<   2007年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

駅伝を走る

駅伝が冬の先ぶれだと知れるのは、出場予定者の確認をとったり、メンバー表を作成したりするあわただしさが生活の中に入り込んできたときである。選手たちが、急な温度変化で体調を崩したり、もらい風邪で突然ダウンしたりするのもこのころである。

今回は、冬の華「駅伝」。チームの組み方と競技の進め方について書いてみたい。

<事前確認すべきこと>
以下、レースの当日までの準備について。
・選手の参加意志
・選手の担当する区間
 選手の走力や得意能力を生かして、最大限のパフォーマンスを発揮できるチーム編成に努める。ただし、駅伝はランニングを楽しむ一環のイベントであると考え、選手にはいい走りを求めるとしても、結果にはあまりこだわらない方がいい。
・レース計画とのの調整を図る
 駅伝前後に選手が予定しているレースとうまく折り合いがつくように調整する。例えば、マラソンの出場が直後に控えている場合には、担当区間の距離や走り方について、適切なアドバイスをすることも重要である。駅伝をマラソンレースのコンディション作りに生かせるようにできれば、選手とチームそれぞれとってハッピーである。
・集合時間と場所
 これを間違えるとタスキがつながらないリスクもあって、楽しいイベントが台なしに。
・非常時の代替策
 風邪や故障などで選手にアクシデントが発生したときの備えはあるか。すなわち、補欠要員の確保である。せっかくのイベントなのに、補欠にはだれしもなりたくはない。しかし、これがないとタスキがつながらないこともあることを、チームのメンバーに理解してもらうことは重要である。チームの成否がしっかりした補欠体制にかかっているといってよい。
・当日用意する荷物
 ウォーミングアップ等で使う着替え、レースで使用するウエア、ゴール後に使用する着替え、軽飲食類などについて、日頃からリストアップしておく。

<競技の当日>
レースの当日に、先ずやるべきことをあげると・・・。
・メンバー変更が発生した場合に、連絡の徹底
 当日になって、急遽メンバーが変更になることがある。オーダーの組み替えもあれば補欠による代替もある。連絡が徹底していないと、以下に書いたプロセスで手順が狂うことがある。
・オーダーの確認
 選手は、だれからタスキを受けてだれに渡すかを間違えないこと。中継所で円滑なタスキ渡しを行うためには最も基本的で重要なポイントだ。
・確実なタイムの予想とその伝達
 混雑する中継所で頼りになるのは、時計と係員のナンバーカードを読み上げるアナウンスだ。選手の突然の不調までは読めないにしても、通常のコンディションで行けばどの位のタイムで中継所に飛び込んでくるかは予測しておきたい。寒い時期に、あまり早くからレースウエアでスタンバイするのは身体を冷やしてしまい、ひいてはブレーキを誘引する引き金になりかねない。選手が入ってきてからあわててウエアを脱ぐ失態はもちろん避けなければならないが。
・荷物の搬送
 当たり前のことだが、荷物は大事な問題だ。代替がきくウエアならいいが、シューズやナンバーカード、1区の場合だとタスキ。これらがないと、まず競技に参加できない。以下に、その大切な項目をあげた。
 ①ウォーミングアップ等で着替えた時の荷物は誰に渡すか、あるいはどこにおくか
 ②走り終えた時の着替えは誰に搬送を依頼するのか(荷物の手渡しは確実に行う) 
 ③前区間の選手の荷物を預かる場合は、移動先でのその受け渡し方法は大丈夫か
 ④自分の荷物には氏名やチーム名がわかるように荷札をつけておく
 ⑤折り返しコースと片道コースとでは、上記の受け渡し手順が大きく異なるので、注意する
 ⑥無駄がなく、無理のない手順を作り、確認の徹底を

<サポート体制>
 受付から必要な物品の配布(ナンバーカード、タスキ、プログラム、参加賞など)まで、あわただしい中で、手際よく行う。選手たちは早く中継所へ移動して、出番を待つ気持ちでいっぱいだ。考慮すべきポイントをあげた。
 ①中継所へ移動したら、まず落ち着く場所を確保する
 ②中継所にゴールした選手の迎え方を手順化しておく
 ③中継所をスタートする選手の送り方
 ④プログラムをよく読んで、コールを間違えない。場所と時間と回数などを確認し、だれが行うかを決めておく
 ⑤コースでの声かけする地点。できれば、選手に事前に伝えておく
 ⑥非常事態に備えて、中継所に一人は携帯電話を保有し、いつでも受診できる状態にしておく
 ⑦必要があれば、チームが中継所を通過した時間を次の中継所へ伝える
 ②と③のポイントは、スタート前とゴール後に選手の身体を冷やさないことだ。

<レース終了後の集合時間と場所>
ここでミスしても、競技には影響ないが、疲れている選手は早く休息に入って、食事を摂りたいはずだ。明日の練習にうまく乗れるよう、スピーディーに行動したい。また、帰路は安全第一(特に車の場合)に徹してほしい。


私の所属している若葉グリーンメイトでは、12月2日に今シーズン初の駅伝に参加する。昨年の同大会では、一般の部で1位でゴールインしたが、理由はともあれ、資格要件に違反があって失格となった。初優勝の喜びもつかの間、まぼろしのトロフィーとなってしまった。市民ランナーの大会とはいえ、ルールあっての競技。大会要項をよく読んでから、エントリーしたい。
[PR]

by hasiru123 | 2007-11-25 22:32 | 駅伝  

東京国際女子マラソンをDVDで見る

マラソン中継があるときはたいていDVDに録画しています。外出して見られないときはなおさらです。今日の東京国際女子マラソンも例によって、予約機能を使ってDVDに録りました。

標準モードで4.7ギガのメディアだと、2時間が限度なので、マラソンのスタートからゴールまでが収まりません。したがって、ゴールから逆算して2時間分を録れるように開始時間を設定します。女子マラソンだと優勝タイムが2時間25分前後なので、スタートから30分遅れで録画を開始すれば、2時間30分でゴールした選手までが確実に入ることになるので、間違っても優勝選手がゴールする前に収録が終わってしまうことはありません。同様に男子だと、スタートから15分遅れ位に設定しています。

スタートからゴールまでをすべて録るには、長時間モードを使用すればいいのですが、これだと画質が落ちて、アナログのテレビで見るには不満が残ります。民放の場合には、予約機能を使用しないで、まめにCMをカットしていく手もあります。しかし、男子マラソンの場合には通用しるのですが、女子マラソンだと日本最高に近い記録で走ってもらえないと、ゴール直前で録画が終わってしまうことになります。また、後で再生するときに、CM抜きで見られるのも便利です。ビデオテープを使っていたころはよく行った方法ですが、DVDになってアクセスが遅くなったため(今は速くなりましたが)、やめました。CM中のトイレタイムで録画を止めていたら、30キロ過ぎのスパートシーンなど大事な場面を逃したりするミスがよく起きたからです。

さて、今日の東京女子国際マラソン。予約開始はいつものとおりスタートから30分後(12時40分)に設定しました。五輪選考会であるという特別な事情と、終盤に厳しい上りがある難コース。そして、朝の天気予報では、東京地方の最高気温が19度と報じられていたため、4年前の高橋尚子の失速が脳裏をよぎって、野口みずきや渋井陽子のスピードランナーでも遅い場合には2時間25分くらいかかることを想定しておく必要があると考えました。

結果は、野口が2時間21分37秒の大会新記録で優勝。しばらくは破られないだろうと思われていた8年前の山口衛里の大会記録(2時間22分12秒)を、あっさり更新したのです。20度を超える高温と前半は一時6mの向い風の中が舞う中での記録です。DVDを見た後、山口が優勝したときの新聞の切り抜き記事を取り出してきて、今回の野口のスプリットタイムと比較してみると、山口の前半から驚異的なハイペースで飛ばしたのとは対照的で、終盤でのペースアップが光ります。上りに強い選手だなと、改めて感心させられました。DVDの収録は、野口のゴールから約10分経過して終わっていました。
[PR]

by hasiru123 | 2007-11-18 21:29 | 話題  

福岡国際マラソン

61回目を迎える歴史あるマラソン大会、福岡国際マラソン。貞永信義や寺沢徹、宇佐美彰朗、そして瀬古利彦、中山竹通といった数々の名ランナーを生んだ大会です。まだテレビ放映されていなくて、ラジオ放送に耳を傾けていたころは、朝日国際マラソンといっていました(古いね)。

前置きが長くなりましたが、その大会に、わが若葉グリーンメイトから2名が出場することになりました。

福岡国際マラソンはこれまで、参加資格が2時間26分以内と、五輪を除いて世界で最も厳しいといわれていました。市民ランナーには手が届きにくい基準です。近年になって、参加資格が緩和されて、2時間45分以内の記録を持つ選手が参加できるBグループができました。それでも、市民ランナーにとって厳しい基準であることには変わりありません。同大会の大会要項によると、
(1) マラソン2時間45分以内
(2) 30kmロードレース 1時間50分以内
(3) ハーフマラソン 1時間15分以内
とあります。また、関門閉鎖時間は10kmが39分、20kmが1時間18分、30kmが1時間57分などとなっています。

福岡国際マラソンは起伏の少ないフラットコースであることに加え、にぎやかな市街地ばかりを走ることで、沿道から多くの声援を受けるという強い味方があります。私も、歩いたり、バスやタクシーなどで、このコースは全部知っています(走ったことがないのが残念ですけど)。好記録が出やすい所以です。それに、前日は会場近くに宿舎をとるとのことですので、当日のコンディションづくりはしやすいはずです。

両名ともこの追い風をうまく利用して、ぜひ自己記録を更新してほしいですね。がんばれ!!
[PR]

by hasiru123 | 2007-11-11 20:08 | マラソン  

川越走友会、創立30周年記念行事に参加して

c0051032_19433954.jpg去る10月28日、川越走友会が創立30周年を迎え、記念行事に参加してきました。同会は、私の所属している若葉グリーンメイトに先立つこと4年、1977年にランニングクラブとして産声をあげました。そのころはちょうど青梅マラソンの参加者が1万人を超えて、大衆マラソンが開花したときです。

ご夫婦で走られている又重さん(夫は元会長)によると、同会は川越南公民館主催のランニング教室を受講した有志で立ち上げたものだそうです。講師として招いたのは大東文化大学陸上部監督(当時)の青葉昌幸氏。それ以降青葉氏の指導の下に成長していきます。練習の拠点は、川越自動車教習所に始まって、入間川河川敷にあるグラウンドに移し、現在は東洋大学内のトラックと周辺キャンパスで活動しています。

私も長らく同会とお付き合いさせていただいていますが、このクラブのいいところは家族ぐるみの参加が多いということではないかと思っています。そして、立ち上げた当時のメンバーに若いランナーが加わり、会員の年代層が広い。このことは、他のクラブも大いに学ぶ必要があります。毎年、ランニングクラブが一堂に会して駅伝形式の練習会を行っていますが、若いランナーの力でぶっちぎりの優勝ということが何度かありました。

c0051032_19442773.jpg記念行事の目玉は、川嶋伸次氏(東洋大学陸上部監督)による講演で、テーマは「スポーツを通して学んだこと」。マラソンの練習ペース配分方法やスポーツドリンクの摂りかたから生活の過ごし方まで話が及びました。最後に栄養補給について、練習の30分後に摂取するのがベストだが、できなければアミノ酸を意識的に(学生たちに)摂らせているそうです。この問題については、機会を改めて詳しくお伺いしたいと思います。

東洋大学といえば、しばらく前までは箱根駅伝に出たり出られなかったりというところでしたが、川嶋監督に代わってからはめきめきと力をつけ、最近はシード校の上位に定着しました。その東洋大を応援するために「東洋大地ビール」というのが出ました。東洋大の0Bがで川越市内に醸造所を持っていて、そこで作っているのだそうです。ランニングの後の懇親会ではさっそく東洋大地ビールで乾杯。当日私はマイカーで参加したため、あいにく飲むことができませんでしたので、いただいて帰りました。麦芽の甘さと香ばしさがあるおいしいビールでした。
c0051032_1945554.jpg

今後も、川越走友会はランニングクラブのリーダーとしてランナーの育成と様々な走る機会の提供に努めてめていただき、発展されることを期待しています。
[PR]

by hasiru123 | 2007-11-04 19:47 | 練習