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夢のマラソン

ニコニコペースで

6日後に、3年ぶりで小江戸川越ハーフマラソンを走る。今回はどのように走ろうかと、いま思案しているところである。

3年間には故障を繰り返すうちに、体力も落ちてきた。加えて、練習不足でもある。そこで、無理をしないで、余裕をもってゴールすることを第一にと思っている。そのためには、ほぼイーブンペース、そしてニコニコペースで走りきることだ。

じつは、このニコニコペースというのは、福岡大学でスポーツ生理学を教えておられる田中宏暁先生らが提唱したフルマラソンのトレーニングに効果的と言われるランニングペースのことである。具体的には、最大酸素摂取量の5割程度の運動強度で走る。歩くようにゆっくり走るのである。

ちなみに、最大酸素摂取量というのは、有酸素能力の最大値のことで、5分から10分くらいしか持続させることができない。ところが、5割程度の運動強度で走ると、だれもがいつまでも走り続けることができる。ニコニコペースとは、そんな体に優しい走り方をいうのだそうである。ただし、「エネルギーが残されている限りは」という条件が付されるが。

この考え方の基本は、レースで闘うということはしないで、自然の力にゆだねるということだろう。『ロストターン』(ブルック・ニューマン著/五木寛之訳)を読んでいたら、同じような発想に出会った。運命と闘って生きていくのではなく、それを受容して生きていく。大きな運命を受け入れるということは、決して敗北ではないのだと。

マラソンにおいても、その姿をありのままに受け入れ、じっくり自分自身と向き合うことが、完走につながる。そして、故障を繰り返さないためにも、それは大切なことだと、遅まきながら気がついた。


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by hasiru123 | 2017-11-20 20:57 | マラソン