夢のマラソン

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合唱とマラソン

「第九の夕べin喜多院」の後日譚になるが、一昨日の夜、「第九を歌おう会」の懇親会に参加させていただいた。約50名の会員をはじめ、主だった役員などが参加した。85名いる会員の多くは川越市内に在住しているが、なかには越生町から駆けつけた方もおられた。普段の練習会ではなかなか膝を割って話す機会のなかった会員同士、意気投合して2時間の歓談を楽しんだ。

指揮をされた宮寺勇さんの話によると、10月10日の本番では約270名が合唱に参加したが、常時練習会に来て研鑽に励むのはそれほど多くはないそうだ。市外や県外からの参加者はやむを得ないとしても、日頃の練習があっての本番で、練習すること自体が大切であるという趣旨の話をされていた。プロ歌手ではなくても、しっかり練習してこそ楽しめるのが合唱、と理解した。

このことはマラソン練習にもまったく同じことが言える。レースの結果いかんに関わらず、しっかり練習を積めた時とそうでない時とでは満足度が違う。この場合の「しっかり」とは必ずしも練習量の多いことや質の高いことを意味しない。与えられた環境の中で最後まであきらめなかったかどうか、ということが大切である。レース後を振り返ってみて、どうしても「if」という言葉が口をついて出てしまうのは大概後者、すなわちあきらめてしまったケースだ。

宮寺さんは、第九をドイツ語で歌おうとして無理をしていないか、形だけの合唱になっていないかと厳しい。ベートーベンが作曲したドイツの背景も考えて歌って欲しいとも。アマチュアに対する温かい激励のメッセージと受け止めたい。

なお、当日の演奏会の様子は、N氏が収録した映像(DVD)で紹介された。私事で恐縮だが、その中には自分の撮影した写真の何コマかが含まれている。今年は光量の目算を誤り、胸を張れる作品ではないが、利用していただけたことに感謝している。そして、自分の写真に思わず「if」という言葉が出てしまったことにも反省を。

DVDの希望者には「第九を歌おう会」事務局で頒布している。
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by hasiru123 | 2011-10-30 22:20 | 芸術

若葉グリーンメイトの秋季合宿

2年振りに合宿地をニューサンピア埼玉おごせ(埼玉県入間郡越生町)周辺に移して行われた。練習の中心は、起伏に富んだロードを使っての持久走である。前夜からの強い雨の影響が心配されたが、幸いにも練習時にはほとんど降られることはなかった。暑くもなく寒くもなく、大変いいコンディションの下で走ることができた。

今回の標準的なメニュは以下のとおりである。

<1日目> 
■ AM  ジョグ 約9キロ(比較的平坦なコースを使用)
■ PM  持久走 15~30キロ
<2日目>
■ AM ジョグ&持久走 15~31キロ
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なお、私は都合により1日目はPM途中かのら参加となってしまい、個人練習(135分のLSD)とした。2日目は、約31キロの持久走を行った。2日間で走った距離は50キロ位だろうか。自分としてはやや物足りない練習量ではあったが、2日目はしっかり走ることができたので、質的な満足度はB+というところだ。
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やや物足りなかったのは、自分の練習量だけではない。秋の合宿は夏に比べて参加者数がやや少ないことだ。幹事をはじめとする役員の方々の尽力により、最終的には何とか前年並みの参加者数が得られて、ほっとしている。

ただし、参加者のモチベーションは確実に上がっている。夕食時の懇親会で語られたのは、今シーズンのマラソン参加への抱負だった。マラソンに対する熱意は十人十色で、様々な目標の持ちかたがあることを知ることができた。

昨今は、トレイルランやウルトラマラソン、アドベンチャーマラソンなど42.195キロを超える超長距離レースの人気が高まっている。何日もかけて走破するツアーマラソンというのもある。確かにこれらの競技には、競争することを超えて取り組むこと自体に喜びを感じる何かがある。過酷な環境下でのレースだからこそ、ということかもしれない。
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しかし、マラソンにも30キロからの深くて長い河、いや壁がある。これを乗り越える戦いは、超長距離レースに勝るとも劣らない多くの魅力が詰まっている。ぜひ、来年はさらに多くの会員の参加で、マラソン談義に花を咲かせることができたらと期待している。

(写真上)夕食の最初の料理
(写真中)宿舎のロビーから望む中庭
(写真下)朝食の後に食べたデザート
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by hasiru123 | 2011-10-23 22:57 | 練習

第6回第九の夕べin喜多院(2)

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                    (写真)会場の後方からは月が

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                    (写真)朝日明実行委員長の開会挨拶

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                    (写真)喜多院住職の塩入秀知氏の挨拶

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                    (写真)内海源太、川島容子(エレクトーン)

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                    (写真)日比野幸(ソプラノ)

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                    (写真)山本耕平(テノール)

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                    (写真)松藤夢路(アルト)

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                    (写真)原田圭(バリトン)

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                    (写真)混声合唱団(指揮/宮寺勇)

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                    (写真)ふるさとを全員で合唱

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                    (写真)小野澤康弘事務局長の閉会挨拶

コンサートの模様は下記の動画サイトで公開されている。
Ustream(リハーサルの一部) → http://7colors.tv/live/events/6570
YouTube(本番の全て) → http://www.youtube.com/watch?v=0HLuNQPyGoc 
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by hasiru123 | 2011-10-16 21:47 | 芸術

第6回第九の夕べin喜多院(1)

10月10日(月)に「第九の夕べin喜多院」が開かれた。すでに書いたとおり、今年で第6回目を迎え、好天気の中で行われたコンサートには約800名の音楽ファンが駆けつけた。

今年は、リハーサルから本番までおよそ100枚のシャッターを切らせていただいた。4名のソリストたちの独唱と地元の小学生に合唱、そして270名の団員による合唱。したがって、演奏の方もそれぞれ2度づつ聞くことができた。

前日が十三夜だったため、開演の18時ころに会場の後方(東側)からは大きな月が。見えたのはもっぱらステージに立つ演奏者だけだったかったかもしれないが、秋の雰囲気は十分に感じることができた。

喜多院住職の塩入さんによれば、指揮者やソリストたちの控室として春日局の間が使われたそうである。江戸の気分を感じていただけたらうれしい。偶然ではあるが、今日(10月16日)放映されたNHKの大河ドラマ「江」の番組の終わりに、喜多院と春日局の間が紹介されていた。

プログラムは以下のとおり。

■ エレクトーン演奏 / 内海源太、川島容子
■ ソリストによる演奏
1. からたちの花 / 日比野幸
2. カタリ・カタリ / 山本耕平
3. ハバネラ / 松藤夢路
4. 闘牛士の歌 / 原田圭
■ 地元小学生による合唱
1. 線路は続くどこまでも
2. あの青い青空のように
3. 歌えバンバン
■ 第九交響曲 第4楽章「歓喜の歌」
■ 全員合唱
1. よろこびの歌
2. ふるさと

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                    (写真)リハーサル風景

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                    (写真)日比野幸(ソプラノ)

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                    (写真)山本耕平(テノール)

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                    (写真)松藤夢路(アルト)

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                    (写真)原田圭(バリトン)

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                    (写真)混声合唱団(指揮/宮寺勇)
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by hasiru123 | 2011-10-16 21:26 | 芸術

「オレ流」の走り込み

5連勝で5月30日以来の首位に返り咲いた中日ドラゴンズの落合博満監督は、今シーズン限りでユニフォームを脱ぐことが決まったそうだ。落合氏は現役時代にオレ流と呼ばれた独特の打撃フォームで活躍したが、マラソン練習も「オレ流」がいい。

初冬から来春にかけ、て各地で数々のマラソン大会が開催される。私も含めて、大会に向けての走り込みに余年のないランナーも多いことだろう。走り込みのこの時期に注意したい事柄を整理してみた。

マラソン練習を進めていく中で出会う大きな壁は、所期の目標どおりになかなか事が運ばないことではないだろうか。そこで、私が掲げる突破方法として次の3つを挙げたい。

まず第1点は、人と比較をしないことである。集団で練習を行うと、どうしても仲間の走りや調子が気になるものだ。特に、ライバルに遅れをとったりすると自分の力のなさを思い知らされるような気がして、自信をなくしたり、練習方法が間違っているのではないかと迷ったりするものだ。

人と自分とでは、日頃の練習環境や練習内容が違う。また、マラソン練習の開始時期も異なるだろう。したがって、参加するレースが同じであっても仕上がり具合が早い人もいれば、ゆっくりめの人もいる。人それぞれの進捗があるのだ。だから、この時期に人と比較をすることにはほとんど意味がない。

突破方法の第2点は、目標を掲げたときに計画を立てることである。そして、計画を立てたら、準備する。さらに、実行しようと試みる。修正が必要になったら、思い切って計画を変えることだ。無理な計画にこだわると、計画倒れになるだけでなく、故障を招く恐れがある。

確かに、立てた計画を変更することは実力や実行力のないことを示すようなもので、マイナスのイメージを描きがちだ。計画変更を計画放棄と捉えるとそうなるかもしれない。しかし、これを計画のブラッシュアップ、問題についての気づきであると捉えれば、プラス思考も生まれよう。計画を思い切って変える勇気が大切だ。計画は柔軟に、しかも大胆に変えてよいものである。

3点目は、プラス面を評価することだ。練習が思い通りに進行しなくとも、どこかいい面があるものである。例えば、仕事が忙しくて予定していたメニューがこなせないとしよう。練習量は計画の半分であっても、半月前に実施した40キロ走よりも今日の40キロ走の方がいいラップで踏めたとしたら、それは疲労をしっかり抜いた効果が出たのだと前向きに考えて、自分をほめてあげよう。

計画通りに練習が進むことの方が珍しいのである。こんな練習環境でもこれだけのことが出来たとプラスに捉えたほうがいい。小さな成果に光をあてて、大きく育てたいものだ。

人と比べない「オレ流」の練習方法で、深まる秋の走り込みを堪能したい。今日、若葉グリーンメイトの電大・鳩山コース(約33キロ)(注)を走ってみて、そんなことを考えた。


(注)電大・鳩山コース
24.5キロコース: 千代田公園(坂戸市)~千年谷公園~東京電機大学~鳩山ニュータウン~物見山~大東文化大学~千年谷公園~千代田公園
33キロコース: 上記コースのうち「東京電機大学~鳩山ニュータウン~物見山~大東文化大学」を2周する
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by hasiru123 | 2011-10-09 23:15 | マラソン

5千メートルに要求される持久力

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昨日の記録会を見て、改めて長距離の走り方を教えてもらった。

記録会というのは、東洋大学川越キャンパス陸上競技場で行われた埼玉県実業団長距離記録会のことである。坂戸陸協の駅伝メンバーがスピード強化の一環として、初めて同記録会に出場した。当然のことながら、走った結果は公認記録となる。

実施された種目は、5千メートルと1万メートル(女子は3千メートルがある)。これらの種目はスピード力が求められるのはもちろんだが、それ以上に持久力が大事であることは意外と忘れられている。それは、比較的スピードに恵まれた高校生たちに多く見られる。前半のハイペースを維持できずに、後半落伍していくレース展開を見ることが少なくないからだ。

私が高校生だったころに走った5千メートルは、まさにこの失敗の繰り返しだった。その原因は、一言で言うと持久的なスピードの不足である。もう少し具体的に言うならば、5千メートルに要求される持久的なスピードの不足が原因である。

ニュージーランド出身のA.リディアードは東京五輪800メートルと1500メートルで優勝したP.スネルを育てたコーチとして知られているが、スピード・トレーニングの基礎として必要なものは、「一般的なスタミナの向上を図ること」と、「トレーニングの月間指向としての有酸素/無酸素的なねらいの割合を8:2にする」ことだと述べている(永井純著『中・長距離・障害』)。中長距離においても、スタミナは基本だというのである。高校生たちはこのことに気づかずに、スピードのみを追いかけるため、壁に突き当たる。
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それに引き換え、今回見た多くの熟年ランナーはこの点をしっかり踏まえ、最後までペースを落とさずに落ちていく若い選手たちを追い抜いていくシーンを何度か目にした。40代後半のFさんは15分27秒でゴールした。また、40代前半のUさんは高校生の速いペースに戸惑うことなく、マイペースで後半追い込んで15分台をキープした。また、坂戸陸協のSさんは5千メートルと1万メートルの両種目にエントリーし、走りきった。スピードに加えてスタミナもついてきたことを証明してくれた。

なお、坂戸陸協の参加を積極的に進めていただいたコーチ役のOさんには、申し込みから応援まで大変お世話になった。このことで、チーム全体にワンランク上を目指す気持ちが育まれればうれしい。
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(写真上)坂戸陸協から4名が参加した5千メートル1組のスタート
(写真中)5千メートル4組で力走するS選手(坂戸陸協)
(写真下)5千メートル最終12組 1位でゴールする柏原竜二選手(東洋大)
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by hasiru123 | 2011-10-02 23:30 | 練習