2005年 03月 26日
フルマラソンのタイム予測をするには(2)
ステップ2までは同じです。小川和紙ハーフのタイム(1時間47分50秒=6,470秒)に「対10Kタイム比」(2.13)を掛けて、5分のプラスアルファーを加えました。こちらだと<予測方法(1)>より3分ほど悪くなります。「対10Kタイム比」(2.13)が少し大きすぎるのかもしれません。
6,470×2.13+5分=3時間55分
残念ならが、10Kと20K、30Kを同時に使用して予測する方法が見つかりません。統計的な手法を用いて3点を結ぶ傾向線から予測値を試算することは可能だと思いますが、本末転倒になるのでやめます。この記事をご覧になった方が、それぞれの経験をインプットしてシミュレーションされるとよいでしょう。そうすることによって、自分に適したより精度の高い予測が行えると思います。5000Mから10000Mを予測したり、10Kからハーフマラソンを予測したりする際にも応用が可能でしょう。間違っても、マラソンのテレビ中継で見られるような途中経過を距離数で単純計算した予測は行わないでください(注)。
初めてのボストンマラソンで、どのような結果が出るか楽しみにしています。
* * * * * * * * * *
(注)余談になりますが、東京国際マラソンのように前半が下りで後半が上り、しかもその高低差がきついコースにもかかわらず、20キロの通過タイムが世界記録のペースを超えていたりすると「このままのペースでいけばゴールタイムは○時間○分の世界記録が期待されます」などと無知なアナウンサーの予測が横行しています。このようなことは1度ならず何度も聞かされましたから、特定のアナウンサーの問題ではなさそうです。専門の競技者ではないIさんでも、単純計算ではない精度の高い予測を求めているのです。報道にあたる人はもっと勉強してほしいと思います。視聴率を上げるために、意図的に単純予想タイムを強調している、とは思いたくありません。
2005年 03月 21日
『高橋尚子 失われた夏』を読む

黒井 克行 / 新潮社
ISBN : 4104489034
「こんなはずでは・・・」と誰もが疑ったあの03年東京国際女子マラソンでの失速。そこからこのルポルタージュは始まる。アテネ五輪の女子マラソン代表選手を決める国内最初の選考レース。思いを果たせなかった高橋尚子選手の苦悶を追っていく。著者の黒井克行氏は、4年前にシドニー五輪で高橋選手とリディア・シモン選手との熾烈なデッドヒートを活写した『駆け引き』という一書を物している。
選考レースは、「カミソリのように研ぎ澄まされた」高橋選手の体が計算を狂わせた。本書では「体が動いたということもあって、はやる気持ちを抑えられなかった・・・・・」「最初のハイペースで一気にエネルギーを使ってしまったために血糖値を下げてしまい、後半に大きな影響を及ぼした」「『久々』が暴走に火をつけスタミナを消耗させ、よかれと絞り込んだ『ウエイト』がガス欠におい込んだ」と、調整ミスと前半のハイペースを失敗の要因に挙げている。ベスト体重から4キロも落ちていたそうだ。レースの2ヶ月前にボルダーで行ったインタビューでは「ベストの45キロを切ると故障につながる。過去3回、45キロを下回って3回とも故障している」とのコメントもあった。
「04年3月15日」のことは今でもはっきり記憶している。シドニーに続く五輪2連勝が期待されていた高橋選手のまさかの失速で、代表選考会はもめにもめた。03年世界選手権で銀メダルの野口みずき選手がすでに内定していて、残る2つの代表枠は事実上、大阪国際で優勝した坂本直子選手と名古屋国際でねばりの逆転劇を演じた土佐礼子選手、そしてフルマラソン8戦して6回の優勝実績のある高橋選手の3名で争われた。結果は高橋選手の落選。「ここまで大規模な落選の記者会見は前代未聞である」と書いているように、その日の日本中が日本陸連の本部がある岸記念体育館と高橋選手の待機する赤坂プリンスホテルに注目が集まった――。
アテネ五輪という夏を失った高橋選手は何と葛藤し、何を思い、何と闘ったのか。雌伏から再始動へ。その間に野口選手はアテネ五輪で日本人としての連続金メダルを勝ち取り、9月のベルリンマラソンでは渋井陽子選手が高橋選手の持つ日本記録を塗り替えた。本書は、挫折と栄光のくり返しの中で、高橋選手はこれからも「地の果てまで生ある限り走り続けている」ことへの期待と応援歌になっている。
代表選考会からちょうど1年後の05年3月15日、高橋尚子選手は体調が万全の状態ではないことを理由に今春のマラソン出場を見合わせると発表した。「失った夏」の闘いはまだ続く。
2005年 03月 19日
2005年東京・荒川市民マラソンに出場するみなさんへ
(1)スタート時には東よりの風であっても、途中で北よりの風に変わると、折り返してから向かい風を受けることになります。コース周辺にはあまり風を遮蔽するものがありませんので、往路は十分に余裕をもってペースを刻んでください。そうすれば、復路は栄光のビクトリーロードとなることでしょう。
(2)コースは2003年から大きく変わりました。不整地の多い折り返しコース(2回あり)から、舗装路のみの折り返し(1回)コースへ。これまでより走りやすくなり、起伏が少ないので好記録が生まれやすいのが特徴です。ちなみに、日本陸連公認コースです。
(3)参加者が13,000人ということもあって、会場最寄り駅のJR埼京線浮間舟渡駅は、早朝大変な混雑が予想されます。覚悟してください。また、受付は前日行っておくと安心です。
(4)晴れると、かなり強い日差しを浴び続けることになります。日差しの強さでは、9月20日ころと同じです。きっと、ランパン&ランシャツで走る方が多いでしょう。この季節は皮膚が強い日射に馴れていませんので、以外と紫外線にやられやすいのです。ご注意を。
これまでの練習がよい結果に結びつくことを期待しております。
2005年 03月 13日
LSDとは何か(4)
マラソンの場合は、水泳や短距離走と違ってトレーニングや技術による後天的な要因が大きく作用します。ラストスパートでのスピードやレース展開のセンスのように天性の部分もありますが、そのウエイトはあまり大きくないと思います。筋持久力や最大酸素摂取量は、日頃のトレーニングによって高めるものだからです。しかしながら、それらのすべてがマラソンの素質である、と同時に、それらをすべてあわせてもマラソンの素質について言い尽くしていないように思います。
話題を変えます。自動車にどんなに優秀なエンジンを搭載しても、燃料を貯えるタンクが小さければすぐに燃料が尽きてしまいます。バケツに水を入れるときに、バケツの容量サイズが小さければすぐに満タンになって、それ以上入れようとするとこぼれてしまいます。それと同じように、強い練習を反復していくと、どこかで壁に突き当たり、さらに練習を継続すると故障が発生、ということになります。その壁を突き破って、さらに走力を身につけるためにはどうしたらよいのでしょうか。
自動車で言えば燃料タンクを、バケツで言えば容量サイズを大きくすることです。トレーニングで言えば、強度の高い練習を行ってもオーバーフローしない「器の大きな身体」を作ることです。ここでいう「器」とは必ずしもパワー的な意味に限定されません。「器の大きな身体」はすなわち「故障しない身体」でもあります。「器の大きな身体」こそが、マラソンの素質であると考えます。
マラソンでは多くのエネルギーを使いますが、エネルギーを燃焼させるには筋肉に血液中の酸素が十分に送り込まれることが必要です。身体の隅々まで血液(酸素)を送り出せる機能(抹消毛細血管)が発達していることが大切です。発達した抹消毛細血管を備えていることが、マラソンでいうところの「器の大きな身体」です。
それでは、マラソンの素質である「器の大きな身体」を作るにはどうしたらいいでしょうか。そこで、ゆっくり長く走るLSDが大きな役割を果たします。
2005年 03月 12日
ランニング学会について
ランニング、ジョギング、ウォーキングを実践し、人文・社会・自然科学的立場から広く総合的に研究することを目的とした学術団体です。ランニングの指導方法を深め、安全に、あるいはより速く走ることに遠回りせずに辿る道筋をつけることやそのための情報を発信することを重要な使命と考えています。

<どんな人が会員となっているか>
ランニングに関心を持つ大学等の研究者・医者、競技の立場からは監督・コーチ、ランニングを指導する立場の指導員や市民ランナーなど実に多彩です。また、自己のランニングに文化を花咲かそうとする市民ランナーなど、皆ランニングに繋がる人が会員となっています。会員数は、2000年2月末現在で540名です。
<ランニング学会の活動内容>
最大のイベントは毎年3月下旬に開催される「学会大会」です。東京近辺で開催し、会員による研究発表、特別講演シンポジューム、キーノートレクチャー等毎回メインテーマを設定し、多彩な形式で問題の核心に迫っています。出版関係では、「ランニング学研究」という学術雑誌を年1回発刊し、情報紙として、「会報」を年2回発刊しています。
このブログを通してランニング学会の活動状況をお伝えしていきます。また、ランニング学会に対しては一市民ランナーとしての情報発信を積極的に行っていきたいと思っております。
2005年 03月 06日
05年鶴ヶ島グリーンロードマラソンで後口さんが優勝

<ひとこと>
同部門の2位にはかつて若葉グリーンメイトで活躍していた福田健さん(東松山市)が入った。福田さんは長らくレースから遠ざかっていたが、見事に復活を果たした。現在は、一人で練習に取り組んでいるとのことだが、競技者のころとはちがう楽しみの世界を見つけたのではないかと思う。
若葉グリーンメイトからは15名が参加し、全員が完走した。
後口さんのラストスパート 表彰式の後口さん(右側)と福田さん


2005年 03月 05日
最終刺激練習の効果
若葉グリーンメイトでは、試みに3月6日(日)に地元で開催される鶴ヶ島グリーンロードマラソンに備えて、東洋大学のトラックを借りて実施することになりました。果たしてその効果はいかがなものか。
レース直前のスピード的な刺激練習とはおよそ次のようなものです。
●目的:レースのためのスピード的な刺激を与える
●練習方法の一例:
1)ウォーミングアップ(ストレッチ&ジョッグを30~50分)
2)ウインドスプリント(慣性走あるいは流しとも言う) 100~130m×3本
3)呼吸を整え汗をとってから、1000m×1~2本(90%程度の力で)。レースペースが
目安。
4)呼吸を整え汗をとってから、ジョッグを10~20分
5)ストレッチを入念に行う
基本は、気持ちよく練習を終わり、明日への鋭気を養うことです。速すぎたり、本数が多すぎたりしないようにコントロールすることがポイント。
ここに、その練習効果を調べた報告があります。2000年に発行された「ランニング学研究」で発表された「レース前の最終刺激練習の実際」(山内武、卯田一平)という論文です。大阪学院大学の陸上競技部の長距離ランナーを対象に、最終刺激練習を行う前後における血中乳酸値(*)や心拍数を測定したうえで、10000mのベスト記録と競技会の記録とを比較し、その記録の低下率で競技成績を評価しました。その結果、次のようなことがわかりました。記録低下率【100-(大会の記録/ベスト記録×100)】は、「2日前に最終刺激練習を行った競技者」「1日前に最終刺激練習を行った競技者」「最終刺激練習をやらなかった競技者」「3日前に最終刺激練習を行った競技者」の順で低くなっています。また、最終刺激練習において、血中乳酸値が低い競技者ほど、記録低下率が低い傾向もわかりました。血中乳酸値が低いということは、長距離種目に向いた身体資源を保有していることの証でもあります。
この測定結果はあくまで競技者を対象にしたものなので、初心者が取り入れるのは控えた方がいいでしょう。また、練習不足でレースに臨む場合も同様です。最終刺激練習を行って、本番に筋肉疲労を残してしまうようでは逆効果となるからです。
*血中乳酸値については、下記URLを参考にしてください。
<<http://www.club-arkraysp.net/health/report/01.html>>
2005年 03月 01日
奥日光パークマラソン大会が廃止に
<ひとこと>
大自然の中を走れるレースとして、毎年2000名以上の参加者を得ていた大会だけに残念なことだ。大会の雰囲気については、昨年6月に若葉グリーンメイトのホームページに書かせていただいたので、そちらをごらんいただきたい。
2005年 02月 27日
『ナンバの身体論』を読む

矢野 龍彦 金田 伸夫 長谷川 智 古谷 一郎 / 光文社
『ナンバ走り』の続編とも言うべき『ナンバの身体論』が出た。「捻らず」「うねらず」「踏ん張らない」古武術の身体の動きを取り入れることで、全身を使って動くことにより、動きの効率性が高まり、動き自体が滑らかになって、身体あの局部に負担がかからなくなる、そんな効果をねらった「ナンバ的な動き」の現場報告である。「ナンバ的な動き」とは「スポーツや日常生活の中の難場を切り抜けるための動きの総称」だそうで、実際に自分の身体を動かし、また生徒たちを指導した試行錯誤の体験談になっている。
「ナンバ的な動き」の特徴について、著者は次のように説明する。一般的に、「ナンバ歩き」「ナンバ走り」とは左右同側の手足を交互に出す歩き方、走り方といわれるが、そうではない。右足が前に出る時右腕を前に出し、右半分全体が前に出ていくような動きに加えて、身体内部を器用に使い、全身を動きに参加させる。身体を捻ったり、うねったりすることが少ないので、内蔵の血流が悪くなったり、関節部分に負担がかかることなく長時間労働が可能となる。急な上り坂や階段などで疲れてきたときに、右足を上げるときに右手の平を右腿に添え、左足を上げるときに左手の平を左腿に添える歩き方である、と。ほとんどのトレーニングが筋力を付ける目的で行われているが、どうすればいまの筋力を100パーセント発揮できるかという視点で、筋肉ではなく「骨」を意識して動かすのがコツである、とも。
著者は矢野龍彦氏を始めとする桐朋高校バスケットボール部のコーチ4名である。バスケットボールに生かそうとしたきっかけは、古武術研究家の甲野義紀氏との出会いに始まる。甲野氏がボールを持つオフェンスプレーヤーの役、元トップリーグの著者がそれを守るディフェンスプレーヤーの役で練習をしたところ、簡単に抜かれてしまった。今までやったことのない動きにショックを受けたという。バスケットボール部の練習に古武術の動きを取り入れた結果、これまで東京都のベスト16までしか進めなかった進学校がインターハイ出場を勝ち取るまでに成長する。
ナンバ的な動きは、江戸時代の人々の歩き方に普通に見られていたというのが面白い。私も「洛中洛外図」などの史料でナンバ歩きの様子が描かれているのを目にしたことがあるが、特に注目するということはなかった。農業を始め宮大工や陶芸家など各分野の匠(たくみ)と呼ばれる人々は、ナンバ的動きを修業の中で身につけ、自然に行っていたらしい。それが、明治政府の政策によって「ナンバ的動き」が消え、それとは反対の西洋式の運動理論に傾いたという。
ナンバ的動きはバスケットボールに限らず、野球、陸上、ゴルフなどのスポーツや楽器の演奏など様々な活動にも落とし込みができる。2003年世界陸上で銅メダルの末続慎吾選手やマラソンの高橋尚子、孫英傑選手(中国)もそれぞれのナンバ的な動きを身につけているという。
第二章ではナンバ理論について、続く第三章ではナンバ的な動きの具体的な練習方法について述べている。肋骨と肩胛骨を含む「胸郭ボックス」を動かすことから始まり、胸郭ボックスの潰し、骨盤ボックスの潰し、全身ボックスの潰しを経て、全身のいたるところが潰れ、全身を動きに参加させる仕組みを図と写真で詳説している。「まず胸郭や骨盤を動かしてみて、その部分が動き、変形するということを自覚することが、ナンバ的な動きを行うための基本となる」。
これまでほとんど意識してこなかった胸郭ボックスを動かすということについて、まずそのしくみを頭の中でイメージすること自体がむずかしい。「『歩く』『走る』という動きは、膝の曲げ伸ばしで進む動きではない。重心の前への崩しの連続で進む」とか、「地面を引っかいていく走法よりも、地面に足を置いて後ろに押し込んでいく走法」「胸郭ボックスの前後の潰し」などの説明は、文章からでは容易に理解難いのもがある。ましてや日常生活やトレーニングの現場で実践していくことはさらにむずかしい。本書の中で繰り返し述べられているが、ナンバ的な動きをするためのマニュアルがあるわけではなく、一人一人が自分の身体と対話しながら、アプローチするしかないからだ。しかし、「自分で答えを探す」労を厭わなければ、筋力やスタミナに限界を感じていたランナーには、光明が見えてくるかもしれない。また、故障しない身体作りにも多くのヒントがありそうだ。自分の身体としっかり対話しながら、末永くランニングを楽しみたいという人にお勧めの一書である。
2005年 02月 27日
高岡寿成、東京国際マラソンで優勝
(2005年2月13日放映のフジテレビの中継から)
<ひとこと>
高岡選手ほどのスピードとトラックの実績を持っている人がなぜ勝てなかったのかと、周囲から言われ続けてきた中での優勝。喜びは一塩のことと思う。今日は後半独走になったが、来る世界選手権(8月)では終盤のサバイバルレースで持ち味のスピードを発揮してください。
また、若葉グリーンメイトのメンバーとときどき一緒に練習へ参加している後口浩史(後口RC)さんが今年も出場し、2時間30分を切る快走を見せた。お疲れさまでした。これで、2006年と2007年の同大会への出場権を確保した。
2005年 02月 21日
第39回青梅マラソン
著作権法遵守のため、「見出し」はオーサー(執筆者)で作成し、「簡単な概略」のみの紹介としています。詳しくは、2005年2月20日の読売新聞記事をご覧ください。
<ひとこと>
若葉グリーンメイトからは、30キロの部に10名、10キロの部に1名が参加し、梅薫る青梅路で春の汗をかきました(会員の報告から)。結果の詳細は、追って報知新聞で公表されます。なお、当日の若葉グリーンメイトは、坂戸市で行われた高麗川ふるさと駅伝にも2チームが参加し、Aチームは3位と好成績を収めました。
2005年 02月 20日
LSDとは何か(3)
LSDのねらいは大きく分けて三つありあます。一つは、摂取した酸素を含んだ血液をからだの隅々まで送ることによってスタミナ源の器を大きくする(マラソンのための燃料タンクを大きくする)ことです。二つ目は、疲労回復です。追い込むこと(強い刺激を与えること)だけがトレーニングではありません。弱い刺激を長時間かけて与え、余裕を持ってトレーニングを終わらせることは、明日以降に行うトレーニングへの意欲をかき立てます。三つ目は、故障回復です。故障時のトレーニングは、どうしても消極的になりがちですが、回復に向かっているときは、スタミナや筋力を落とさずに、回復後のトレーニングにつなげたいものです。自分のからだとの対話が最も必要な時期といえるでしょう。
LSDを行う時は、常にどのような効果をねらうかを考えながら、いろいろなバリエーション(スピード、時間、頻度など)を組み立て、進めてください。また、集団よりも一人で行うのに適しています。
2005年 02月 17日
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2005年 02月 13日
LSDとは何か(2)
心拍数でいえば1分間に120泊以下の「ゆっくりしたジョギング」です。ある人は1キロで6分ペースだったり、また別の人は同8分ペースだったりします。時間では、30分であったり、3~4時間だったりします。人とおしゃべりをしながら走れるスピードと考えていいでしょう。ですから、走っているうちに息が弾んで話ができなくなってしまうようになったら、LSDとしては「スピードが速すぎる」ということになります。最初は短い時間から始め、少しずつ時間を延ばしていくようにします。
長い時間にわたってLSDをやり続けると、ゆっくりすぎて耐えきれなくなることもありますが、けして「速く走らない」ことがポイントです。「速く走らない」ことなら、こんなやさしいことはない、と考える方が多いかと思いますが、これが結構難しいのです。
LSDは、マラソンに大切なスタミナ作りには格好の練習方法です。日頃のトレーニングに取り入れて、身体開発に努めてみませんか。
2005年 02月 12日
05年奥秩父山峰山マラソン大会、6月に延期
(2005年1月31日発行の大会関係者宛文書から)
<ひとこと>
奥秩父山峰山マラソン大会の1部(10キロ)は標高差600メートルの難コースで、毎年のように大東文化大学の陸上部から新入生が参加し、箱根駅伝の山登りを目指してレースに臨んでいる。大滝村をあげて取り組んでいて、山派にはこたえられない魅力ある大会だ。