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夢のマラソン

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スイングジャズ

「ジャズ&ボッサ ライヴ・アット・サントリーホール」。昨年暮れに買ったアルバムで、ジャケット(CDでもそうは呼んでいいだろうか)をスピーカーに立てかけて時々聞いている。


6月にサントリーホール行われたコンサートのライブ録音だ。この年、渡辺貞夫は音楽活動70周年を迎えた。


スイングジャズというと、1930年代後半から40年代初めに流行した主に白人を主体とした大人数編成でのビッグバンドを想起するかもしれない。でもそれは狭義の意味であって、もともとは「スウィングする」などというように本来のジャズの特徴である「躍動感」や「ノリ」を表現する時に、使われる言葉だった。


渡辺貞夫は、アルト・サックスでジャズ・スタンダードからボサノバ風のテイストやフュージョンまで幅広く演奏するプレイヤーである。私は「躍動感」あふれるこの音楽をスイングジャズと呼びたい。


FM東京で約13年間にわたって放送してきた「渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ」は、週末土曜日の看板番組だった。多彩で豪華な競演アーチストの演奏で、スウィングのシャワーを浴びてきたことを思い出させる。そんな1枚なのだ。


# by hasiru123 | 2022-01-22 20:32 | その他

タスキ渡しは安全か

京都で行われた全国女子駅伝は、前回が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催だった。4区で区間新記録を出した群馬の不破聖衣来選手を始めとする若い選手の台頭が見られ、面白いレース展開だった。今年の世界陸上につながるとうれしい。


コロナ禍で感染症対策を講じての大会は、大会関係者のご苦労も大変だったと思う。私が所属しているチームも、2月上旬に駅伝に出場する予定である。最大限の注意を払って、大会に臨みたい。


駅伝と感染対策で気になることが一つある。それは、タスキを使用することについてである。


一本のタスキを途切れることなくフィニッシュまでつなぐ。これが駅伝だ。交通事情等でやむを得ず繰り上げスタートとなることもあるが、基本は一本のタスキをつなぐことにある。


ところが、タスキはつないでいくうちにどうしても汗がしみこむ。コロナ禍では握手やハイタッチをしない生活様式が定着する中で、汗にまみれたタスキをつなぐことは、感染対策上どうなんだろうかと。


ここは、安全を優先してタスキの受け渡しに代わるつなぎ方を検討してはどうだろうか。たとえば、各区間の選手はあらかじめタスキをつけて、前の区間の選手がリレーゾーンに入ったら別のレーンで待機する次の選手はスタートさせることも可能だと思う。デジタルの時代である。大きな大会であればスーパーカラービジョンなどを使って確認することもできよう。


幸いにして、これまでタスキ渡しで感染したという話は聞かないが、こんなところからもコロナウイルスがすり抜けていかないとも限らない。


# by hasiru123 | 2022-01-16 20:17 | 駅伝

冬の体感温度を考える 湿度が高ければ寒くない

新潟出身の知人が、「新潟の冬よりも埼玉地方の方が寒い」と言っていたことを思い出した。冬の新潟は雪が多いため湿度が高く、私が住んでいる埼玉県は降雪が少ないので湿度が低いことがその根拠だと思う。


この冬一番の冷え込みとなった1月7日の朝。前日の雪でおよそ1cmの積雪になっていた。天気予報では冷え込みと路面の凍結に注意するよう呼びかけていた折、一般的に日の出直後が一日の最低気温が出やすいとされていることから、寒さを覚悟して早朝RUNに出かけた。


舗装路は一部凍結しているところがあったものの、マイトレーニングコースの農道はうっすら雪化粧。シューズできゅっきゅっと踏みしめながら走るのは爽快な気分である。マイナス8.3℃にもかかわらず、さほど寒いとは感じなかった。


熊谷地方気象台によると、このときのさいたま市の湿度は97%で、北西の風1.6m/sだった。当地ではめったに経験することのない低温である。それでも、寒さが苦手の私があまり寒いと感じなかったのは、風が弱かったことに加えて湿度が高かったからかもしれない。


今日は、小寒から6日目。冬の折り返し点までは1か月近くある。これからは、きっと震え上がるような厳寒の日もあるだろう。日の出の時刻は1年で一番遅い6時52分で止まったままだ。一方、日の入りの方はここ数日間日を追うごとに1分ずつ遅くなり、12月上旬に比べると昼間の時間が20分近く伸びてきた。


光の春が待ち遠しい今日このごろである。


# by hasiru123 | 2022-01-10 19:05 | 練習

留学生選手との競合から学ぶ

日本の国力がどんどん衰微している。失われた30年といわれるが、この間には日本から新しいイノベーションやグローバルビジョンはほとんど生まれなかったのだ。


日本は外国からの人々の流入には否定的なお国柄である。その典型が、先の武蔵野市で外国籍の住民も住民投票に参加できるようにする住民投票条例案が市議会で否決されたケースではなかったか。外国人を含む多様な意見を地方自治に反映する絶好の機会であると同時に、傾斜しつつあるこの国を改革するトリガーだと思っていただけに残念である。


新年早々、そういう暗い思いに沈みがちの中で、光明を感じたのは箱根駅伝の2区で留学生選手と切磋琢磨する日本の長距離選手たちの姿であった。


エースがひしめくこの区間は留学生選手を投入するチームが多いが、駒大の田澤廉は首位に立つとともに区間賞ももぎ取った。そして、田澤を始めとする5名の日本選手たちが1分間の中で4名の留学生たちと競り合った。かつては、留学生選手との力の差が歴然としていたのが、最近は彼らとしのぎを削るシーンが見られるようになったのである。昨年末に行われた全国高校駅伝の3区(ここも留学生選手が多く走る区間である)でも、優勝した世羅(広島)のコスマス・ムワンギと11秒差で日本選手が区間新記録をマークした。留学生選手との距離が近くなったと感じさせるひとコマであった。


留学生選手を招へいする側にはチームを強くしたいという事情があるし、来日する選手たちにも走ることができる環境で実力を磨きたいという事情があるだろう。結果として、チームの強化に加えて日本選手の競技力が向上した。双方の期待がうまく一致した成功例だと思う。移民に際しても、このような相乗効果を醸成することができれば、解決に迎うことができるのではないか。ふとそんなことを考える年の始めであった。


# by hasiru123 | 2022-01-02 20:41 | 駅伝

山あり谷ありの1年に 箱根駅伝を展望する

これまでの約40年間で、今年が一番走れない年だった。走ることが前向きになれる唯一の方法だった私にとって、それが思うようにいかなかったことは少々しんどかった。


子どものころから抱えていた障がいに鼠径ヘルニアがある。ランニングをはじめとする運動にはほとんど支障はなかったが、最近になって出てくるものが気になり、このまま走り続けても大丈夫だろうかと思うようになった。8月になって、嵌頓という症状が発症し、その後は練習を休止した。


10月に手術を行い、その後は(大腸が)出てくるような症状はなくなった。順調に恢復に向かい、12月から少しずつ走り始めた。現在は、隔日で約12キロの早朝ランニングを行えるようになった。走ることを忘れるほどの長いブランクがなくて再開できたことは、何よりうれしいことだったと感謝している。加齢とともにそれなりの変化が訪れるのは当たり前のことだが、そういうことを受け止めながら走り続けたい。


最近、田原総一朗が出した『堂々と老いる』(毎日新聞出版)を読んだ。生きていることの楽しさについてこう書いている。


「年をとることは一種の冒険だ。加齢という、これまで自分が経験したことのない未知の変化をどう乗り切るか、それを考えることがたのしいのではないかと僕は考えている」。87歳のジャーナリストは、元気である。


さて、2日後に行われる箱根駅伝である。学生の5000mや10000mの記録が大きく向上した1年。箱根ではどんな戦いが、そしてサプライズを演出する大学は現れるか。箱根から世界につながってほしい駅伝だ。


前回に続いて、駒大と青学大の力は抜きんでている。駒大は10000m27分台の選手が2人いて、昨年優勝時のメンバーが6人残っている。青学大は、16名の登録選手中15名が5000m13分台の記録を持ち、16名が10000m28分台の記録を持つ。両チームともスピードとスタミナにおいて申し分ない。ミスをしなかったチームが勝つと思う。


3位を狙うチームとしては、東京国際大と昨年2位の創価大、順大、早大などの争いとなるのではないか。


記録などから見れば上記のようなことが想定されるが、過去の実績だけでレースは動かない。あまり当たらないけれど、私の予想はこうである。


往路は東京国際大の初優勝。1区をだれが走るか分からないが、1区とイエゴン・ヴィンセントが走る2区の勢いに乗じて、3区で首位に立つことができれば芦ノ湖にはトップでフィニッシュできるのではないだろうか。今年、出雲で優勝した経験は大きい。


復路優勝は、駒大だろう。27分台の田澤簾は2区に登録されていて、同じく鈴木芽吹は故障が回復していれば往路を任されるはずだ。その上で、復路に力のある選手を配置するだけの層の厚い布陣を敷くことが可能であるのが強みだ。


総合優勝は、青学大。駒大ほどの超エースはいないが、全員がエースのようなものだ。慢心がなければ、駒大とのマッチレースを制するような気がする。気象次第だが、2年前に作った同チームの大会記録の更新も期待できる。


# by hasiru123 | 2021-12-31 13:17 | 駅伝