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2016桜前線(2)

今年のサクラのの締めくくりは、高遠城址公園だった。前日までの曇天とはうって変り、抜けるような青空が花に彩りを添えていた。

公園に着いたのは午前11時ころだったが、それでもサクラはしっかりと赤みを帯びていた。ふつうだと、陽が高くなるにしたがってコントラストが落ち、白っぽく見えるのだが、この日は違っていた。この時期としてはめずらしく澄んだ空だ。幸運に感謝!


タカトオコヒガンザクラという。高遠の桜は、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みのある花を咲かせる。公園一帯は、約1,500本で桜薄紅色に染まった。とうてい1日では観きれない。今後も継続して足を運ぶことになるだろう。

高遠公園は入場時間に制限があり、朝は8時からだそうである。できれば日が昇るころから入れないものかと思っていたところ、帰りのバスの車窓から観たのは、公園沿いに広がる桜並木だった。早い時間帯は公園内よりも光が入りやすい周辺の方が撮影には適しているかもしれない。

次に来る時は、周辺もコースに含めてトライしたい。

以下、4月上旬から中旬にかけて撮ったサクラをご紹介する。

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                   中院の彼岸桜(埼玉県川越市)

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                   高田公園の夜桜(新潟県上越市)

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                   岩松院(長野県上高井郡小布施町)

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                   浄光寺薬師堂(同上)

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                   高遠公園から仙丈ケ岳を望む(長野県伊那市高遠町)

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                   満開で見えにくくなった桜雲橋(同上)

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                   問屋門(同上)
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by hasiru123 | 2016-04-23 21:15 | その他  

オプラ・ウィンフリーの言葉

東京、メキシコ、ミュンヘンの五輪男子マラソンに3大会連続で出場した君原健二さん(75歳)が、4月18日にボストンマラソンの120回記念大会を走るという。若葉グリーンメイトの総会資料に添付する今年度の練習計画表を作っていた1週間前に、「君原さん、半世紀ぶりにボストンマラソン挑戦」というニュースを目にした。総会で練習計画を説明した際に、ついでながら少しだけ寄り道をさせていただくことにした。

「歴史あるボストンマラソンから招待状、なんと光栄なことだろう!」。

そのとき、思わず快哉を叫びました。そして、思い出したのが次の言葉でした。

Luck is a matter of preparation meeting opportunity.
準備万端の人にチャンスが訪れることを幸運と呼ぶの(オプラ・ウィンフリー/米国の女性テレビ司会者、女優、1954年~)。

私が君原さんの世代になったとき、ボストンから招待状が届くということはないにしても、仮に招待されることがあったとしたら、いつでも42.195キロを走れる備えだけはしておきたいと思っています。招待状を紙くずにしないために。

君原さんは、トップアスリートとして走ることを仕事としていた「職人」です。現役時代に35回のフルマラソンをすべて完走したという実績がそれを証明しています。そして、現役を退いた後も、市民ランナーとして走ることを生活の中にきちんとはめ込んでこられた稀有のランナーといっていいでしょう。

ボストンの知らせを聞いて、私は君原さんの背中を見ながら、これからも走り続けたいという思いを新たにしたところです。
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by hasiru123 | 2016-04-19 06:52 | マラソン  

主役交代

朝からウグイスが声をかぎりに鳴いている。家の近くの公園のサクラはすっかり散って、まわりの木々は一斉に芽吹き始めた。そして、花の舞台はアケビやヤエザクラ、ハナミズキ、ヤマブキなどに主役が交代した。 

さて、陸上競技ではどうだろうか。長距離走の分野でも、マラソンや駅伝といったスタミナ型のロードレースからスピード型のトラック競技へと舞台を移しつつある。冬季はマラソンに取り組んでいた選手も、春になるとトラックへ切り替える人が多いからだ。とりわけ日本では、両方の分野を兼ねている選手が少なくない。

気温とスピードの相関という点からみて、このような切り替えはごく自然なことのように思える。暖かくなると、これまで収縮していた筋肉が柔らかくなり、活発な動きを促すのだ。

切り替えは、ロードレースで疲れた体をいやす効果もあろう。シーズンオフがないといわれる長距離選手は、硬い舗装路から柔らかいトラックへ、距離からスピードへ目標を切り替えることで無意識のうちに心と体の地フレッシュを図っているのである。

私が参加している若葉グリーンメイトでは、昨日総会が行われた。このクラブも、2年ごとに総会を前後して、役員が大幅に入れ替わる。こちらも新旧交代である。ビジネスの世界で新旧交代というと正と負のイメージが交錯するが、走ることが好きで集まっている私たちの団体にはあまり関係がない。一新された気分を引き金に、走ることへのモチベーションの向上につながればうれしい。
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by hasiru123 | 2016-04-18 21:41 | 練習  

2016桜前線(1)

いまベートーベンのバイオリンソナタ第5番「春」を聞きながらこの記事を書いている。「春」のタイトルは、ベート―ベン自身がつけたものではなく、後から曲の雰囲気からつけられたという。桜のように、明るくのびやかで、暖かさを感じさせる曲だ。

さて、今年の桜は開花から満開までの期間が長く、じっくり花を楽しむことができた。あれこれと撮影の準備を計画していた私は、満開になるまで何度かフライングをしている。フライングというと桜に失礼かもしれないが、待ちきれずカメラを持って出かけてみるとまだつぼみだったということがしばしばあった。
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昨年の各地の桜の開花が予想を上回る早やさで進んだことが念頭にあったからかもしれない。暖かい日が数日続くと一気に成長し花開くとよく言われる。3月1日から毎日の最高気温を足して、500℃になると開花するという法則もあるらしい。開花に合わせて撮影計画を組むのは難しいが、春を待つ楽しみでもある。
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国立科学博物館研究員で植物学者の近田文弘(こんた・ふみひろ)さんによると、桜は10℃以上の分だけ成長するそうだ。11℃だと1℃光合成をする。10℃以下だと動かない。「トーキング ウイズ松尾堂」というラジオ番組で教わった。
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全国各地で桜の管理技術を教えているという近田さんは、「桜の寿命は短命。ソメイヨシノは60年と言われている。適切な管理をすれば300年以上生きる」とも。そういえば、私が住んでいる周辺の桜は戦後になって植えられたものが多いと聞くが、一様に老木化が進んでいる。計画的に世代交代させないと、一気に桜を失うことになりかねない。
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私が昨年訪れた弘前公園のソメイヨシノは樹齢100年を越すものが300本以上あり、それぞれしっかり花を咲かせている。ぜひとも、長寿化を図ってほしいと願う。
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(写真)上から、新河岸川の桜まつり(埼玉県川越市)、慈眼寺の枝垂れ桜(埼玉県坂戸市)、中院のソメイヨシノ(埼玉県川越市)、乾通り(東京都千代田区)、無線山公園(埼玉県北足立郡伊奈町)
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by hasiru123 | 2016-04-06 21:21 | その他