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考えながら走る - WGMの秋季合宿に参加して -

優秀な指導者ほど多くの練習メニューを持っていると言ったのは、かつて日電HEで監督をしていた故佐々木功氏だったと記憶している。名コーチは1日たりとも同じメニューを行うことはなく、手のうちには多くのバリエーションがあるそうだ。

選手が一人で行うトレーニングについても同様なことがいえるのではないか。毎日のように同じ練習をこなすのではなく、その日の体調や短期的あるいは長期的な目標などを考ながら、メリハリのある練習計画を立て、実行できることも実力のうちだ。このことは、専門の競技者であるか市民ランナーであるかを問わず、ランナーに共通して言える重要な資質だと思う。

10月24日(土)と25日(日)の両日にわたって行われた、WGM(若葉グリーンメイト)の秋季合宿に参加して、そんなことを考えた。合宿に際しての型どおりの練習計画はあったが、参加者がそれぞれの目標に応じて練習メニューを組み換え、取り組んだ。
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何事も初心者の段階では「換骨奪胎」で、人に教えられ、見よう見まねで行うことから始まる。経験を重ねるにしたがって、何が自分に合っているかに気がつくようになり、お仕着せのメニューでは物足りなくなる。これがすなわち進歩であり、自立である。走力がアップするということはそういうことだ。

成熟したランニングクラブの一端を見た思いである。今回の合宿は、例年と比べるといささか参加者が少なかったが、その精神は多くのメンバーで共有してもらえればと願っている。

さて、合宿参加者がこの2日間で走った距離は平均で約60キロ。その中には、5000mのT.Tもあればアップもあるが、メインは起伏の多い越生町周辺のロードである。肌寒いくらいの気象コンディションに恵まれて、いつの間にか走ってしまったというのが私の実感だ。幹事のIさんとUさん、どうもありがとうございました。

今夜は早く休んで、明朝の疲労回復ジョグに備えたい。

(写真上) 宿泊先のウエルサンピア越生
(写真下) 練習メニューの一部
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by hasiru123 | 2009-10-25 22:21 | 練習  

出版健保ロードレース大会

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昨日は箱根駅伝の予選会が行われ、09年1月2、3日の本大会に出場する11校が決まった。気温が低かったことも手伝ってか、好記録が続出した。出場選手は全員20キロを走るのだが、1時間を切った選手が11名いた。また、トップは1年生の村澤明伸(東海大)の59分08秒で、終盤に2位以下を大きく引き離した。

村澤は昨年の全国高校駅伝で優勝した佐久長聖の出身で、私も昨夏のインターハイでポール・クイラ(仙台育英)を追う雄姿を見ている。長身でしなやかな走りは、往年の高岡寿成(現在カネボウのコーチ)を思い出させる。

関東学生陸上競技連盟が発表した記録を見ると、1時間0分台の中に12位以降の50人が入っている。約1秒間に1人の割合でゴールしていることになる。学生全体のレベルが相当高くなっていることがわかる。

さて、私の方は今日、皇居周回コースで行われた出版健保ロードレース大会に出場した。晴天に恵まれ、気持ちのいい汗をかいてきた。この時期としてはやや暑い気温だったが、5キロの距離ということもあって、ベストコンディションといえると思う。
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昨年、久しぶりに参加して、女子の参加者が増えたことを書いたが、今年は各クラス(一般を始めとする7クラス)ともエントリーベースで前年を上回った。市民ランナーにとって、駅伝・ロードレースシーズンの幕開けにふさわしい大会といえるのではないだろうか。願わくは、わが社(インテージ)にもFUNRUNに取り組むメンバーが増えてもらいたい。

また、WGMのメンバーでは、Sさんが勤務先の同僚いっしょにと参加された。ベストに近い記録とのことだったが、できれば、わがWGMのユニフォームを着て走ってほしかった、ね。

結果は、「男子50歳以上」のクラスで優勝することができた。練習不足と睡眠不足の中ではあったが、1週間前に5000mT.Tをやったのがよかったかもしれない。今夜は、フィギュア・フランス杯のテレビ放映を見ながら、ビールで乾杯することにしよう。
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【写真】
上 早朝の皇居
中 女子クラスのスタート
下 筆者が使用したナンバーカード
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by hasiru123 | 2009-10-18 18:36 | その他  

広島市と長崎市が五輪立候補を表明

秋晴れの空の下、WGMの練習会では東洋大のトラックを借りて5000mのT.T(タイムトライアル)を行った。練習不足のため、今日も控え目なペース配分で走ったら、半月前の記録より5秒短縮することができた。さわやかな天候と、1レーンと2レーンが張り替えられた新しいタータントラックが奏功したようだ。

東洋大では、土曜と日曜は朝7時から10時までの3時間、一般の競技者にトラックを開放している。ここのトラックはやわらか目で、スパイクをつけないで走る長距離練習には足に優しく、ありがたい。

ところで、また五輪のことになる。今朝の新聞を見て、二日続けて驚いた。10日、ノーベル賞委員会は今年の平和賞に米国のバラク・オバマ大統領を選んだことが一面を飾った。就任して9か月の新しい指導者に贈られるのは異例のことだ。オバマ氏が「大統領として国際政治において新たな機運を作り出した」というのが授賞理由のひとつで、核廃絶構想がとくに評価されたものだ。

そして二日目の今朝、広島と長崎両市は2020年夏季五輪を招致するための検討委員会を設置する、と報じられていた。第2次世界大戦で原爆を投下された両市で開催することによって、五輪憲章が掲げる「平和」の理念を世界にアピールできるというのが開催意義の一つに挙げられていた。また、温室効果ガス削減など環境問題での日本の役割をアピールすること、オリンピックを複数都市で開催することによる新たな可能性の模索などもあった。

2016年夏季五輪で東京が招致に失敗したことは記憶に新しいが、広島と長崎両市の共同開催は新鮮で、オバマ大氏の平和賞受賞と並んで「核なき世界」への希望を持たせるものだ。まだ、これから検討することを表明したにすぎないが、施設は大丈夫か、費用はどのようにして捻出するか、複数都市での開催は可能か、などハードルが山積している。しかし、明確な理念を打ち出すことができなかった16年五輪の東京招致に比べると、国の内外からの支持は大いに期待できる。志の高さで勝負してもらいたい。

施設面では、広島市には94年にアジア大会を開催し、42カ国・地域から約7300人が参加したという実績がある。できれば、これを機にコストのかかる五輪を見直したいものだ。単独都市で開催するのが五輪の原則だそうだが、サッカーのワールドカップで日韓共催があったように、柔軟に考えてもいいのではないか。都市だけでなく、複数の国や地域での開催に緩和されれば、アフリカなど開発途上国での五輪の道も拓けてくる。

両市の共同開催を検討することは、五輪の新しい出発点になることは間違いない。諸手を挙げて、応援したい。
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by hasiru123 | 2009-10-11 21:35 | 話題  

フィギュアスケート 開幕

2016年の夏季五輪の開催地はリオデジャネイロ(ブラジル)に決まった。南米大陸で初めての開催となり、五輪の新しい歴史が始まる。

一方で、20010年には冬季五輪がバンクーバー(カナダ)で開催され、こちらも目が離せない。3日(土)に、日本が期待される種目の一つ、フィギュアスケートを見るためにさいたまスーパーアリーナへ足を運んだ。ジャパン・オープンで、フリー得点の合計で争う日本、北米、欧州の3地域対抗の団体戦である。

浅田真央は、フリーの演技「鐘」を今季初めて披露したが、7回のジャンプのうち5回を、転倒や回転不足などで失敗し、女子6人中3位に終わった。私は技術的なことは全くの素人だが、回転、スケーティングとも他の選手たちに比べてスピードが感じられなかった。フィギュアに詳しい妻の言では、浅田はここ数年、シーズンの始めで苦戦しているそうだ。最大の強敵キム・ヨナ(韓国)に対抗するためには、安定的に高得点をはじき出さなくてはならない。

女子のもう一人中野友加里も、プログラムの最初の3回転半の着氷で転倒し、4位だった。中野は今季フリーの曲「火の鳥」をイメージした艶やかな衣装で登場し、観るものを楽しませてくれたが、転倒の際に左肩を亜脱臼した。しばらくは左腕の自由が利かないように見えたが、すぐにリズムを取り戻した。後で放映されたテレビ番組を見たら、外れた関節を自分で戻して演技を続けたことをインタビューで語っていた。まずは、大事に至らず、ほっとした。

男子は、小塚が6人中4位、本田は同6位だった。現役復帰した元世界チャンピオンのステファン・ランビエル(スイス)が150.52点でトップだった。

この後、グランプリファイナルにつながるフランス杯が16日から始まる。そして、12月には、五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権へと続く。各選手とも、段階的に調子を上げて、2月の五輪に臨んでほしい。

ところで、今回のプログラムにはビッグプレゼントがあった。それは、男子と女子の演技の間に、トリノ五輪の金メダリスト荒川静香さんのアイスショーを見ることができたことだ。チケットを購入した際のプログラムにはなかったもので、演目は「It's a Beautiful Day」。当日の対抗戦には出場予定のなかった高橋大輔選手が、このプログラムの「布係」で登場したのも意外性抜群で大いに楽しめた。
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by hasiru123 | 2009-10-04 23:06 | その他