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広島カープ 27年ぶりの地元優勝

今シーズン長らく首位を快走し続け、8月15日には早々と優勝マジック「32」を点灯させた広島。しかし、それからが長かった。その後の成績は、18勝16敗だ。8月28日から9月4日にかけて7連勝したが、その後6連敗。

中でも7日~9日の対中日3連戦では相手が最下位のチームであるにもかかわらず「0-3」、「5-6」、「3-4」とまさかの3連敗。今季の中日戦での負け越しが決った。これで、セ・リーグの5球団全てに勝ち越す「完全優勝」はなくなった。負の連鎖に陥っている広島。この現状を受け、カープファンからは心配の声が挙がっていた。

私は、この不振についてはあまり心配していなかった。それは、2位のヤクルトを大きく引き離したいたからではない。たしかに、このときのチームの調子は最低の状態だったといっていい。大瀬良、岡田、ジョンソンといった先発陣が粘れず、看板の打線も振るわなかった。しかし、チームは生き物である。調子を上げたり落としたりしながら、呼吸をしているのである。雨や風が強まったたり、静かになったりしながら台風が近づいてくるのと似ている。

だから、これからは勝ったり負けたりしながら優勝の日に向かっていけばいい。マジック点灯以後の18勝16敗というのは、不振には当たらない。上出来だと思っていた。そんなカープが、とうとう優勝を決めてくれた。3年連続9回目のペナントレースの制覇である。昨日は投手の九里がすばらしい出来だった。そして、打線も九里を除く先発全員安打で圧勝した。

4月24日以降は首位を独走したが、決して順風満帆ではなかった。故障者が多く、打線、投手陣ともにうまくかみ合わないことがしばしばだった。一方、新しい選手の台頭で新旧交代の兆しが見られたのはうれしいことだった。今後も広島の時代が続くのではないかと期待が膨らむ。

次は、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ。10月17日開始なので3週間先になるが、きっとうまく調整して臨んでくれるはずだ。


by hasiru123 | 2018-09-27 08:14 | その他