2005年 02月 06日
05年埼玉県駅伝に参加して
第72回埼玉県駅伝は雨の降りしきる中、川本町もくせい館前スタート-上尾陸上競技場ゴールの41.7キロ間で行われた。坂戸市陸上競技協会としての参加は今年で2回目となるが、2時間26分29秒は前年の同チームの記録を6分上回る。結果的に、第2部(市町村男子の部)で前年の17位から13位(24チーム参加)に引き上げた。
6区間中5区間でチーム新記録となった。競合がひしめく1区では高橋さんが38分2秒で走り、2区以降のがんばりに勢いをつけた。2区の大崎さんと3区の椙本さんは実力通りの力を発揮した。4区の越橋さんは本格的な練習を再開して間もないにもかかわらず、1キロ3分30秒を切るペースで押し切り、区間12位。5区の長丁場も松村さんが区間12位で乗り切った。アンカーの横川さんは、最後までしかっりタスキをつないでもらった。当初立てた成績目標「2時間26分で15位以内」に対しては、タイム的には14秒しか違わず、順位では目標を超えることができた。各区間を受け持った選手たちは持てる力を十分には発揮した大会であった。
今回の好成績を生んだ要因は、次のように考える。一つは、伊藤監督、比留間坂戸市陸協会長を始め、サポートをいただいた多くの役員各位の協力である。特に、伊藤監督には数回にわたるミーティングを重ねて出場への準備を進めていただいた。また、何度もトラックの練習を見て、有益なアドバイスをいただいた。もうひとつは、非常の事態に備え、岡田さんには補欠に回って、最後までスタンバイしていただいたことである。市民ランナーチームで本当に「使える」補欠を準備するのは難しいことである。その役割を担っていただけたことは大変心強かった。
今回の結果で、「10位以内」が見えてきた。2,3年後を見据えた課題として、2点挙げておきたい。1点はさらに選手層を厚くしてもう少し若返りを図りたい、ということだ。05年メンバーの平均年齢は偶然にもフルマラソンの距離と同じ42.195歳であるとか。ベテランの確実な走りは重要であるが、数年先のチーム強化を考えるといつまでもベテランにたよってはいられないと思う。もう1点は、WGMメンバーに偏重したメンバー構成から名実ともに坂戸市を代表するチームにするために、広く市民から力のあるランナー募るなどして、育成していくことだ。坂戸市のスポーツイベントに関する広いネットワークをもっていらっしゃる役員の方々には、力をお借りしたい。
来年は深緑のユニフォーム(ランニング)に加えて、白のパンツを用意しようという声がある。ぜひ、新しいユニフォームで新たな目標にチャレンジしたい。
参考:
■2005年1月16日午前10時(熊谷)の気象コンディション
気温5.0度、西北西の風4.6m、湿度87%、雨
■参加チーム
第2部(市町村男子の部)で24チーム