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夢のマラソン

蚤の市/川越市久保町

ゴールデンウィークが始まった。初日の28日は、朝から初夏を思わせるような強い陽が照りつけた。川越市にある成田山新勝寺の別院では、毎月28日に「蚤の市」が開かれている。私の記憶では、始まってから30年以上になるかと思う。成田山前は通勤で毎朝のように通るが、市の日に天候が悪くて休止したというのは見たことがない。

久しぶりに、掘り出し物を見つけに出かけてみた。

境内には早朝から、100件を超える骨董・古民具などの店舗が集結し、多くの骨董ファンで賑っていた。境内に入りきらずに、歩道にはみ出している店舗もかなりあった。時計や家具などのアンティークに加え、リサイクルの衣料品、特に着物類が多いのが目を引く。

私もかつて、鎌倉彫りの書類箱をここで求めたことがあって、今でも和室において使っている。それから、お気に入りの和風のコーヒーカップもここで買ったものだ。

県外からの顧客も多いと聞く。外国人観光客も多数見かけた。今や、川越市の重要な観光イベントとしても定着した感がある。ただし、クルマで来られる方はくれぐれも違法な駐車で近隣に迷惑のかからないようお願いしたい。

以下は、昨日撮った写真のうちの5枚である。

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                  東門前で

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                  境内に入りきれなかった店は歩道に

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                  常連の外国人客もいる

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                  たくさんのテントが並ぶ境内

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                  東門前での談笑風景
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by hasiru123 | 2012-04-29 22:23 | その他

孤立死をどう防ぐか

昨日はある陸協の総会とそれに続く懇親会に出席し、今日は地元自治会の総会に出てきた。陸協の懇親会では、地元で民生児童委員として活動しているA会員と話す機会があった。また、自治会の総会では、審議の前に少しだけ挨拶をさせていただいた。その話題がたまたま共通していて「孤立死をどう防ぐか」だった。

ランニングから少し離れて、このことについて書いてみたい。

2月以降、新聞の社会面から目が離せなかった。それは、高齢者の孤立死が各地で起きていたからである。しかも、一人暮らしの孤立死だけでなく、高齢者や障害者が複数で暮らしていて行政の手が差しのべされなかった世帯での悲劇だった。

つい先ごろ、東京都江戸川区で起きた小学生を含む一家4人の無理心中事件が報じられていた(4月12日毎日)。この一家は、今年1月に父親が自殺していて、母親も精神的に疲れていて自殺をほのめかしていたという。母親の義父がこのことに気づき、子供の通う小学校に相談したり、子供家庭支援センターに連絡したりするなどの対応はとっていた。母親からそれ以上かまわないように言われると、義父はその後のコンタクトをとるのをやめた。

せめて子供だけでも保護するなどの対策がとれなかったかと、惜しまれる事件だった。これまでは自治体や地域の民生委員が重視していたのは独居世帯の高齢者や要介護の高齢者夫婦だったが、複数の家族が暮らす世帯でも孤立死は起こりうることを示している。

これらの亡くなった世帯には支える側と支えられる側とがいて、支える側に異変が起きると弱い支える側が共倒れになる。

2010年に内閣府が行なった「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査」(注)では、「孤独死」について60歳以上でひとり暮らしの64.7%が身近に感じると答えている。夫婦ふたり世帯だと44.3%、二世代同居などそれ以外の世帯では37.0%だった。

この結果からもわかるように、ひとり暮らしよりも夫婦ふたり世帯や二世代同居の方が互いに助け合うことができるので安心だ。しかし、高齢者が一人ですごす時間はけして短くはなく、家族が不在だったり目を離している間に亡くなったりするケースも稀にあるそうだ。大規模有料老人ホームの浴場で転倒し、2時間近く誰にも気づかれずに放置され、結果心肺停止に至った事故もあると聞く。

行政だけに頼るのはもはや限界に来ているのではないか。最近は、公的な支援を拒否する住民が現れたり、支援を必要としている人たちが見守りの対象から抜け落ちたりして、行政の目が行き届かなくなっている。支援を必要としている世帯についての情報共有や電気・ガス・新聞販売等の事業者からの情報提供など、住民による自主的な取り組みが必要である。また、自治会や民生委員などに十分な情報と権限をあたえるなど、住民による積極的な関与の仕方も考える必要があるだろう。

緊急の対応はひとつ間違えば住民とのトラブルに発展するリスクを伴う。また、個人情報保護法の兼ね合いが難しい。個人情報を第三者に開示できる柔軟な仕組みを早急に構築する必要がある。

例えば、高齢者が住む住宅をくまなく訪問し、家族構成や健康状態、知人の連絡先、かかりつけの診療機関、悩みごとはないか、などについて丁寧に聞き取ることである。そして、それらをデータベース化して、自治会や民生委員などで共有することが大切になると思う。

ランニングに話を戻すと、仲間を作って走っている人たちにとっては「孤立死」は無縁で、他人事のように思うかもしれない。自分の変化を周りに気づかせる機会にあふれているからだ。だが、そうばかりとは言えない。ひとたび自分あるいは家族に異変が起きたとき、SOSを発することができないリスクはたくさんある。いったんは他人事と認めた上で、わが身に置き換えてみることが必要だ。孤立死はいつ、どこで起きても不思議ではないのだから。


(注)高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査 → http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h21/kenkyu/gaiyo/pdf/kekka1-1.pdf#search='高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査'
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by hasiru123 | 2012-04-22 23:02 | その他

4月に行われた競泳の日本選手権は、近年にない見ごたえあるレースだった。ロンドン五輪の代表選考がかかった大一番だったことに加えて、明確な選考の基準が設定されていたことが効果をあげたのではないかと思う。

「日本選手権の決勝で、派遣標準記録を破り、2位以内に入る」というのが、今回の代表決定の条件だった。とてもわかりやすい。それに比べ、陸上競技の男女マラソンの代表選考は、これと対極にある選考方法だと言わざるを得ない。マラソンの選考基準は「各選考会の上位選手から本大会で活躍が期待される競技者」ということで、報道などを通して理解している。しかし、この基準はわかりにくい。

「報道を通して」と書いたが、マラソンのギョーカイにいる人間にしか事前に知ることができないからだ。日本陸連の公式ホームページなどで公表されず(調べてみたが見つからなかったので、多分記載がないのでしょう)、基準についての記者会見をしたということも聞いたことがない。透明性という点で、気になるところだ。

同じ陸上競技でも、トラック&フィールドの方は複雑ではあるがもう少しスッキリしている。代表選考の基準は、たしか「一定期間内における世界陸連の標準記録A突破者で日本選手権1位」は即内定がもらえる。A突破者は最大3名までが可能なので、日本選手権を含めた代表選考会の結果から選考される。A突破者のいない種目は、標準記録B突破者から1名が、これも日本選手権を含めた代表選考会の結果から選考される。短距離や跳躍などは、日本選手権などから選考できなかった場合に、7月に行われる南部記念陸上の結果を見て追加内定が出される。

これまでの選考方法から多分こうであろうという私の推測で書いてみたのだが、多少間違っている点があるかもしれない。最近は陸上競技の専門誌を見ていないので、その程度の知識である。これは、知識が足りないというよりは、一般の陸上ファンが知りうるようには公開されていないことに起因する。これもマラソンと同様に、透明性という点では疑問符がつく。

そして、トラック&フィールドはなぜこんなに複雑なのか。想像するに、標準記録の突破者であれば、Aはあればもちろんのこと、AがいなければBでもいいからできるだけ多くの代表選手を選びたい。陸上競技にあてられた代表枠いっぱいの選手を五輪に送り出したい、という親心があるのではないか。このように、様々な救済措置、というか温かい対策がとられているのである。一発選考と審査を併用した決め方で、これはこれでよく考えられた仕組みだと思う。これほどまでに選手のことを考えた選考は、他の国や地域には見られまい。

一方、この方法には弊害もある。あえてハードルの高いA標準を求めず、B標準に甘んじて、その中で代表争いをする傾向が見られるからだ。どの種目でも、B標準のレベルだと、五輪では入賞ラインに食い込むことは難しい。世界の中で競争力を高めるには、A標準突破者を中心とした選考に変えていく必要がある。いつまでもこの温情的な選考方法に頼るようでは、競技力の向上は望めない。明確かつ高い選考基準は選手の志を高くし、そしてモチベーションを上げるからだ。日本水連が実施した選考方法を日本陸連も見習って、見直しを進めて欲しいと思う。
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by hasiru123 | 2012-04-17 23:39 | その他

埼玉県中部地方はようやく桜の満開を迎えた。私の住む川越市は今年で市制90周年を迎えた。様々な記念行事が開催される中で、昨日と今日は「夜桜舟遊(しゅうゆう)」と称して、北公民館から田谷堰東側の新河岸川河畔でライトアップした夜桜が楽しめた。

さて、以下の写真は広角レンズで覗いた川越の桜である。使用したレンズは、PENTAX 18-55mmとTAmROn SP 10-24mm。

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                東照宮の入口

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            川越城の歴代藩士21人ののぼり旗を旗揚げした本丸御殿前の通り

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                武徳殿を背景にした桜

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                 川越市立博物館前のソメイヨシノと冬桜の競演

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                中院の枝垂れ桜(1)

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                中院の枝垂れ桜(2)

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                中院の枝垂れ桜(3)

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                中院の馬酔木

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                喜多院の多宝塔

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                賑わう喜多院の境内
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by hasiru123 | 2012-04-08 23:52 | その他

良いねじれ

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新河岸川桜まつりの実行委員を担当し、午後は若葉グリーンメイトの定期総会、そして夕刻は地元自治会の役員会に参加した。慌ただしい1日ではあったが、楽しくそして待ち遠しい1日でもあった。それは、遅い春のおとづれがもうすぐそこまで、というところまで来ていたからである。
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新河岸川桜まつりの開会式ころには、桜のつぼみがふくらみ、今日の開花は時間の問題と思われた。しかし、夕方になってもう一度目を凝らして木々の枝をのぞいてみたが、花びらを確認することはできなかった。
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若葉グリーンメイト総会の方は役員が改選され、フレッシュな顔ぶれとなった。議事の中で、発言をさせていただく機会をもらったので、そこで述べたことを、以下に簡単に書いてみたい。

会員が定着する中で、ここ数年新会員が加わり、より世代間の広がりは大きくなった。世の中が急激に高齢化が進行する中で、既存の集団がその影響を受けるのは自然のことである。ランニングクラブの課題も、時代の進む方向に合わせて変えていく必要がある。すなわち、学びや向上の場から世代間交流の場へ、成長のランニングからから生涯スポーツとしてのランニングへとシフトさせていくことがクラブの役目だと思う。

そこで着目したいのが、当クラブの参加者の多様性や多面性、多岐性という点だ。具体的言うと、当クラブの会員であること以外に、ランナーとしての多彩な”顔”を持っている人が多いということである。

例えば、他のランニング組織と掛け持ちをしていたり、ランナーであると同時にランナーの指導者であったり、あるときは取材される立場であってもあるときは取材する側であったり、というように、様々なランニングの領域に接点を持っているのだ。それは、ときに割り切った行動を取ることが難しくなったり、立ち位置が複雑になることもあるだろう。

何やらどこかの国会のようなねじれ現象を想起させる。しかし、ねじれ現象は悪いことばかりではない。組織を活発にさせるエネルギー源になることもあるからだ。当クラブもこのねじれで元気をもらっている。高齢化という弱みを世代間交流という強み味変えているからだ。このねじれは、大いに誇っていい。

だから、組織の壁があってもあまり難しく考えないで、自由に楽しくやりましょうと、そんな話をさせてもらった。

(写真上)もう少しで開花/新河岸川湖畔
(写真中)舟遊/氷川神社北側
(写真下)舟遊/北公民館前
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by hasiru123 | 2012-04-01 23:50 | 練習