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夢のマラソン

練習再開

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八重桜が満開です。「八重桜 日輪すこし あつきかな」。山口誓子の句です。また、芭蕉にはこんな句もあります。「奈良七重 七堂伽藍 (しちどうがらん)八重桜」。

八重桜は、野生の山桜に対して人里の桜ということから里桜(さとざくら)とも呼ばれるそうです。ソメイヨシノが葉桜となって、「今年も桜は終わったか」と思いきや、葉をつけた状態で咲き出す。少し、得した気分になりました。

3ヶ月ぶりにジョッグを再開しました。正月明けから帯状疱疹にやられ、外反母趾も一向に改善に向かわないことから、思い切って休眠を決め込んでいたのです。暖かくなったら、そのうちにといっていたら、季節はもう穀雨(こくう)。田んぼは田植えの準備が整い、畑には菜の花が咲き誇っています。

郊外を走友たちと一緒に走ってみて、季節の移り変わりを実感することができました。今日目にした花を思い起こしてみると、農家の軒先には花水木や石楠花、山吹が。越辺川の土手には蓮華草や母子草、菜の花も。住宅街に入ると灯台躑躅(どうだんつつじ)が咲き、青木の実がなっていました。そして、八重桜も。枝垂桜(しだれざくら)と反対に枝が上向きに伸びていくのが気に入りました。

満を持してというよりも、我慢し切れなくて走りだした、というのが実感です。
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by hasiru123 | 2006-04-23 17:28 | 練習

日本におけるマラソンのオリンピック代表選考は、もつれるケースが何度かありました。マラソンはもともと気象条件やコースの起伏、出場選手の競合状況などによって記録が左右されやすいからです。そもそも、異なる大会の記録から選考することに無理があるのです。

最近では、アテネオリンピックの代表選考をめぐる混乱が記憶に新しいところです。混乱の原因は、野口みずき選手が前年に代表が内定し、残りの二つの枠を三つの選考会から決めることになったからだです。そこに、過去の実績では第一人者の高橋尚子選手が、東京国際で予想に反して2位となり、迷走の引き金となりました。このほど、マラソンの代表選考をもっとわかりやすく、公平にできないかというマラソンファンの願いに期待を持たせる意欲的な取り組みに接することができました。

「ブラックボックス法」という手法で、東京大学大学院の池上孝則さんが去る3月26日に行われたランニング学会で発表したものです。特定の大会の記録(実走タイム)を、持ちタイムの補正タイムに変換して記録を規格化するものです。マラソンの記録に統計学上、運動生理学上の新たなモデルを付帯的に導入し、アルゴリズムに組み込むことにより、大会出場選手数、性別、制限時間等の差異にかかわらず妥当性・整合性を持たせた数値変換のしくみだそうです。

池上さんは、この手段を用いると次のような変化をもたらすだろうと予想します。

(1)代表選考は、実走タイムあるいは順位重視から補正タイム重視へと変化し、不透明な選考がなくなる
(2)レース条件下でベストを尽くせば適正な評価を得られるので、難コースや夏季の大会にも代表選考会として積極的に挑戦できる。また、大会コースは無理に高速化を図る必要がなくなるため、自然環境を生かしたコース設定ができる
(3)補正タイムから正確に実力を把握できるので、練習内容や目標を合理的に設定できるので、自立したアスリートの育成に役立つ
(4)環境指数と影響要因の因果関係を解析できる

このような補正タイムのしくみが普及すると、世界各地で開催されたマラソン大会の結果が同一大会の結果として比較できて、世界の市民が連帯し、やがて社会へ貢献する存在へと進化するだろう、と。

つい先ごろも、東京国際マラソン(2月12日)で強風のため記録的な期待が裏切られることがありました。また、京荒川市民マラソン(3月19日)では、台風並みの強風が吹き荒れて、参加者の記録的な願いを打ち砕きました。このような厳しい気象条件下でも、記録が適正な評価を受けるとなれば、いやがうえにもモチベーションは高くなると思います。

いきなり全面採用とはいかないかもしれませんが、来る北京五輪の代表選考会では、補正的に参考データとして使ってみてはいかがしょうか。日本もさることながら、強豪選手を多くもつエチオピアやケニヤでこそ、使用する価値が高いのではないだろうか思います。

池上さんの博士論文は「移動ロボットの自律走行に関する研究」だそうですが、このような取り組みが、陸上競技の専門家ではない工学研究者から発想されたことに驚きと新鮮さを感じました。機会を改めて、詳細の内容が公開されることを期待しています。
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by hasiru123 | 2006-04-16 22:18 | その他

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4月2日(日)に若葉グリーンメイト恒例のマラニック(注)を行いました。小川町駅(東武東上線、八高線)前をスタートし、笛吹き峠、物見山を経由して千代田公園(坂戸市)をゴールとする約26キロの山間コースをゆっくり走りました。
コースと所要時間は以下のとおりです。

●コース:小川町駅前-嵐山町遠山-笛吹き峠-物見山-島田橋(越辺川)-千代田公園(坂戸市)
●所要時間: 9時15分スタート-12時15分ゴール(途中4ヶ所の休憩をはさんで約3時間)
●気象条件:9時  寄居 曇り 南の風1m 気温11.0℃
        11時 鳩山 曇り 東北東の風1m 気温12.4℃
●参加者:15名(ふだんの練習会よりも少なかったが、雨が予想されたことと、いろいろなイベントが目白押しのこの時期を考慮すれば、まずまずの参加数?)
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今回は、私は走らずに車時同情してサポートをさせてもらったのですが、たった26キロの中で、季節の時間差を実感しました。折から、桜前線が北上中です。小川町から笛吹き峠付近までは、桜は三部咲きなのがゴールの坂戸市あたりへ来ると5部咲き。そして私の住む川越市では八部咲きなのです。桜街道を一気に南下したマラニックでした。

走り終えた後は、千代田公園の桜の樹の下で乾杯。花見酒を堪能しました。
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(注)マラソンとピクニックの合成語で、長時間走ったり、歩いたりすること(山地啓司『マラソンの科学』)。楽しみながら、超持久力を養成する効果がある。マラニックをゲーム化したのがオリエンテーリング。
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by hasiru123 | 2006-04-08 07:26 | 練習