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2013年インターハイ

今日からインターハイ(高校総体)の陸上競技が大分市の大銀ドームで始まった。例年もっとも暑いこの時期に開催される。全国各地の都道府県、さらに11ブロックで勝ち抜いた高校生アスリートたちが集結する。どんな勇姿を見せてくれるか、楽しみだ。

今回は、男女とも短距離勢が元気である。まず、桐生祥秀(洛南)が走る男子100m。4月29日の織田記念陸上の予選で10秒01を出した。この時は、風速計が世界標準でなかったため、世界ジュニアの世界タイ記録とは認定されなかった。春以降大会が続いた中で、好記録を期待するのは酷かもしれないが、世界選手権に手応えを感じられる走りを見せてもらいたい。また、桐生に続く川上拓哉(東海大浦安)や小池裕貴(立命館慶祥)らの昨年国体入賞組の追い上げも楽しみだ。

今年の日本選手権入賞者が3人出場する女子400mもハイレベルの争いになりそうだ。というのは、杉浦はる香(浜松市立)と大木彩夏(新島学園)が同大会で1位と2位に入り、ともに従来の高校記録を上回った。また、神保裕希(金沢二水)はもともと400mの選手ではあるが、100mで今季高校歴代3位、200mで同2位の記録を打ち立てた。この素晴らしいスピードで400mを走ったら、と期待が膨らむ。この3人の争いは、間違いなく日本の400mのレベルを上げてくれるはずだ。

インターハイに出場する選手たちは、夏の暑さに加えて過密スケジュールを乗り切らなくてはならない。400mよりも短いトラック競技だと、予選、準決勝、決勝と、3つのレースが待っている。しかも、400m障害とリレー以外は1日で3本が行われる。例えば、先の100mの桐生の場合は、200mと4×100mRの3種目に出場するから、全部で9回走ることになる。想像を絶する過酷な大会であることに気がつく。そこは持ち前の若さで、次のステージにつながるいいレースをしてほしいと願っている。
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by hasiru123 | 2013-07-30 23:46 | 話題  

劇場型勧誘にご注意!

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小中学校の終業式の翌日、7月20日(土)から私の住む町ではラジオ体操が始まった。いま川越市では、ラジオ体操を生活に取り入れ、健康の保持増進に役立てようと、推進運動を展開している。1ヶ月前には、正しいラジオ体操のマスターを支援するために健康づくり運動研修会を開催した。早速私も、早朝ランニングの前に参加してきた。

ご存知のとおり、ラジオ体操は第1と第2があって、第2の方がややハードなメニューになっている。ラジオ体操はウォーミングアップ程度の軽い運動だと思っていたら、相当な運動量である。高齢者は、始める前にストレッチなどでよく体を伸ばしてからやるといいかもしれない。

私が以前によくに出張に行ったときにも、早朝ランニングは欠かさなかったが、公園や神社の境内を走ると、地元の住民が集まってラジオ体操をしている光景に出会うことがよくあった。たとえば、熊本城公園では、あちこちで小さなグループを作ってラジカセを囲んでいた。わずか10分間のことではあるが、子供から高齢者まで世代を越えて触れ合うことができる素晴らしいイベントであることに気づかされた。

話題はガラリと変わる。最近「郭二かわら版」という自治会の会報に「劇場型勧誘にご注意!」と題する小文を載せていただいたので、採録する。

 * * * * *

消費者庁は、初の「消費者白書」を発表しました。架空の投資話で財産を奪われるトラブルなど65歳以上の高齢者からの相談が増え、昨年度まで5年連続で増加しているとのことです。

「白書」では、こんな被害事例が紹介されていました。

<消費者の自宅にA社のパンフレットや申込書が封筒で発送されます。勧誘業者であるB社が「A社の封筒は届いていないか。A社が販売している権利は大変価値があるが、封筒が届いた個人しか購入することができない。代わりに買ってくれれば権利を高値で買い取る」や「代理で購入して欲しい。謝金を支払う」などと電話で消費者に契約を勧めます。消費者は、初めのうちはB社の話を信用しませんが、何度も、複数の事業者から勧誘を受けたり、公的機関をかたる何者かから電話で「A社は信頼できる会社である」などと説明されるうちに信用してしまいお金を支払ってしまいます。そして、結局A、B社ともに連絡が取れなくなり、実質紙切れである権利証券だけが消費者の手元に残る>

複数の業者が登場し、さも「演劇」のように仕立て上げられた勧誘が行われるため、「劇場型勧誘」と呼ばれています。実に巧妙です。

業者が勧誘するのは、架空の会社の未公開株や社債のほか、自然エネルギーに関係する投資商品や有料老人ホームの利用権、発光ダイオード(LED)やiPS細胞など話題性の高いものも登場しています。これと同じような話を聞いたことはありませんか。そうです。当自治会がときどき回覧している「見守り新鮮情報」の5月14日号にもあった内容と似ていますね。

このように悪徳事業者は常に新しいだましのテクニックを磨いているのです。案内書等が送られてきた後に、別の業者から「代わりに買ってほしい」などと電話があっても、きっぱり断りましょう。心配なときは、迷わずに川越市生活情報センターや自治会、川越警察署などにご相談ください。


(写真)三芳野神社境内で(川越市郭町2丁目)
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by hasiru123 | 2013-07-21 23:32 | その他  

熱中症に強い体作り

発汗は身体から熱を奪い、体温が上昇するのを防いでくれる。しかし、発汗に使われた水分を十分に補給しないと脱水状態になり、体温調節能力や運動能力が低下する。暑いときに積極的に給水しなくてはいけない理由はここにある。

私の場合は、ランニング中の給水が苦手である。紙コップに入った水の取り方があまりうまくない。また、飲んだ後にむせたり、腹痛を起こしたりすることもある。特に飲みたいと感じなかったら、走り終わるまで我慢してしまおうと思うことが少なくない。しかし、今夏のランナーはいやが上にも給水上手にならざるを得ない。そのくらい厳しい猛暑が続いている。長時間ランニングは熱中症リスクは相当に高く、用心に越したことはない。

「熱中症は死に至る恐ろしい病気」と警鐘を鳴らすのは、神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜教授だ。そして、「正しい予防で発生を防ぐことが可能で、万が一かかってもだ正しい対応により悪化を防ぐこともできる病気」とも言う。毎月、食品メーカーのキユーピーさんから送っていただいている「キユーピーニュース」(注)の第472号「熱中症を理解する正しい予防法と治療法」にあった。

谷口教授は、予防について外的要因と内的要因の2つの側面から解説している。

まず外的要因に対する予防では、①真夏日や猛暑日での運動や仕事は控える。天気予報などで高温注意情報を確認する。②生活・仕事をする環境を整える。熱帯夜が予想されたら過度の節電をやめるなど。③服装に注意する。外出時の服装や持ち物は十分な熱中症対策の準備をする。

内的要因に対する予防では、①熱中症に強い体作りを心がける。汗をかく練習をする(暑熱くなる前にゆっくりと体を慣れさせる)、水分を飲む練習をする(暑熱くなる前に消化機能を慣れさせる)など。②良質のタンパク質を摂り、筋肉を育てる。筋肉は水分をたくさん保持できる場所。動物性タンパク質と植物性タンパク質を適度に摂って、適度に運動をする。③夏場は夏野菜をとる。野菜からは水分やカリウムを摂取することができる。④こまめな水分と塩分の補給を心がける。アルコールを除いた飲料であれば全て効果がある。塩分は食事からもとれているが、塩分が含まれたスポーツドリンクや経口補水液を摂取するのが良い。

間違った熱中症対策として、①熱中症にならないように「塩飴」だけをなめること。血液の浸透圧が上昇して脱水症状が重症化する。たくさんの飲料といっしょに飲むことが大切。②スポーツドリンクに「熱中症対策水」、「熱中水」などと書かれた商品の表示を鵜呑みにしない。スポーツドリンクには、電解質が入っているか、100mlあたりにナトリウムが40~80mgは最低含まれているか、など表示と成分をよく確認してから飲むように、とアドバイスしている。

谷口教授は「熱中症になってしまった場合には、アルコール飲料は脱水症状を増悪させるので摂取してはいけない」とも注意を呼びかけている。それに加えさせていただくならば、大量の汗をかいたあとにアルコールを摂るのも十分な注意が必要だと思う。本来なら、少しずつ水を補給しなくてはいけないところなのに、反対に脱水を助長さることになるからだ。合宿などで、走った後に入浴してビールを飲んだら、なかなか汗が止まらなかったという苦い経験がある。

上記の内的要因の①にもあるとおり、暑さに負けない体力作りは熱中症対策の中でも特に重要だ。7月12日付毎日新聞の小島正美記者のリポートによると、「ややハードな運動の後に牛乳などを摂取すると、血液量が増えるなどの体温を調節する能力が上がり、熱中症対策にもなることが分かってきた」とあった。信州大学大学院の能勢博教授への取材で分かったことだ。真夏の運動などで大量の汗をかき、脱水症状を起こしたときは、水分と塩分を補給することがまず必要だが、それだけでは血液量は増えない。長期的に血液量を増やし、暑さに強い体力を求めるなら、ややきつい運動後に牛乳などの乳たんぱく質と糖質を含む食品を摂取する必要があるというのだ。

筋力向上と血液量の増加は、熱中症と生活習慣病の予防という一石二鳥の効果を果たすものとして、今後の調査、研究が期待できそうだ。


(注)栄養や健康の専門家による解説記事。新しい統計や実験などに基づいたデータオリエンテッドな記述は、一般の消費者だけでなく食事に気を使っているアスリートが読んでも大変参考になる。
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by hasiru123 | 2013-07-14 20:43 | 基礎知識  

私の合宿総括

恒例の若葉グリーンメイトの夏季合宿に行ってきた。場所は、新潟県越後湯沢町。雨模様を知らせる天気予報が出ていたので、昨年のような荒天が心配されたが、大丈夫だった。1泊2日で4度走ったが、いずれも練習中は雨に遭うことがなく、この時期としては涼しい中を走ることができたのは幸運だった。
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天候が幸いしてか、自分としてはいい練習がやれたと思っている。
 - 合宿は何のために走るのだろう -
これはいつも参加するときに考えることである。
 - ふだんから走っているのに -

参加の目的は人ぞれぞれだろう。昨今、小クラブの合宿参加者数が伸び悩んでいる。そこで、事務局の提案で合宿の看板からいつもの「強化」という2文字を外して「懇親」に置き換えた。だから、今回は「強化」を目的としない人も少なからず、というか相当数含まれているはずである。残念ながら、参加者数は昨年を下回ってしまったが、この方向は間違っていないと思う。
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さて、こここらは私ごとになるが、
 - 私は、何のために参加したのか -
と考えると、これは昨年の、そして一昨年の夢の続きを見るためであるということになりそうだ。2年連続でマラソン大会を欠場してしまったので、今年こそスタートラインに立って、目標の記録をクリアしたい。

5月から、少しネジを巻いて練習するようになった。現在の基本的な走力がどの程度までついてきたのか、そして「弱み」というか「課題」は何かを発見すること。この2つを押さえたかった。

越後湯沢の地は起伏に富んでいて、マラソンに必須の脚筋力と持久力をつけるのに格好のコースが揃っている。例年とほぼ同じコースで、2日間で合計63キロを走った。苦手の下りをリラックスして走り、上りで体幹を前面に押し出して走ることができた。
 - スタミナがついてきたな -
と実感できたことは大きな収穫だった。
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それでは、これでよかったのかというと、そうではない。先にも書いたように「弱み」や「課題」が見えていないことに気づくべきでなのだ。このまま夏を乗り切り、秋の走り込み期を迎えたら、必ずといっていいくらい故障が待っている。今の私が、マラソンの30キロ以降に大きく崩れる原因は、秋の走り込み期にしっかり走れていないことだと考えている。故障しない体を作ること。これが、喫緊のテーマである。

合宿の内容をよく点検して、課題を見つけたい。


(写真上)宿泊所の高野屋さん
(写真中)夕食に出た高野屋さん特性のナスとキウリの塩漬け
(写真下)朝食(これに味噌汁がつく)
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by hasiru123 | 2013-07-08 22:48 | マラソン