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3つのR

5月25日(日)は、川越市で春のごみゼロ運動が行われ、私の住んでいる地域でも、近くの神社に集まって清掃とごみの収集に汗を流した。5月らしいすがすがしい朝を迎え、多くの町民が参加した。親子で、あるいは孫子で参加した人も多かった。

少しでもごみを出さない世の中にするには、子どもたちの世代が小さいときから環境のしくみについて考え、行動することが大切だと常々思っている。その意味では、幅広い世代の人たちが一堂に会して行うごみゼロ運動はよい機会である。

せっかくだから、集まった子どもたちには、環境について話題を提供するつもりでいた。ところが、今日のイベントには清掃活動に加えて、防災訓練としての炊き出しや、新しく神社に出向することになった神職の紹介など、ToDoリストに書き出した項目がたくさんあった。したがって、それはつぎの機会に譲ることにして、ここでは話そうと思っていたことについて書いてみたい。

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「持続可能な社会」とよくいわれる。将来にわたって、環境問題だけでなく経済や社会の総合的な発展がバランスほどよく保たれた社会のことを指す。そのような社会を根本で支えるのは、個人の環境に対する意識や、知識に基づいた行動だ。環境を守るための活動や教育は、その意識と行動を後押しするためのものである。

つい10数年前までの20世紀は「大量生産・大量消費・大量廃棄の社会」だった。それに対して21世紀は、少し難しい言葉になるが、「循環する社会」と言われるようになった。私たちの豊かで便利な生活は、大量の資源やエネルギーを消費し、いろいろな製品を大量に生産して使用し、その後不要となったものを大量に廃棄するという一方通行のしくみによって成り立っている。

その結果、地球温暖化や酸性雨、オゾン層破壊、廃棄物問題、資源の枯渇などさまざまな環境問題が生じ、地球社会が壊れかかっている。これらの問題を解決するには、これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄の「一方通行の社会」から、廃棄物を抑え、天然資源の消費を抑え、環境に負荷をかけないような「循環する社会」へ変えていかななければならない。この「循環する社会」に変える考え方が「3R」と呼ばれているものだ。

一つ目のRは、ごみを出さない(リデュースReduse)。二つ目は、使えるものは繰り返し使う(リユースReuse)。そして3つ目は、再使用できないものは原材料として利用する(リサイクルRecycle)。今日はぜひこの「3つのR」を覚えてほしい。そして、この3つのRを実現するにはどうしたらいいか、について考えてほしい。家に帰って調べたり、また学校に行って先生や友達に聞いたりして、自分で解決方法を探すことだ。3つのR。

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清掃が終わった後には、自治会の役員さんが作ったけんちん汁が振る舞われ、舌鼓を打った。

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by hasiru123 | 2014-05-28 23:16 | その他  

ヒルトレーニング

朝から晴れわたった昨日、久しぶりに武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡滑川町)でヒルトレーニングを行ってきた。さすがに初夏の日差しは強いが、乾燥した冷涼な空気が心地いい。木々の葉も新緑からまぶしい緑へと、季節は進んでいく。この豊かな自然環境の下で走れることは、何と幸せなことだろう。

新年度に入って、第1回目の坂戸陸協練習会と、走友会の若葉グリーンメイトが年に2回計画した起伏走の練習会を合同で実施したものだ。運動広場にあるお花畑の周囲を使い、反時計回りに回った。前半の緩やかな上りを疾走し、後半の緩やかな下りでスピードを緩める。

事務局長のSさんが携帯で計測したところによると、上りが約320m、下りが約330mだったそうだ。1本目はスローペースで、2本目からは各自の走力で、これを10本繰り返す。

トップを行くランナーたちは70秒前半で押していたようだが、私はマイペースで78秒から82秒で、それも「何とか」こなせた。疾走とは言えないかもしれないが、ふだん単独で行う練習では出せない力を発揮できたような気がする。

3時間を切り、さらにもう何分か短縮したいというとき、どうしてもスピードの養成を念頭に置かなければいけない。そのためにはヒルトレーニングを行うとよい。「ひとつの練習でインターバルトレーニングと同じ効果に加え、さらに多面的で大きな効果が得られると言う意味でヒルトレーニングはインターバルトレーニングより効率のいい練習方法」だと、監督経験の豊富な故佐々木功は『ゆっくり走れば速くなる』に書いている。同じ全力を出し切ろうとして走るのでも、平地よりも上り下りの方がより大きな負荷が得られるからだ。

ヒルトレーニングのバリエーションは豊富で、昨日行ったメニューはややインターバルトレーニングに近く、いわば管理された練習法になるが、起伏の連続する山道などでは、下りで休まずに意図的に速い動きをさせることによって、自然にスピードを体験する方法も有効だ。自然の地形を利用すれば、さまざまな起伏を使って、メニューを開発することが可能で、練習の興味は尽きない。せっかくだから、マイトレーニングを開発するつもりで取り組むとよいだろう。

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(写真) 談笑する若者たち/代々木公園(東京都)
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by hasiru123 | 2014-05-19 20:42 | 練習  

祝言

駅伝はよく「チームプレイ」と言われる。今年の埼玉県駅伝では、そのことを改めて実感させられた。駅伝の監督にして「いまさら--」と言われるかもしれないが、偽らざる気持ちである。

その駅伝を走った選手が5月に結婚することになって、乾杯の音頭をとらせていただいた。そこでは、私の思いを3分間のスピーチにこめることにした。話した内容を思い出しながら、書いてみたい。ただし、新郎と新婦の名前は仮名とした。

  * * * * * *

大輔君、明子さん、おめでとうございます。ご両家の皆様方にも、お祝いを申し上げます。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

大輔君は、埼玉県にある坂戸市陸上競技協会(坂戸陸協)に所属する駅伝チームの選手です。東京都に住んでいる大輔君がなぜ坂戸陸協に参加しているのかと申しますと、坂戸陸協では駅伝を強くするために、広く選手を求めていました。そんなときに、坂戸市内のマラソン大会で優勝した大輔君に出会ったのです。

早速、大輔君には「坂戸陸協や坂戸市内にある走友会に参加して、一緒に練習をし、駅伝チームを強くするために力を貸していただけないか」とお願いをしたところ、快く応じてくださいました。

大輔君には、平成23年度の埼玉県駅伝から、走る距離が長く強豪選手が集まる、いわゆるエース区間を中心に走っていただきました。しかし、昨年は故障などが響いてなかなか調子を上げることができず、苦しんでいました。お隣に列席している同陸協のコーチと相談して、今年2月の埼玉県駅伝には残念ですが補欠に回ってもらうことにしたのです。大輔君にはそのことを伝え、了解してもらいました。おそらく、大輔君の心中には複雑な思いがあっただろうと思います。

ところが、大会の数日前に、アンカー(6区)を走る予定だった選手が発熱して出場できなくなりました。そこで、急遽オーダーを変更して大輔君にアンカーを託すことにしたのです。

本番では、大輔君は後続の追撃を振り切って、ゴールイン。チームは見事入賞を果たすことができました。個人的にも、区間5位という素晴らしい成績でした。これも、大輔君が補欠の役割をよく認識し、出場に備えてしっかり調整とピーキングが図られたからだと思います。私は、このことに大変感激しました。

明子さんには、大輔君の駅伝の応援で何度かお目にかかっておりますが、これからは二人で人生とい長いうコースを走ることになります。大輔君の持ち前の粘りと明子さんの明るさで、仲の良い、幸せな家庭を築いてください。
 

新郎新婦の末永いお幸せと、ご両家並びにご臨席の皆様方のご多幸とご繁栄をお祈りいたしまして・・・。

  * * * * * *

これからは、自身のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現する連立方程式がより複雑になろう。ランニングの計画もうまくとり込んで、来春も再び快走シーンが見られることを期待している。
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by hasiru123 | 2014-05-11 22:38 | 駅伝  

ランニングスタイルも衣替え

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明日5月5日は二十四節気の立夏である。陰暦では、4月の節にあたる。夏立つ日で、暦の上ではこの日から立秋までが夏。山裾には新緑が芽生え、さわやかな風が吹き渡る。いよいよ夏に向かって季節は動き出した。

 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

外に目を転じると、新緑の山々をバックに、真っ白な衣服が干してある。少女なれば「あっ、衣が--。もう夏なのね」という気分だったかもしれない。小倉百人一首で持統天皇が歌っている。

私も、この日の朝の練習から長袖のアンダーシャツは半袖のTシャツへ、ロングパンツはショートパンツに衣替えした。よく晴れたが、さほど暑さは感じられなかった。湿度が低かったためだろう。

温度が上がっていくこの時期は、私の調子も上向いていくことが多い。ちょうど、冬走れなかった分を取り戻すかのように。


(写真) 早朝の光を受ける芝桜/秩父市羊山公園
        カメラ PENTAX  K5-Ⅱ
       レンズ DA 18-55mm F3.5-5.6AL
        撮影時焦点距離 42.5mm
       シャッター速度 1/15秒
       絞り F22
       感度 ASA400
       現像 RAWからJPEG
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by hasiru123 | 2014-05-07 20:11 | 練習