夢のマラソン

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トレイルラン

今日は今年初めての夏日。山間部の木々が緑をつけ始めました。森の中を走るクロスカントリーやトレイルランの季節です。

私の所属している若葉グリーンメイトでは、毎年5月に外秩父七峰縦走というトレイルランを行っています。東武東上線の小川町駅スタートで、寄居町駅ゴールの約40キロコースと、途中ソートカットする25キロコースとがあります。

だからというわけではないでしょうが、ランニング雑誌の「ランナーズ」と「ランニングマガジン クリール」が6月号でそろってトレイルランの特集を組んでいました。しかも、両誌とも山岳レース第一人者の桂木鏑木毅氏が取材記事を書いています。
ランナーズ 2007年 06月号 [雑誌]
/ ランナーズ
ISBN : B000P5FGN6
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ランニングマガジン courir (クリール) 2007年 06月号 [雑誌]
/ ベースボール・マガジン社
ISBN : B000P6RAP2
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「ランナーズ」ではコース紹介とシューズやバッグなどのギアにウエイトが割かれています。中でも「海外トレイルランニング事情」は、読んだだけで成田空港を発ちたくなるような、そんな記事でした。「ランニングマガジン クリール」では山に慣れていない人がトレイルランに取り組むための入門編という位置づけの記事です。また、初夏に向かっての紫外線対策として長袖Tシャツの紹介記事とスキンケアについての記事は、トレイルランとの関連で大変タイミングのいい企画だと思います。

暑さに向かうこの時期こそ、マラソンを目指している人は、たまには舗装路を離れて野山を駆けてみましょう。
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by hasiru123 | 2007-04-30 20:12 | 練習

集う

久しぶりに高校時代の陸上競技部の同期メンバーと会いました。OB会はやったばかりでしたが、それだと大所帯でゆっくり話をすることができなかったので、こじんまりやろうや、ということになって、今回は私が幹事役を引き受けました。場所は、川越市内の魚料理店。かにを始めとする新鮮な魚料理に舌鼓を打ちました。
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連絡先がわかっている16名に案内して、当日来たのが7名。長短比率(長距離をやっていた人と、跳躍・投擲を含めた短距離をやっていた人との比率)は、同期17名については9対8ですが、参加した7名は6対1でした。なぜか、長距離優位です。私見ですが、長距離ではトラックシーズンが終わった後も「駅伝」というビッグイベントがあって、ほとんどシーズンオフがなかったことと関係があると思っています。そういえば、京都(全国高校駅伝大会)へは行けませんでしたが、目標の達成に向けて修学旅行を棒に振って練習に励んだこともありました。そんな思い出が詰まっています。

事前に送った案内文には「今年は、大阪市で世界選手権が開かれ、来年は埼玉県でインターハイが行われます。いまひとたび、アスリートの時代に戻った気分で語り合いましょう!」と書きましたが、当日はゴルフと株の話題が中心だったように思います。それでも、同じ日に市内で行われたインターハイ県大会の西部地区予選に応援に行った人がいた。さすが、OB。
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by hasiru123 | 2007-04-24 00:10 | その他

『瀬古利彦 マラソンの真髄』を読む

瀬古利彦 マラソンの真髄―世界をつかんだ男の“走りの哲学”
瀬古 利彦 / / ベースボールマガジン社
ISBN : 4583039468
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市民ランナーが練習に取り組むときに難しいのが、「レースに向けて行う調子の引き上げ」と「ジョグによる体調管理」ではないだろうか。

練習を重ねて走力を向上させることに専念するあまり、レース当日に最大のパフォーマンスを発揮するための調整練習までは手が届かないのがふつうだと思う。まず、調整方法を具体的に指導するコーチが身近にいない。そのうえ、マラソンの上級者向けテキストなどにもあまり触れられていない。マラソンは、特に土台作りに大変時間のかかる競技だから、基礎トレーニングの指導にウエイトがかけられるのもうなずける。

『瀬古利彦 マラソンの真髄』を読むと、調整練習すなわち「ピークをつくる」ことは、記録を目指すランナーであれば誰もが真剣に取り組まなくてはならないステップであることがわかる。瀬古氏は試行錯誤の中から「レースの半年前から準備を始め、前半3ヶ月、後半3ヶ月という考え方で年に2回のピークを作ってマラソン練習に取り組む」流れができたと書いている。前半3ヶ月ではトラックレースなどでスピードを磨き、後半3ヶ月でスピードとスタミナを融合させる、という具合だ。また、力を出し切る「ポイント練習」として行うTT(タイムトライアル)も、単にいい結果を出すために行うのではなく、あくまでレースにピークを持っていくための訓練として行う。

TTはレースに近い実践的で、難度の高い練習である。この辺の組み立てが難しく、私はよくTTをレースとほとんど同義的に考えて、TTの直前に軽い調整をしてベストコンディションで臨んだものだ。また、予定されている追い込む練習日にピークを持っていくようなこともしばしばあった。疲労を抜く程度の調整とピークをつくることが混在しているのだ。本書では「TTがレースに直結するといっても、そのTTにピークを合わせようとしてはいけない・・・・・TTのために、その前の練習を落としすぎたり、質を緩めたりすると、TTが本当のレースになってしまう。調子が上がりすぎてしまうと、本番のレースではピークアウトしてしまう」と戒めている。

もう一つ、本書ではレースで結果を出すために重要なこととして「ジョグ」を挙げている。「普段のジョグでも、イメージをつくって、そのイメージ通りに走ることで、本当に自分のイメージを膨らませた走りをレースでできるようになる」。コースやパターンなどについて具体例を随所に示して説明がなされている。いろいろなジョグを行うことによってレースの調整力を養えるようになるという。この部分もおそらく本書の核心を占めるところだと思う。

アスリートだけではなく、健康を目的とした市民ランナーにとってもジョグは大切なことだ。しっかり理解するためには豊富な経験と高度な理解力が必要に思える。ここでは、練習の中で具体的にどのようなことを実践していけばジョグのイメージができあがるのか、自身のトライアル・アンド・エラーを繰り返す中で会得したジョグのイメージが丁寧に語られている。第5章の「瀬古利彦の百カ条」には「ただのジョグはするな」とある。本来のジョグとは何たるかを知るには、瀬古氏が行ったように、自分にあったジョグを練習の中から見つけるしかないだろう。

瀬古氏が直接言及していないことで、知りたいことが二つある。一つは、ソウル五輪の代表選考会であった87年12月の福岡国際マラソンを控えた11月15日、東日本実業団駅伝大会でゴールした直後に左足首を剥離骨折し、福岡を回避して翌年のびわ湖毎日マラソンに変更したことがある。当時はすでに30歳を越えてはいたものの、ボストンマラソンをはじめとする海外レースで勝ち続け、まさに成熟期ではなかったかと思う。突然の故障に大変驚いた記憶がある。なぜ大事なこの時期に故障に遭遇してしまったのか。過ぎてしまったことを悔いても仕方がないのだが、そのときの記憶が今でも鮮明に残っている。

もう一点は、瀬古氏が指導を受けた故中村清氏のことである。中村氏から何を学び、何を残したか。瀬古氏にとって中村清とは何か。瀬古氏をはじめとするトップランナーを輩出した中村学校はなぜ強くなったのか。

中村氏による瀬古評、あるいは中村学校の弟子たちによる中村評は多々あるが、瀬古氏による中村評は少ない。中村氏と二人三脚で走り続けてきた瀬古氏にとって軽々に語れるテーマでないことは承知のうえで『マラソンの真髄』の続編として稿を改めてもらえる日が来ることを願っている。この師弟関係の中には、日本の男子マラソンが再び世界のトップレベルに到達するためのヒントが秘められているように思えるからだ。

『マラソンの真髄』は、マラソントレーニングを完成させ、実践した人による教科書だ。アスリートだけでなく、市民ランナーにこそ読んでほしい一書である。
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by hasiru123 | 2007-04-19 07:35 |

7分の1

昨年5月の小ブログで、「個人練習を基本としながらも、団体練習のメニューを自分流に合わせて利用する」という練習スタイル提案したことがあります。その続きを書きます。
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年に一度の若葉グリーンメイト総会が4月8日(日)に開かれました。今回は改選期ではないことから、予定通り役員は全員留任となりました。それによって、私もまた継続してヘッドコーチを担当させたいただくことになりました。担当するにあったて、ごあいさつをさせていただいたときに、次のようなことをお話しました。

   * * *

先ほどお配りした「2007年度練習スケジュール」にあるとおり、若葉グリーンメイトの練習会とイベントは毎週日曜日に行うように組まれています。ここに記載されている行数(すなわち練習会とイベントの日数)を数えてみたら、54行ありました。365日のうち54日は練習会とイベントに当てていることになります。言い換えると7日に1日は練習会だということです。反対に、7日のうち6日は会員のみなさん一人ひとりの練習日であるともいえます。走らない日(積極的休養日)も練習のうちであると考えると、そのように言うことができるでしょう。

会員同士がいっしょになって走るのは1週間のうちたった1日しかありませんが、この1日をうまく使っていただければ、365日練習したのと同じ効果を得ることができると思います。毎週の練習会は1年間の中に独立して点在しているるのではなく、月曜日から土曜日までの6日間があって日曜日の練習会があると考えてください。この6日間がうまく走れて(過ごせて)こそ日曜日の練習会が有効に機能します。6日間の中で、食べ過ぎておなかをこわしたり、二日酔いで苦しんだりすれば、たとえ日曜日にどんなすごい練習ができたとしても、走りの向上には生かされないでしょう。

仕事の都合で走る時間を十分に確保できないサンデーランナーの方も、また私のように故障で思うように走ることができない人も同じです。練習会の練習内容では物足りないというシリアスランナーも、またついていくのがやっとというビギナーもそうです。楽な練習もあれば苦しい練習もあるのです。せっかく貴重な日曜日を練習に当てるのですから、「2007年度練習スケジュール」をみなさんで、相乗効果が期待できて効率のよい「マイ練習スケジュール」に作り変えてください。

今年の練習スケジュールは昨年の内容を踏襲しています。新しさがない、といわれるかもしれませんが、そんなことはありません。「個人練習を基本としながらも、団体練習のメニューを自分流に合わせて利用する」ことによって、フレッシュな練習メニューに変えることができます。今年度もよろしくお願いいたします。

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by hasiru123 | 2007-04-14 19:17 | 練習

ランニングシューズの再生

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2週間前に練習用のシューズを購入しました。これまでは、2年間続けてA社の同一製品を履いていました。合わせて5足継続して同じものを使用していたことになります。左足を故障する前までは、600キロから800キロ(約2ヶ月間)を目安に買い換えていましたが、故障してからは走行距離が減ったため5ヶ月間位は使用するようになりました。

ランニングシューズを買い換えるタイミングについては諸説がありますが、一般的には、アウトソールがすり減って、ミッドソールが出てきた時が換えときといわれています。この時点ではまだまだ履ける場合が多いのですが、シューズの機能を100%発揮するには、この時期までといえます。摩耗の進んだシューズで走り続けると足首、ひざ、腰など故障の原因にもつながります。

もったいないようですが、足の安全のためには早めの交換にこしたことはありません。私は、交換した後はきれいに洗って、カジュアルシューズとして再利用しています。ウォーキングに詳しい方からは邪道と言われるかもしれませんが、ランニングには使えないシューズでも街中を歩く分には差し支えなく、多少の延命ができるのではないかと考えるからです。

さて、新規購入に際しては、自分に合ったランニングシューズに出会えるかどうかがその後の練習成果を決める、といっても言い過ぎではありません。シューズが走るわけではありませんが、走る運動の中で路面に一番近く、もっとも過酷な役割を担っているのがシューズだからです。ウエアでしたら多少の選択ミスがあったとしても走りへの影響はさほどではありませんが、シューズの場合は記録だけでなく、身体の安全に及ぼす影響が大変大きいものがあります。ですから、シューズを購入するときには店頭で試着して、走りやすいことを確認したうえで決める必要があります。

そんなことから、ランニングシューズはこれまで履きなれたものを選ぶことが多くなり、他の製品への切り替えには保守的になりがちです。ちょうど、床屋さんと同じです。新しい床屋さんへ行くには少し勇気が要り、面倒くさいものです。とはいっても、いつまでも同じブランドが市場に出回っているわけではないので、今回は新しい製品から選ぶことにしました。

いくつか試着した中では、足先の余裕が適度にあり、幅広が狭くて、自分に合いそうなD社製の比較的新しいものを選びました。今回試着した何種類かのシューズは、ぴったりのものがあまりありませんでした。幅広のあるシューズだと、足先に余裕を持たせると親指あたりに余裕ができすぎて、うまく会いません。かといって、足長のサイズを1段下げると窮屈になってしまいます。そこで、やや足囲の小さなサイズにして回りを少し締めることによって足先に感じる余裕をなくすことにしました。

翌朝、早速新しいシューズを履いて走ってみました。外反母趾を患っている左足親指の付け根に当たってとても痛いのです。水洗いをしたうえで再度履いてみましたが、状況は変わりません。そこで、しばらくはウォーキング用に使って足を慣らすことにしました。

何度か履いているうちに気づいたのですが、このシューズは走るときだけではなく履くだけで親指付近が締め付けられて、歩くことにも支障をきたすことがわかりました。足先の余裕を解消するために囲の小さなサイズを選んだことが間違いだったのです。外反母趾の親指への刺激を緩和するためには幅広のサイズを選ぶべきだったのです。店頭で試着したときには足先のゆとりだけを考えて親指の付け根に気が回りませんでした(というか、そのときは親指に違和感がまったくありませんでした)。2、30メートルも歩いてみたらわかったことだと思いますが、この辺は店頭での試着の限界かもしれません。

外反母趾のような極端なケースでなくても、シューズの糸の結び目が少しずれているだけでも走れないことがあります。ランニングシューズ選びは難しい。今はこのランニングシューズは紐を緩めて履き、カジュアルシューズとして再生を図っているところです。
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by hasiru123 | 2007-04-08 07:19 | 基礎知識

マラニック

c0051032_12522516.jpg4月1日(日)は、毎年恒例春のマラニック。東武東上線小川町駅をスタートして、坂戸市千代田公園までの約26キロを走りました。途中、槻川(ときがわ)沿いのゲートボール場と笛吹峠、物見山、島田橋の計4回の小休止を挟んで、ゆっくり走ります。起伏のあるコースですが、交通の心配なく走ることができます。ちなみに島田橋というのは、現在放映中の大河ドラマ『風林火山』の合戦シーンのロケで使われたところです。

26キロというのは、私の最近の練習量(毎週2、3回の12キロ程度のジョッグ)からするとかなりの距離です。故障している左足(外反母趾)が心配でしたが、足の調子はまずまずで、無事完走することができました。ただし、途中予期せぬ腹痛と4回のトイレタイムで一緒に走ったメンバーからは大きく遅れをとってしまいました。これは、普段の練習ですと、走る前には必ずトイレを済ませておくのですが、この日の早朝は満開の桜の写真を撮ろうと朝食後にあわただしく家を出たため、走る体勢ができていなかったためです。スタートの前に、「前半は力をためて最後まで確実に走りましょう」と呼びかけておきながらこの体たらくです。反省しています。

c0051032_12525983.jpgそれはさておき、例年のこの時期ですと山間の小川町の桜はまだ開いていないのですが、今年はほぼ満開でした。また、これまでは槻川沿いにあるカタクリの群生地はマラニックのコースに入っていなかったのですが、少し遠回りして散策もしました。


c0051032_1256146.jpgそれにしても、この日は暑かった。朝9時に小川町駅前をスタートするときから、Tシャツにランパンというスタイルが目立ちました。私は、途中で1リットル以上は給水したと思います。桜の季節には不似合いな初夏の天候には驚きました。ゴール地点の千代田公園では、走友に前もって陣取りをしてもらった桜の木の下で乾杯。
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by hasiru123 | 2007-04-07 12:57 | 練習