秋の合宿

10月25日と26日、若葉グリーンメイトの恒例である秋季合宿に参加した。両日とも曇りがちではあったが、この季節としては暖かめの気象コンディションであった。昨年と同様、東松山市のリコー研修所をお借りして実施された。

これから迎えるロードレースシーズンに先立って、比較的長めの距離を踏むことに徹した。とはいっても、今年のマラソンをめざして走りこむ人にとっては距離的にやや物足りないかもしれない。また、熟年ランナーには全日程を消化するのが精一杯で、かなりハードなトレーニングだったかもしれない。練習メニューに合わせるのではなく、参加した個人の力量に合わせてうまくメニューをアレンジできたら幸いである。

今年も練習の合間を利用して、セミナーが組み込まれた。テーマは「食事バランスガイド」で、講師は、農と食・健康などをテーマに出版活動をしている団体にお勤めのSさん。何をどれだけ食べたらよいのか、望ましい食事の摂り方やおおよその量を、イラストを使いながらやさしく解説していただいた。
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「ランナー視点」での食事バランスガイドの案内は本邦初公開ではないかと思う。各料理をグループごとに1日の生活で必要なものをバランスよく配置して、コマが倒れないようにするのがミソ。快適な走りの実現に役立てたい。また、食品の安心・安全が脅かされている昨今、ランナーとしての食生活にも目が離せない。

私にとっては、今回の合宿は大変収穫が多かった。足にタコやマメを作りながらも、長い距離を走りとおせるスタミナを実感できたことだ。指圧のお世話になっているM先生の話では、カーブしていた腰椎の改善がスタミナの回復につながっているとのことである。無理をせず、SLOW AND STEDY WINS THE RACE といきたい。

合宿を行うにあたって、多忙な中を幹事役としてお骨折りいただいたIさん、Tさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。

(写真左)自分としては控えめな朝食バイキング     (写真右)昼食メニュー
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by hasiru123 | 2008-10-26 23:49 | 練習

ロードレース

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久々にロードレースに出場した。今日走ったのは出版健保の大会で、4年振りとなる。コースは例年桜田門をスタート・ゴールとする皇居周回コース。男子一般は2周(約9.6キロ)、女子及び年代別クラスは1周である。

個人レースは駅伝とはちがった緊張感があり、朝から身の引き締まるような気分だった。最近は起床からスタートまでの行程表を書き込むことはしないが、それと同じ作業を頭の中で行い、何度も反芻することは今も変わりない。電車等を乗り継ぐ場合には特に綿密にシュミレーションを行う。

いちばん頭を悩ませんるのは体調にかかわる問題で、行程表がしっかり組み立てられていても、自分の努力だけでは如何ともしがたい。トレーニングでカバーすべきことは、すでに済ませていても、食事など消化器のコンディションにかかわることは当日の朝食による要素が大きいからだ。私の場合は慢性的な便秘の体質を持っているので、ことのほか食事には気を使う。練習の場合もそうであるが、レースの場合には絶対にクリアしなければいならないハードルである。

これまでの結果はどうだったかというと、これが自分でも驚くほどの高い成功率なのだ。100回のレース中99回位の割合でうまくいっている。それほど消化に効果的な食事が摂れているとも思えないのに。「気合」が功を奏したということにしておきたい。

ところで、4年ぶりの本大会に出てうれしかったのは、どの種目も参加者が増えたことだ。特に女子の増加が目を引いた。受付が長い行列となったのは、これまでにない光景である。東京マラソンの応募者の増加に見られるように、ランニングブームの影響かと思う。今後が楽しみである。

その影響もあってか、私も精一杯走らせてもらった。目標のタイムには届かなかったが、年代別のクラスで2位に入ることができた。ただし、トップと1分3秒もあけられてしまったことは、大いに反省(というか奮起)が必要だ。もっと気合を入れなくては。

(写真)女子の部のスタート前
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by hasiru123 | 2008-10-19 21:35 | その他

昨日までの雨模様が嘘のように、澄み切った青空の下、WGMの練習会としては久しぶりにトラックを使ってT.T(タイムトライアル)を行った。5000mを1本だけ、ほぼレース時と同じ内容のアップを行い、時間を決めてスタートする。

目標タイムを目指して走るのだが、予想タイムを前もって申告して、ウォッチなしで走る人もいる。マラソンの走り込みの最中の人もいれば、レース直前の仕上がりの確認として走る人もいる。私の場合は後者のつもりだったが、つい二日前に左ふくらはぎを痛めたため、T.Tはその回復具合のチェックに目的が変わってしまった。

1000mごとのラップの読み上げと計時は目下故障中のNさんにお願いした。1000mごとのラップを一人で読み上げるのは、フットワークが必要で楽ではない。というのは、1000mは400mのトラックを2周半するため、読み上げる地点が1000mごとに変わり、第1コーナーと第3コーナーを行ったり来たりすることになるからだ。さらに、周回遅れのランナー出ると、全員のラップを読み上げることが難しくなる。

今回から新しいツールが登場した。会長のKさんが用意してくれた周回数の掲示板(というよりはカード)だ。先頭のランナーでも、ときどき周回数を間違えることがある。私は1000mのインターバルを行うときに、本数を消化するにしたがって疲労とともに記憶力が減退して、たったトラック2周半(1000m)の距離でも半周(200m)間違えたりすることがときどきあった。だから、1周ごとに残りの周回数を表示してくれると安心だ。

もう一つ加えてほしいと思っているツールがある。それはスタートで使用するピストルである。陸上競技専用のピストルだと音が大きすぎるようならば、ピストルもどきの音を発する何かでもいい。今日の練習会でいっしょにトラックを使用していたある高校陸上部では、指導する先生が短距離のスタート練習で、ピストルの変わりに拍子木のようなものを使っていた。これだと、鼓膜が突き破れるほどの破裂音がなく、雷管(らいかん)を消費することもない。また、ゴール地点で手動計時するときも、スターターのピストルの煙の代わりに拍子木を打った動作を見てストップウォッチを押すことができる。なかなかいいアイディアだと思った。もしかすると、ピストルに代わる用具としてすでに商品化されているかもしれない。

そして、最後の1周を告げる鐘(あのチリンチリン)があれば、なおうれしい。ラストの踏ん張りも一層さえるのではないだろうかと、つい無い物ねだりをしてしまう。
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by hasiru123 | 2008-10-12 23:22 | 練習

指導員養成事業

ランニングクラブのリーダーをしていて、職場の定年を迎えるにあたって健康指導士の認定をうけ、専門学校や日本タートル協会で活動している人がいる。市民ランナーの篠原義雄さんだ。08年4月13日の日本経済新聞で紹介されていた。篠原さんは、市民ランナーのクラブとしては歴史、実力とも横綱級といっていいアトミクラブで監督もされている。

健康運動指導士は、「健康・体力づくり事業財団」が認定する民間の資格で、安全で効果的な運動プログラムを作成するだけではなく、指導する体力や能力も求められる。保険師や管理栄養士の資格がない場合には、3ヶ月間(21日間、144時間)の講習会を受講し、受講後に行われる認定試験に合格しなければならない、と同財団のホームページにある。現役時代から、知識や技術を磨いておかないと、実現できそうにないハードルだ。

スポーツ指導についての資格は、これ以外にも「公認スポーツ指導員」を始め、「指導員」「上級指導員」「コーチ」「上級コーチ」「教師」「上級教師」の競技別指導者資格、「ジュニアスポーツ指導員」「スポーツプログラマー」のフィットネス資格、「スポーツドクター」「アスレティックトレーナー」のメディカル・コンディショニング資格、「アシスタントマネジャー」「クラブマネジャー」のマネジメント指導者資格がある。

このほど、ランニング学研究の推進とランニングの普及を目的とするランニング学会にも、指導員養成事業の動きが出てきた。ランニングクラブでの指導に関わっていて一定レベルにある人を対象として、指導に関する理論的背景や指導法を学び、一定の認定手続きを経た後、学会として資格または称号を付与するというものだ。同会が確立したランニング科学、周辺科学に基づく「ランニングの指導理論」をベースに、「カリキュラム」「教本」などを作成し、一定の資格を持つ人材が指導にあたることがねらいだそうだ。

当面は、同会が4年前に立ち上げたランニングクラブ(アミノバリュー・ランニングクラブ)の指導スタッフのレベルの質を向上させることを目標に進めていくそうだ。さっそく10月から研修が始まる。概要案によると、次の4分野8科目の抗議や実技が組まれている。

1.スポーツ医学 
  ・内科系チェックと予防・治療
  ・整形系チェックと予防・治療
2.ランニングの科学
  ・生理系ランニングの科学
  ・バイメカ系ランニングの科学
3.ランニング科学の基礎と応用
  ・トレーニング基礎理論と実践
  ・応用化学とランニングレース
4.トレーニングの実際  
  ・有酸素系トレーニング 
  ・バイメカ系トレーニング

今後は、アミノバリュー・ランニングクラブを対象とした取り組みを広く伝えていく必要がある。全国に何百(もしかして何千)とあるランニングクラブがより安全で楽しい機会を提供できるよう、指導者のレベルアップに貢献できるような資格制度につながることを期待したい。
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by hasiru123 | 2008-10-05 23:25 | 基礎知識