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夢のマラソン

カテゴリ:その他( 195 )

   まずは、普通の人がとる栄養を

マラソンというスポーツは、大量のエネルギーと使うだけでなくからだの細胞そのものを消耗する、大変過激なものです。したがって、健康を保ちながらマラソンを走るということはそもそも矛盾する行為なのです。それでも、楽しみながら走りたいというのであれば、それなりの「備え」をしなくてはなりません。

「備え」とはすなわちトレーニングであり、食事であり、睡眠であるわけです。これらの日常生活上の行為が、マラソンを走るためのからだ作りにつなげていく必要があります。栄養についても、マラソンを意識した食事を心がけなければなりません。

ところが、建前では上記のとおりなのですが、ランナーのための特別な食事メニューがあるわけではありません。基本は、普通の人にとって必要な栄養はランナーにとっても欠かすことができません。普通の人が摂るべき栄養の土台があって、マラソンのための栄養があると考えるべきでしょう。この土台が作れない人は、マラソンを走ろうとは考えないでいただきたいと申し上げます。したがって、しばらくは走る人に限らず誰もが心がける必要がある栄養について書いていきます。

  日常生活のエネルギー源は糖質と脂質だが・・

たんぱく質と糖質(炭水化物)、脂肪は3大栄養素といわれます。マラソンに限らず、日常生活を維持していくエネルギー源だからです。ところが、たんぱく質は糖質と脂肪が十分に摂取されていればエネルギー源として使われることはありません。したがって、エネルギー源という意味からは、糖質と脂質であるといえるでしょう。しかし、脂肪は単独ではエネルギー源として燃えません。ビタミンB1とビタミンB2という栄養素の力を借りないと効果を発揮しないのです。また、脂質の代謝にはパントテン酸というビタミンの一種である栄養素が使われます。

ビタミンB1は、胚芽や豆類、豚肉などから摂ることができ、ビタミンB2は牛乳や卵、緑黄色野菜などから採ることができます。また、パントテン酸は穀類や豆類、魚介類などから補給することができます。

このように、各栄養素はそれぞれお互いに影響を及ぼしあって効果を発揮しています。したがって、栄養効果を発揮するためにはバランスのとれた食事がとても重要なのです。
 
(注) 橋本勲「グッドコンディションのための「食」」(学習研究社『最新ランニング技術百科』改訂版)を参考にしました。
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by hasiru123 | 2006-10-01 20:59 | その他

  食事バランス

よくランナーだからといって、特別な栄養素や食事を求める人がいますが、普通の人が健康的な生活を求めるために摂取している内容とほとんど違いがありません。むしろ、ランナー向けの特別メニューや栄養素の摂取によって、健康を維持する上で栄養バランスを欠いた結果になることの方が、リスクが大きいのです。

マラソンを走るためには基礎的な走力が大切なように、走るためには源泉はバランスのよい食事が基本です。毎日の健康が維持されないところで、走力の向上は望むべくもありません。ランナーに限らず、バランスよく栄養を摂取することが大変に重要なことだと考えます。

私たちの栄養管理についてお役所から言われるまでもないことかもしれませんが、厚生労働省と農林水産省の共同により、健康的で望ましい食生活と自らの食生活を、具体的な行動に結び付けるためのガイド となる「食事バランスガイド」(注)が、平成17年6月に公表されました。ランナーの栄養を考える上で、とても参考になると考え、ご紹介いたします。

望ましい食生活についてのメッセージを示した「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるものとして、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかの目安を分かりやすくイラストで示したものです。健康的な食生活の目安が一目で分かるようになっています。「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5グループの食品をバランスよく採れるよう、区分ごとに1日に食べる量を「コマ」の中に料理で描いています。コマの本体は、1日の食事のバランス、軸は必要な水分、そして、コマを回転させるのは、適度な運動を示しています。コマは、食事バランスと適切な運動が与えられて、初めて安定して回転します。偏りのある食事をとると、コマのバランスが崩れてしまい、健康が維持できなくなってしまうのです。

このようにして正しくコマを回転させることは、健康的な食生活につながるだけでなく、ランナーの身体を作り、エネルギーを蓄え、疲労を速やかに回復させます。今後数回にわたり、食事バランスの視点からランニングと栄養について、考えてみたいと思っています。

 (注)食事バランスガイド:(財)食生活情報サービスセンターのホーム
    ページで参照およびシミュレーションすることができます。
      ⇒ http://www.j-balanceguide.com/
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by hasiru123 | 2006-08-27 16:11 | その他

日本におけるマラソンのオリンピック代表選考は、もつれるケースが何度かありました。マラソンはもともと気象条件やコースの起伏、出場選手の競合状況などによって記録が左右されやすいからです。そもそも、異なる大会の記録から選考することに無理があるのです。

最近では、アテネオリンピックの代表選考をめぐる混乱が記憶に新しいところです。混乱の原因は、野口みずき選手が前年に代表が内定し、残りの二つの枠を三つの選考会から決めることになったからだです。そこに、過去の実績では第一人者の高橋尚子選手が、東京国際で予想に反して2位となり、迷走の引き金となりました。このほど、マラソンの代表選考をもっとわかりやすく、公平にできないかというマラソンファンの願いに期待を持たせる意欲的な取り組みに接することができました。

「ブラックボックス法」という手法で、東京大学大学院の池上孝則さんが去る3月26日に行われたランニング学会で発表したものです。特定の大会の記録(実走タイム)を、持ちタイムの補正タイムに変換して記録を規格化するものです。マラソンの記録に統計学上、運動生理学上の新たなモデルを付帯的に導入し、アルゴリズムに組み込むことにより、大会出場選手数、性別、制限時間等の差異にかかわらず妥当性・整合性を持たせた数値変換のしくみだそうです。

池上さんは、この手段を用いると次のような変化をもたらすだろうと予想します。

(1)代表選考は、実走タイムあるいは順位重視から補正タイム重視へと変化し、不透明な選考がなくなる
(2)レース条件下でベストを尽くせば適正な評価を得られるので、難コースや夏季の大会にも代表選考会として積極的に挑戦できる。また、大会コースは無理に高速化を図る必要がなくなるため、自然環境を生かしたコース設定ができる
(3)補正タイムから正確に実力を把握できるので、練習内容や目標を合理的に設定できるので、自立したアスリートの育成に役立つ
(4)環境指数と影響要因の因果関係を解析できる

このような補正タイムのしくみが普及すると、世界各地で開催されたマラソン大会の結果が同一大会の結果として比較できて、世界の市民が連帯し、やがて社会へ貢献する存在へと進化するだろう、と。

つい先ごろも、東京国際マラソン(2月12日)で強風のため記録的な期待が裏切られることがありました。また、京荒川市民マラソン(3月19日)では、台風並みの強風が吹き荒れて、参加者の記録的な願いを打ち砕きました。このような厳しい気象条件下でも、記録が適正な評価を受けるとなれば、いやがうえにもモチベーションは高くなると思います。

いきなり全面採用とはいかないかもしれませんが、来る北京五輪の代表選考会では、補正的に参考データとして使ってみてはいかがしょうか。日本もさることながら、強豪選手を多くもつエチオピアやケニヤでこそ、使用する価値が高いのではないだろうか思います。

池上さんの博士論文は「移動ロボットの自律走行に関する研究」だそうですが、このような取り組みが、陸上競技の専門家ではない工学研究者から発想されたことに驚きと新鮮さを感じました。機会を改めて、詳細の内容が公開されることを期待しています。
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by hasiru123 | 2006-04-16 22:18 | その他

ワンセグ

帯電話に映し出されているマラソン中継を見ていたら、まもなくトップグループがやってきた。その後、目の前を通過する選手は徐々に増えて、トップから15分後に友人の姿を見つけることができた。友人に一声かけた後、また携帯の中継を見ながら、選手たちが折り返して戻ってくるのを待つ――。

そんなマラソンの応援の仕方が4月1日から可能になります。携帯電話などの移動体通信向けの地上デジタル放送(通称「ワンセグ」)が本格的に始まるからです。携帯電話はもちろんのこと、パソコンやカーナビなどで、いつでもどこでも見ることができます。これを機に、いわゆる「放送と通信の融合」が促進されるだろうといわれています。

「ワンセグ」には次のような特徴があります。
・車や電車で移動しているときにも鮮明な映像を見られる
・携帯でインターネットサイトを閲覧するよりも通信費が安い(ワンセグを見るだけならタダ)
・映像以外に文字などのデータを配信できるので、サイトとの連携が可能

そのほかにも、外出中に気になるマラソン中継をチェックするとか、プロ野球を観戦しながら他球場でのテレビ中継を時々覗いてみる、などの様々なスポーツシーンでの活用を想定することができます。私も試験的に放映されている画面を見ましたが、なかなか鮮明です。家庭よりも一足先に地上デジタル放送を楽しめるという点では(我が家にはまだ地上デジタル放送対応テレビがない)、使用する価値がありそうです。ただし、まだ対応製品が少ないのと価格が高いことから、普及には少し時間がかかるのではないでしょうか。
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by hasiru123 | 2006-03-30 07:13 | その他

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この映画の核心をなすものは「奇跡」です。ラルフ少年の「奇跡を起こせば病院でこん睡状態の母親エマを助け出すことができる」との信念で、ボストン・マラソンの優勝を目指します。そういった強い意志をもって、様々な困難に立ち向かっていく14歳の少年を描いています。ただし、よくあるスポーツ感動作品ではなく、観客を最後まで引っ張っていくストーリーと意外性を秘めたドラマに堪能しました。

舞台は、1953年のカナダのハミルトンで、最終局面であのボストンマラソンが登場します。戦争の傷跡を残しつつも古きよき時代の地方都市と、少年が学ぶカトリックの私立学校という設定がうまくマッチしています。地図で調べますと、ハミルトンは五大湖の最も東にあるオンタリオ湖の西側に位置していて、すぐ北にはトロントが、また南東にはすぐアメリカが控えている立地であることがわかりました。

私立学校の若いヒバート神父はラルフ少年の「奇跡」を起こそうという願いに共感し、ともに祈ろうという気持ちと、権威主義的な聖職者のフィッツパトリック校長との宗教観をめぐる対立が、この映画のもう1つのテーマになっています。ラルフ少年を助け、苦労し、悩むことによって、「奇跡」が起こることを祈ろう、信じよう。その過程で、神父も校長も心変わりして「まだ祈りが必要らしい」ことを感じ取ります。

マラソンをやっている者にとって興味深かったのは、1953年ころのランニングギアでした。黒いランニングシューズや幅広のランニングシャツなど、アンティークな衣装がその時代のノスタルジーな雰囲気をかもし出しています。

また、ラルフ少年の演技力もさることながら、彼はランナーらしい体型をしていて、走るフォームが初心者のときも、そして力をつけてきてからのフォームもなかなか堂に入っていました。映画を見た後で知ったのですが、マイケル・マッゴーワン監督は29歳のときにデトロイト・マラソンで優勝した経験を持つ映画監督だそうです。きっと、走ることにおいてもきめ細かい演技指導がなされたことは想像にかたくありません。

本番のボストン・マラソンでは、無名の少年が並み居る強豪と激しく競り合います。果たして病床の母親を救う「奇跡」は起きたのでしょうか。

なお、「奇跡」とは「既知の自然法則を超越した不思議な現象で、宗教的心理の徴と見なされるもの」(広辞苑)をいうそうです。「神の愛を伝える」というキリスト教的な背景を知っておくと、この映画をより深く理解できるのではないかと、観たあとから思いめぐらしています。
   (東京・渋谷のbunkamuraル・シネマで上映中)
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by hasiru123 | 2006-03-12 19:43 | その他

川嶋伸次さんの講演から

c0051032_2212126.jpg川嶋伸次さん(シドニー五輪マラソン日本代表、東洋大学陸上部監督)の講演を聴きました。会場には川越市内の中学生が多く集まり、中学生を意識した講演内容でしたが、大人の聴衆にとっても大変参考になる話だったと思います。

話題は、東洋大学に招聘されてからの箱根駅伝の取り組みや学生に接する中で気づいたことから始まり、かつて所属していた旭化成での目標管理に言及するなど多岐にわたりました。題して「スポーツを通して学んだもの」。

東洋大学で学生を指導するようになって気になったこととして、次の4つをあげていました。

ひとつは「自己満足」で、「自分はがんばっている」という言葉が目につくというのです。「がんばっている」というのは本来第三者が評価するもので、自ら発する言葉ではないでしょう、と。

さらに「責任転嫁」も目立つといっています。失敗を環境のせいにする。食事をとりすぎたとか、シューズが合わなかったからだとか。だから、簡単にあきらめてしまうのではないでしょうか。

そして、精神的な問題。プレッシャーに弱い。今年の箱根駅伝の復路ではめまぐるしく順位が変動したが、選手たちの不調は脱水症状だけではない。選手の家族や周りの人たちが注目している中で、いい結果を出したいとつい焦ってしまう。日本テレビ(の中継)が選手をあおっている面もあるかもしれない、とも言います。

もうひとつ、目標の立て方。「私はがんばってオリンピックに出ます」といとも簡単にいう学生がいるが、次の試合など短期的な目標の方が大切で、また実行も難しい。何年も先の目標は聞いた人も忘れやすいが、すぐ先のことは忘れないので軽々しく言うことができないからだというのです。だから、選手たちにはできるだけ近い将来の目標を語らせるようにしているそうです。これは、仕事の場面でもいえることで、われわれサラリーマンにとっても大変頭が痛い!

川嶋さんのプロフェッショナルとしての片鱗を覗かせたのは次の指摘でした。選手たちに失敗を指摘すると「それならおまえやって見ろ」のような反論を受けることがあるそうです。川嶋さんも学生時代にはその経験があっただけにその気持ちはよくわかるが、それはちがう。かつて、びわ湖毎日で川嶋さんが失敗したときに、自宅に戻って妻から「なぜあのときスパートをしなかったの」と指摘されたときは、素人の指摘だけに頭に来た。しかし、あとでよく考えてみたらその通りに思えたという。人からの指摘を自分のものにする素直さとしたたかさが大切ではないか。プロが素人から学ぶことがあるのだ。また、プロは人がやって成功したことをまねしたら恥ずかしいなどとはけっして思わないで、どん欲に盗むものだ、と締めくくっていました。

大学の監督を引き受けて4年たつそうですが、今年の箱根駅伝はシード校(本大会で10位)に入りました。強いチームを育てるというミッションを受けて、指導者としての闘いが続きます。世界に通用する人材が輩出することを期待しています。
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by hasiru123 | 2006-02-19 22:00 | その他

下記の日程で、シドニー五輪マラソン日本代表・川嶋伸次さん(*)による講演が開催されます。お近くの方はぜひどうぞ。

■ 日時  2006年2月19日(日) 午後2時50分~4
      時30分(開場=午後2時)
■ 会場  やまぶき会館(川越市郭町1丁目18番地7)
■ 対象  川越市内在住・在勤・在学
■ 定員  先着300人
       (「広報川越1119号」より)

*川嶋 伸次(かわしま しんじ、1966年6月4日 - )・・・・元マラソン選手、現東洋大学陸上競技部監督。東京都出身。日本体育大学時代には箱根駅伝復路6区の山下りで区間賞を取るなど同大学の躍進に大きく貢献した。旭化成陸上競技部入部すると各種駅伝大会で活躍、ミスター駅伝の異名を持ったが、マラソンでは伸び悩む。しかし、2000年にはシドニーオリンピックマラソン代表の座を得て、念願の五輪代表となるが21位に終わる。一時引退の後、復帰するも2001年に現役を引退。2002年1月1日から東洋大学陸上競技部の監督として後進の指導にあたっている。現在でも学生選手と一緒に練習をしたり、市民マラソンや駅伝大会へ出場する姿が見られる。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
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by hasiru123 | 2006-01-29 20:26 | その他

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      ↑ クリックして開くと見やすくなります。

(写真) 読売新聞社前をスタートする選手たち=2005年箱根駅伝で、森脇康行写す
  
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by hasiru123 | 2006-01-01 10:14 | その他

2005年を振り返って

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2005年を振り返り、ひとことで表現するとしたら、「回復の1年」と言うことができます。一昨年から痛めた外反母趾が、回復と後戻りを繰り返しながら、少しずつ走る生活を取り戻すことができたからです。

そんな状況でしたから、今年はレースに出場したり、練習で切磋琢磨したりすることはできませんでした。もっぱら、応援とメンバーから寄せられたレース報告を読ませてもらう側にたってきました。それでも私にとっては大変充実した1年だったと思っています。

ひとつは、新しいメンバーたちの参加により、WGMの活動が活発になったことと、そして若いメンバーの走力向上が際だってきたことです。仲間とともに走ることによって、個人トレーニングでは得られないプラスアルファを生み出すことができたのではないでしょうか。今シーズン(05年秋-06年春)に出場予定のや駅伝やロードレースでは、その成果が十二分に発揮されることと思います。

この1年間にWGMのメンバーが出場したフルマラソンは、9大会に及びます。東京国際(2月)、東京荒川市民(3月)、長野、ボストン(4月)、北海道(8月)、北京国際(10月)、大田原、河口湖、つくば(11月)です。中には4大会に出場したタフなランナーもいました。積極的なレース参加が目立った1年でもありあました。

もうひとつは私ごとですが、今年の2月に小ブログを立ち上げて、何とか続けることができたことです。新しいものには飛びつくものの継続力に欠ける、というのが自分のウィークポイントであると自認していましたので、安堵の胸をなで下ろしている、というのが率直な感想です。WGMの会報やHPには時々投稿させていただいていましたが、マイブログによってより発信がしやすくなりました。ただし、個人ブログという制約上、第三者によるチェックが働かないだけに、一人よがりな記事にならないよう、心して取り組みたいと思っています。それから、著作権を侵害しないことも。

さて、来年はどんな1年になるでしょうか。2006年も、ランニングを楽しむために健康の増進と交流に努めてまいりたいと思います。みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。

 (注)埼玉県内のフルマラソンとして、80年代には秩父マラソ
    ンが、2001年までは彩の国さいたまマラソンが開催さ
    れていた。

 *この文章は、WGM会報に掲載した記事を整理したものです。
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by hasiru123 | 2005-12-28 22:34 | その他

  マラソンの5Kごとのペースをグラフ化する(下)

作成した表に基づいて、グラフを作ります。

<折れ線グラフを作る>
表で、グラフ化したいセル範囲(A3セルからC12セルまで)を選択-標準ツールバーのグラフウィザードボタンをクリック-「グラフウィザード-1/4-グラフの種類」の「標準」タブで「グラフの種類」から「折れ線」を、「形式」から「折れ線グラフ」を選択-「完了」ボタンをクリック
グラフがウィンドウの中に表示されるとともに上部にグラフツールバーが表示されます。
    (注)以下の図は、ダブルクリックして開くと見
      やすくなります

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<時間目盛りの調整>
ここで、グラフの右側にある時間軸を見ると、中途半端な目盛りになっています。これは、数値の単位が「時間」であるためです。この場合だと、30秒単位とか1分単位にしてすっきりさせる必要があります。そこで、「軸の書式設定」で調整します。

<軸の書式設定>
軸の目盛りが表示されているエリアをクリック-グラフツールバーの「軸の書式設定」を選択(または、軸の目盛りが表示されているエリアを右クリック-表示されたウィンドウから「軸の書式設定」を選択)-「目盛」タブで最小値と最大値、目盛間隔に半角で時間を入力
  最小値に「0:14:30」
  最大値に「0:19:00」
  目盛間隔に「0:0:30」
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続けて、「表示形式」タブで分類を「ユーザー定義」、種類を「mm:ss」を入力-「OK」
さらに、時間軸に手を加えます。速いペースの値を上に持って行きたいので、「軸の書式設定」で「軸を反転する」と「最大値でX/項目軸と交差する」にチェックを入れます。そうすると、上に「19:00」がきて下に「14:30」がきます。時間の間隔は30秒単位です。
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<グラフに表をつける>
グラフの中で、個々のペースを同時に表示したい場合には、データテーブルを使います。グラフを選択し、標準ツールバーのデータテーブルボタンをクリックすると、グラフの下にデータテーブルが表示されます。このとき、凡例マーカーも選手名の左に表示されます。選手名エリアやグラフ全体の長さを調整したい場合は、グラフエリアの隅をドラッグして変更します。また、データテーブルができたので、グラフ右の凡例必要ありませんから、凡例エリアをクリックして削除してください。
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<グラフにタイトルをつける>
タイトルのつけ方には2通りあります。
 ①グラフに直接書き込む
    グラフを選択-タイトルを入力―グラフの中心にテキスト
    ボックスが表示-テキストボックスをドラッグして表示さ
    せたい位置に移動する
 ②表と同じタイトルをつける
    グラフを選択し、右クリック-「グラフのオプション」を
    選択-「タイトルとラベル」タブを選択-グラフタイト
    ルに任意の文字を入力-OK-グラフに表示された
    タイトルを選択-数式バーに「=」を入力-表のタイ
    トルが入力されているセル(A1セル)をクリック-En
    terキーを押すと表と同じタイトルが表示される

<グラフの背景にグラデーションをかける>
標準設定では、グラフの背景は灰色ですが、背景の色を変更して、さらにグラデーションをかけてみましょう。
灰色のプロットエリアを選択し右クリック-「プロットエリアの書式設定」の「パターン」タブの「領域」で、「塗りつぶし効果」ボタンをクリック-「グラデーション」タブを選択-「色」で「2色」、「色1」と「色2」で好みの色を選択-「グラデーション」の種類で「横」をクリック-「バリエーション」で左上を選択-OK-「プロットエリアの書式設定」でOK

これでグラフが完成です。設定をいろいろ変えてみて、納得のいくグラフに挑戦してみてください。できあがったグラフを見ると、改めて坂本直子の30K以降のペースアップの見事さに舌を巻きました。私の記憶に間違いがなければ、日本人選手でマラソンの5Kのペースで15分台というのは坂本をおいて他にはいなかったのではないでしょうか。
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by hasiru123 | 2005-12-17 20:31 | その他