回優勝の駒大や早大には及ばないのではないか。そして、昨年末部員の不祥事に川嶋監督が引責辞任し、5日間の活動自粛もあった。大会では組織だった応援や、幟などをたてることも禁止された。そんな中で、選手たちはどこまで実力を発揮することができるだろうか、と。私は、最悪でも9位以内のシード権だけは確保してほしい、と願っていた。

世界経済の混迷を「100年に一度の津波」と評したのはグリーンスパン前米連邦準備制度理事会議長だが、年明け早々新聞紙面をにぎわしたのは経済危機をいかに乗り越えるかという話題だった。東洋大チームにとっても予想外の激震だったに違いない。この危機を、一人のブレーキもなく、10人の力走で見事に吹っ切ったのは見事というほかない。

対照的だったのは、優勝候補の筆頭にあげられていた駒大がまさかの失速で13位。前回優勝校のシード落ちは、途中棄権を除けば初めてだそうだ。駒大の脱落で、復路での逆転は堅いのではないかと見られていた早大も、すぐ手の届くところまで引き寄せたものの、2位に甘んじた。予選会をトップ通過した城西大は、8区で途中棄権した。

3年前に、優勝候補の順大がトップを行く8区でブレーキをおこし、亜大の初優勝をもたらしたことは記憶に新しい。プレッシャーに押しつぶされて失速した選手たちを、これまで数多く見てきた。期待されたチームが、期待通りの成果を上げることがいかに難しいかを示している、といえるだろう。それに引き替え、危機に遭遇した東洋大は、プレッシャーからは遠いところにおかれていた。危機をバネとして、沿道からの応援をもらいながら、ある意味ではのびのびと走ることができたように思う。

今、日本は男子マラソンだけでなく、社会の様々な分野で赤信号が点っている。赤信号では止まるだけでなく、うまく方向を変えて追い風を利用したいものだ。この正月は東洋大の活躍で、いい初夢を見せていただいたと思っている。
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by hasiru123 | 2009-01-11 19:29 | 駅伝

今年の箱根駅伝は久しぶりにライブで見ることができた。ライブといってもテレビ中継のことではない。実際に足を運んで、応援してきた。

明治大学校友会の坂戸支部ができてすぐの昨秋、久しぶりに箱根駅伝の予選会を突破したのにあわせて同会が往路全区間応援ツアーを企画した。OBではなくても可ということで、参加の誘いにあやかって私も同行させていただいた。代表のSさんによって綿密に組まれたタイムテーブルにしたがい、1区から5区までの全区間の選手の走りを見ることができた。そして、ひたすらシャッターを切った。

最初の撮影ポイントは、皇居和田倉門交差点。それに先立って、大手町のスタート地点から徒歩で和田倉門に向かったのだが、コースにあたる国道一号線の両側では各校のにぎやかな応援合戦。その熱気に圧倒された。
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和田倉門前では、逆光気味ではあるが皇居側から東京駅方面へレンズを向けることにした。ちょうど日大のピンク色の幟がひしめく応援グループをバックに、23校の集団を入れて1枚。ビルに遮られて薄暗い中で、選手の一団だけが陽を浴びてくっきり浮かび上がっている。残念なのは、シャッターを切る直前になって、沿道から数名が飛び指し、ご覧のような写真になってしまったことだ。撮影後、すぐに東京駅から京浜東北線で次のポイントへ移動した。

二番目のポイントは、2区で新子安駅前の交差点。進行方向に向かって右側の角でカメラを構えた。4位でタスキを受けた山梨学院大のモグスが早くもリードし、2位以下の集団が続く。まだ混戦状態で、3分ほどで全選手が通過した(写真は早稲田大の尾崎と明大の石川)。
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三番目のポイントは3区の藤沢橋交差点だ。明大の紫色の幟が目立ち、学校を挙げて集中的に応援する場所のようだ。選手がやってくる先は高台で緩やかなカーブがあって、見通しが利くため、ここではあえて、走者と同じ左側で待機した。しかし、坂の上に見える選手を狙うには手持ちの望遠レンズでは短すぎた。また、すぐ前を通過する選手を狙うためには、広角レンズで流し撮りをする必要があるのだが、レンズ交換に手間取ってしまった。そのため、早大の竹沢の力走をとらえることができなかった。
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次のポイントは4区の二宮駅前。予定では大磯駅前歩道橋だったが、藤沢で時間を使いすぎて、選手の方が早く大磯駅前を通過しそうになったため、一駅先の二宮に変更した。ここでは、山梨学院大の後藤と早大の三田が激しいトップ争いを演じていた。
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最後のポイントは、5区の箱根湯本駅前。二宮駅前でトップと最後尾の間隔が開いてきたこともあって、最後の選手を見届けてから移動したため、ここでは先頭グループの選手たちを見ることができなかった。写真は、17位争いの拓殖大の谷川と順天堂大の小野。この先は、交通機関を使って先回りすることができないので、今日の応援はこれまで。
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ツアーに参加した11名は、最後まで迷子になることなく、われわれのゴール地点に着くことができた。あとは、昼食処としてセッテイィングされている「知客茶屋(しかぢゃや)」で携帯ワンセグとラジオ中継を聴きながら精進料理に舌づつみをうった。一献傾けながらの歓談では、来年も明大が箱根駅伝に出場できたら、また応援ツアーを組みたいですね、で締めた。翌日の往路では、なんと東洋大が総合優勝で、大東大が4位に食い込んだ。そして、明大は8位と43年ぶりにシード権を獲得した。来年に楽しみを残してもらえたことに、大いに感謝したい。
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by hasiru123 | 2009-01-04 22:00 | 駅伝

今年最後の駅伝

冬至の20日、各地で様々な駅伝があった。まずは、師走の京都で全国高校駅伝が行われた。そして、私も今年最後の駅伝を走ってきた。川越市民駅伝という小学生から一般までの幅広い年代のランナーが競うミニ駅伝だ。

全国高校駅伝は、収録したビデオを帰宅したあとに見た。男子では、佐久長聖高校(長野)が、初優勝を果たした。佐久長聖は、兵庫の西脇工業が日本人選手だけでつくった11年前の記録を1分更新する、日本高校最高記録をマークした。今年から、留学生は最長区間の1区(10キロ)を走れなくなったが、スピード感あふれるレースを見ることができた。

レースは、各都道府県の代表47校が参加し、前半は宮城の仙台育英高校が、3区でケニア人留学生のポール・クイラ選手が快走を見せ、2位の佐久長聖を30秒以上引き離した。しかし、4区で追い上げた佐久長聖は5区で仙台育英を逆転し、6区では佐々木選手が区間最高記録を更新する走りを見せて、2位以下のチームを突き放した。

佐久長聖の強みは、エースの村沢選手を1区ではなく3区に使い、1区では千葉選手がトップに2秒差でつけたことではないだろうか。佐久長聖は選手層の厚さでは群を抜いている。全国で5000mを13分台で走れる日本人高校生は2名いるが、いずれも同校の選手だ。さらに14分台の一けたが4名いる。高校生の伸長が著しいのはうれしいことで、低迷している日本の長距離界に風穴を開けてくれることを期待したい。

変わって、川越市駅伝。私の所属する若葉グリーンメイトは一般B(40歳以上の部門)に出場して、優勝で昨年の雪辱(2位)を果たすことができた。1区間が約3キロで5人でタスキをつなぐという駅伝としては短めの距離だが、私も全力で走り、汗をかいた。

今年の大会を盛り上げた主役は、特別参加した大東文化大学の2チームだ。両チームとも全長15キロ余りの距離を44分台で走った。3キロを大体8分50秒でカバーしたことになる。わがチームとは12分以上も離されてしまったが、スピード感あふれる見事な走りを見せてもらった。(写真左は、閉会式後の大東文化大学チームとの記念撮影、右は私が使用したユニフォームとナンバープレート)
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by hasiru123 | 2008-12-24 06:20 | 駅伝

関東地方は早朝から冷たい雨が降りしきり、今朝の練習は取りやめた。せっかくの休日にランニングは休業したくなかったので、陽が沈んだ午後5時半から走ることに。一方、実業団女子駅伝の行われた美濃路は日差しをいっぱいに浴びて、手に汗を握る熱戦が繰り広げられた。

4区までは昨年優勝した三井住友海上が大きくリードしていたが、5区で豊田自動織機が詰め、6区アンカー勝負で新人の永田あやが逆転して初優勝した。豊田自動織機は1区から5区まで区間賞はないものの、区間3位前後をキープして総合力でもぎ取った優勝だ。

ゴールテープを切った永田は、1年目とは思えない落ち着いた走りで、終始レースを支配した。大崎千聖(三井住友海上)をかわしてトップに立ってからも、守りに入ることなく積極的に前を行き、自分の思い通りのレースを展開した。永田は18歳とチーム最年少であるが、チーム自体も20歳前後の若い選手で構成され、これからの成長が楽しみである。このチームには、今回は登録問題などで出場できなかった小林祐梨子もいる。この先、もう一段の成長が期待できそうである。

敗れた大崎は、2年前も新人ながらアンカーに起用されて、弘山晴美(資生堂)にかわされ苦杯をなめている。これからも、勝敗を分ける重要な区間を任されることがあると思うが、その時のために、この敗北から勝つための技術を学んでほしい。

長丁場の3区(10キロ)と5区(11.6キロ)は、それぞれベテランの渋井陽子(三井住友海上)と赤羽有紀子(ホクレン)が実力どおりの走りで区間賞を獲得した。今日の駅伝を見る限り、日本人選手のベテランと若手とが切磋琢磨し、うまくバランスがとれているように思う。この先のマラソン、そして8月の世界選手権で大きく羽ばたいてほしいと願っている。
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by hasiru123 | 2008-12-14 23:58 | 駅伝